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二つの魂が宿る体で異世界を満喫す  作者: 辺境の村人N
10/15

001-4

このくらいの文字数のほうがきらく...

ーーー暗い部屋ーーー


月の明かりが鉄格子の隙間から僅かに零れる。それ以外の光はまるでなく月の明かりが届かない場所を見るのはかなり困難となっている。


体の主と相談し奴属を解除するためにスキル「我が道を往く」、盗賊の拠点から逃げる手助けとして治癒力を高めるために「癒しの力」をスキル「カオスブラッド」によって取得する


■ ■ ■ ■ ■

名前:なし

性別:女【男】

状態:健康、骨折【正常】

年齢:8【27】

レベル:4【1】


スキル

なし(なし)【鑑定lv1、言語理解lv1】


レアスキル

健康体lv8(屈強魂lv4、大図書館、我が道を往く、癒しの力lv1)【計算力lv9】


エクストラスキル

なし(賢者の隠蔽技術lv15、カオスブラッドlv2)【二魂の肉体、回答者、情報器】


称号

耐え抜いた者、二人で一人、超越者、大図書館

■ ■ ■ ■ ■


レベルが付くスキルとつかないスキルの差がいまいち分かってないがとりあえず状態から奴属が消え、衰弱が健康に変わっていた。


スキルが付与された瞬間体の主が身に着けていた首輪がことりと床に落ちる


「とれた...勇者でも聖女でも外せない首輪なのに」


....今何言った?勇者じゃ外せない?


{誰も外せない首輪。勇者、聖女、賢者、天使、悪魔、竜、龍。縛り付ける力強力}


あれ?でも勇者スキルで外したよな?


ーーー勇者、聖女、賢者といった特殊職業のスキル開放は順番に個体差があります

ーーー基本的にそれまでの行動もしくはランダムに出現します

ーーー佳境を乗り越えると取得しやすくなります


なるほどなぁ。


{何を考えてる?早く逃げる。気が付かれる前に}


{それもそうだな、脱出ルートは決まってるのか?}


{ご飯作るとこ逃げる。ごみ捨てるとこある}


{ダストボックスとかのことかな?まぁ体の主に任せるしかできないか}


{任せて、絶対逃げる}


そういうと体の主はゆっくりと自分の部屋の扉を開ける。外は月明りが全くと言って届いていない。こんな暗闇では先が見通せない。


しかし体の主は怯える様子も見せずに歩きだす。壁に手をついてゆっくり音を立てずに。


道の分からない自分ができることが何もないな、どうしよう?


ーーー魔力を探すと決めていたはずです


おぉ忘れてた。魔力ね魔力。


ーーー..........


だ、黙らないで!悪かったから!


といっても魔力ってなんだ?こんな時のための後輩とのやり取りだな!思い出せ俺!


~~~回想~~~


「パイセン、パイセン!この小説読みました?」

「読んでないんすか?まぁパイセン小説読みませんしね。仕方ないです」

「仕方ないので僕がこの小説の良さを語ってやりますよ!」

「え?仕事っすか?...後できちんとやりまーす」

「へへへ、やっぱりパイセンは甘いっすね。普通ここ怒るとこっすよ?」

「んで話し戻しますけどねこの小説は魔法があるけど使える人が少ない世界に転生する物語でして!」

「え?また転生かって?もちろんですよぉ!僕が真面目な小説読むと思ったんですか?」

「...その反応はちょっと傷つきますね。仕方ないと思いますが」

「んでんでこの小説での主人公は前世、普通の日本で暮らしてた人で魔法に憧れてたんです!」

「興味なさそうっすね。まぁ気にせず続けますが」

「異世界にわたり暫く経ち魔法の存在を知った主人公は使おうと試すんですよ!」

「ですが魔法は発動しません。魔力を感知できる人が極端に少ないのが原因らしく魔法を教えられる人が少ないらしいんですよ」

「それで主人公は魔力の感知方法を探し始めたんっすね。」

「見つけた方法が瞑想して周囲の気配を探ること、で近くにいる精霊の気配に気が付けたんですよ!」

「気が付けた理由が転生特典で身についたメニューと近い何かの気配を感じ取ったことらしいです!」

「そしてそこからは主人公の魔法無双っすね!やっぱりチート物は理由がガバガバでも爽快感があっていいですね!」


余分な情報を無駄に思い出しすぎた気がする。メニューに近い気配、か。

メニューに近いものと言えばこのステータスだよなぁ。後は首輪?首輪は部屋に置いてきちゃったしステータスから探るかぁ。


ーーー....この世界で暮らしていた少女の魂が首輪を回収してますよ

ーーー首輪が外せるのが知られるのは危ないそうです


....ちょくちょく思ってたけど自分より賢い?


ーーー....コメントを控えさせていただきます


..........







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