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殲滅部隊2

魔王『全く寛容と言えばいいのか?』と少し呆れた様子

俺『ちなみに隊服にもこだわりがあって、機能性だけではなくビジュアルもかなり凝ってる。アンヘル見ればわかるでしょう。この悪の幹部感』

魔王『なぜ、そんなに軍の戦闘服にこだわる』

俺『あ』とドスの効いた声でいう。魔王はその様子を見て焦ったのか、少し早口で弁明する。

魔王『いや、他意はない戦闘服は結局は血で汚れるし、何より人前に出る服ではない、我々はしっかりと式典用服もちゃんと用意されている。なのになぜ?』俺はそれに『確かにその通りかもしれんがこれにはちゃんとした理由がある』 『理由?』と首を傾げる魔王

俺『軍は所謂抑止力だ、軍事力が高ければ高いほど、無駄な被害を出したのにもないからこそ、その国を攻めないそれが普通の国の王というものだ。たまに軍事力の差を分からず攻める馬鹿もしくは、ナポレオンみたいな戦争の天才とかいるが、それは例外だ。まぁ、前置きはこれぐらいにして、余は抑止力、絶対に攻めたくなくなる様な部隊、象徴となる物が』とニヤリと笑う。

魔王『それがアンヘル率いる殲滅部隊か』

アンヘル『ご明察です。そして、そのわかりやすくするために戦闘服、軍服を性能面だけでなく、見た目もこだわる様にと、王は、おっしゃた。そのため、王の意見も聞きながら、服屋と性能面、ビジュアル面を詰めて出来たのがこの服装です。私は隊長ですので、1番凝ってはいますが、皆がこれに近しい装いになっております』

魔王『性能とは、素材が凝っているのか?』

アンヘル『素材とかは言っていいのでしょうか?』

俺『別いいよ、同盟国だし、全部素材ぐらいなら、あ、製法は絶対に言うなよ』

アンヘル『了解いたしました。簡潔に言うと、魔鋼糸マコウシを使用しています』

魔王『マジで。それ、かなり希少なやつだろ、人工的に作れたとは言え、大量生産する方法がなかった筈だ。開発したのか?』

俺『確かにそうだが、教えられません』

補足

魔鋼糸は魔力を含んだ糸で自然の物、人工でも作れます。魔力量にもよりますが、かなり硬く、物によっては、ダイヤモンドより硬くなります。しかも、人工的に作れはしますが、年に服換算[平均的な成人男性]で一人分くらいしか作れません。自然の物もダイヤモンドと同じくらいもしくはそれ以下しか取れないため、かなりの高級な糸といえます

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