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ニ話目ー
ーーー古い遺跡ーーー
薄暗い空間に6人ほどの身なりの悪い人がいる。
その者たちは偶然見つけた遺跡を漁り金目の物を探そうとしている。
時々古い魔道具が見つかってるため真剣に漁り続ける。
書物を漁っていたものが何かを偶然見つけてしまう。
その書物には異世界から力を持つ人物を召喚する手段が記されていた。
召喚と言えば勇者召喚の魔法が王族に代々伝わっており、一般人が知ることはできない。
勇者召喚以外は召喚士のスキル、魔物召喚くらいしかなく人間を召喚できる手段はほとんどなかった。
その書物に記されてる手段は明らかにどちらでもなくその情報を売るだけでも一財産にはなるだろう。
しかし見つけた者たちはその情報を秘蔵し、自分たちで使おうとした。
呼び出したものを奴隷にして戦力として扱うことを決めたのだ。
その者たちは盗賊であり情報を売ったとこで捕まるのは当然であった...




