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最強スキル「セーブ」&「ロード」で好きな時にセーブしてロードする事でやり直すことができるのでピンチになってもロードを繰り返して無双してやります !!

作者: 黒豆100%パン


「いやー俺って最強すぎて困っちゃうわ」



「何言ってるんだ?突然」


俺はそう言いながら敵に剣を向ける。敵も突然何を言っているんだとスットンキョーな顔をしている。もちろん適当に言ったわけではなく、事実俺は最強なのだ。と言っても実力は最弱レベルなのだが。

最弱レベルなのに最強だとか何を言ってるんだ?と誰もが思うだろう。まあ見ていればわかる..!



「クソが!!」



「ぎゃああああ!!」



俺は相手の剣で斬られて大ダメージを負った。そしてそこから透かさず風の魔法で追撃をしてくる。なるほど..そう言う行動パターンね...そう思いながら俺は「ロード」とつぶやいた。



《ロードしますか?》



そのようなメッセージに、はいと答えると、目の前が真っ暗になった。




「いやー俺って最強すぎて困っちゃうわ」



「何を言ってるんだ?突然」



そして俺は目の前の敵と対面しながらそう言った。突然何が起こったか分からないだろう?これは俺に与えられた「セーブ&ロード」の力だ。「セーブ」というとその地点でセーブがされる。そして「ロード」と言うとセーブした地点に戻れるのだ。もちろん使ったアイテムも相手に斬られたり風の魔法を受けた事実もなくなる。そしてこれの何がすごいかと言うと...。




俺は相手の剣の攻撃を避けて、次に来る風の攻撃に対策をするため守護の呪文を繰り出す。相手はまるでこちらの攻撃が見透かされているかと驚いた表情をしている。それもそのはずだ。「ロード」をすれば相手は同じ事をするからだ。つまりどんな攻撃も「ロード」で無かったことにし、また同じ攻撃に備えればいい。最弱の俺が最強の理由だ。



「セーブ」



《セーブしますか?》



「はいだ」



《セーブしています...》



「何をブツブツ言っている?これなら避けれまい!!」



「まあちょっとな」



《セーブが終わりました》



「オッケー。早く来い」



「貴様!」



敵さんは大きな竜巻を起こす。だがそんなもの無意味だ。わざと攻撃を受けて、次なる攻撃を待つ。相手の攻撃を知れば知るほど「ロード」で戻って対策ができる。



「風神乱舞!!」



なんとか敵は竜巻に乗って攻撃をしてきたではないか。何度も斬りつけられ瀕死の俺にとどめの一撃をかます。

倒れた俺的はに剣を向ける。



「これは初見では絶対避けれない最強の技。そしてこれを食らったら立っていられない」



「そうかい。ロード」



《ロードしますか?》



「はい」





「何をブツブツ言っている?これなら避けれまい!!」



お、きたきた!風神の舞か!」



「な?何故それを??」



そりゃあそうだ。その風神の舞とやらの前でセーブし、それを受けた後にロードをした。もちろん次に来るのはそれに決まっている。敵は少し動揺を見せている隙に、こちらから攻撃を仕掛ける。



「スーパースラッシュ!」



「うあああああ!」



敵は悲鳴を開けながら倒れた。俺はセーブと呟き、セーブを行った。これでロードしてもこの敵を倒したこの地点から始まる。いやー良かったよかった。俺は最強すぎて困っちゃうなあ全く!

俺はそんな事を考えながら歩きだした。








「向こう側が騒がしいな」



歩いていると大人数が鋼鉄のスライムを追いかけているのが見えた。あいつは確か倒せばものすごい経験値が貰えるんだとか何とか...だが最強に俺には必要ないな。そう思いながらまた歩きだし、ふとこんな事を考えた。



「また歩くのめんどくさいし、ここでセーブしとくか。セーブ」



《セーブしますか?》



「はい」



《セーブしています...》



その時だった。矢が数本飛んできて俺の胸に刺さる。嘘!セーブ中だって言うのに..!俺はとっさにリセット!と言うと目の前がまた真っ黒になった。

目を覚ますとあの風神の舞とか言う技を使う的を倒した後からだった。良かった。俺にはセーブとロードの他にリセットというのがあり、これも最後のセーブ地点まで飛べるのだ。まあ、ロードがある時点で使わなと思っていたのだがまだか使う時がくるとは。

セーブ中はロードができないため、リセットはこのような非常時の対策だったのだろうか。



「あれ?」



俺は何気なくカバンを見るとカバンの中に入っていたアイテムが増えているのに気づいた。おかしいな?買い物をしていないのに...したとすれば、セーブ中のロード...まさか!俺はセーブを行い、セーブ中にもう一度リセットを行う。まさかとは思うが、一応やってみる。



「やっぱり!増えてる!!」



予想通りだった。セーブ中にリセットしたせいなのか、バグってアイテムが増殖していたではないか!これは使える..!アイテム増殖バグとでも名付けよう。

俺は何度も行いアイテムを増やす。やればやるほどアイテムが増えていく。こりゃあいい!!最強な俺がさらに最強になるじゃないか!!」



「さて、いくか」



満足した俺はまたあの矢のところまで向かう。少し歩きこの辺だったか?とつぶやいて立ち止まる。少し待つと同じ方向から矢のとんで来るのが見え、それを避ける。

はいはい、矢が来るのがわかってれば避けるのなど簡単だ。矢の飛んできた方向を見ると誰かが慌てて逃げてくのが見える。

まあ追わないでいいだろう。どんな奴だろうと、この力が有れば、負けないのだ。



「とりあえずセーブっと」



《セーブしますか?》



「はい」



セーブが完了する。これで俺はいつからでもここから始めることができる。



「向こうから馬に乗った軍団がやってくる。矢を持っているとことを見ると、あの矢を打ってきた奴らの仲間だろう。誰が来ようと俺は負けない。この最強の力がある限り...。


「お前、誰だ?俺に喧嘩売ろうなんざ100年早いよな」



「ふっ、たわけが」



少し調子に乗ってそう言うと、リーダー的存在の男がそう返してくる。

こいつは身の程ってものを知らないようだな。ここは一丁、思い知らせてやるか。

俺はロードとセーブを繰り返した。相手の攻撃はロードで戻ればわかるため、避けるのは容易だ。俺はあっという間に制圧してしまった。やはりこの強さは困っちゃうなあ。



「ん?」



その者たちが持っていた何だかレアそうなアイテムを拾い上げる。金色のツボのようだ。



「それは!大事なアイテムで!」



「ふーん...」



大事なアイテムとなれば、やる事は1つ。このレアそうなアイテムでも増殖させるかな。俺は《セーブ》と呟きセーブをする。

《セーブ中です...》と言う声を聞きながらリセットと口にした。目の前が真っ暗になりまた明るくなる。これでレアアイテムも増えてウハウハだ!!!これからさらなる俺の無双人生が始まる...!



《セーブデータが壊れています!!もう一度やり直してください!!》





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[良い点] 非常に素晴らしい!小説家になって食っていけるほどの世界観と発想!久しぶりに天才に出会った [気になる点] スーパースラッシュ?をもっとカッコイイ名前にしたらどうでしょう? [一言] 作者さ…
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