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第二話 邂逅そして刻まれた愛

第二話でっす(*´▽`*)

よんでやってください。

 魔法陣の強烈な発光とともにわずかな浮遊感を感じた。

目を開けるとそこは女神の言っていた通りの、のどかな森林……ではなかった。

先ほどの空間ととても()()見渡す限り何もない空間に出た。

そう…似ている空間だった。

()()()()()()()()()()()()()という点を除けばだ。

突如、後ろから声がする。


『ふふっ、やっぱりあなた面白いわ(素敵だわ)


とても妖艶で甘い声に思わず竦み上がってしまった。その声に全身が弛緩して動くことができない。


『ああ、私の愛しい子。今はまだ私を見てくれないのね』


どこまでも魅惑的なはずなのにどこか悲哀なその声は少しずつ近づいてきている。


『だから今はこれだけ……』


口の中に鉄の味が広がっていく、美味しいはずがないその味に微かな甘さを感じながら。

遠のく意識の端に深紅の唇に添えられた純白の二本の線が見えた気がした。


〈告:【?魔法】と【???の加護()】を獲得しました〉


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



目を開けると()()()()、見渡す限り木に覆われていた。

ああ、のどかな自然は良いなあ……()()()()


「あ……あぁ……あああああああああああああああああ!!!」


先ほどの恐怖がフラッシュバックしたのだ、抑えがたい吐き気、今にも爆発しそうな音を鳴らす心臓に、逃げ場の無い恐怖に余裕がなくなり呼吸ができず、息が苦しくなっていく。


「――――っっ!?!? ヒューヒューヒュー」

(苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい、苦しい)


息ができない。苦しい。空気を…。

意識が飛びそうな中、何とか荒い呼吸を何とか整えようとするが、うまく呼吸ができない。


〈告:(マスター)の生命に異常を感知、呼吸困難と推測、横になり落ち着いての深呼吸を推奨します〉


頭に響いた指示に驚きつつも、指示通りに深呼吸を始める。


「ヒュー―っひゅーーっふーーっふぅー」


なんとか落ち着くことができた。さっきの()()は一体何だったんだろう。夢か?


〈告:ステータスの変化から何らかの干渉があったと思われます〉


というかさっきから聞こえるこれはなんなんだ。さっきは確かに助かったけど……


〈解:エクストラスキル【有識者】の思考補助によるものです。先ほどは(マスター)の生命活動に異常が見られたためエクストラスキル【鑑定】に接続し、詳細を確認のうえ対処法を模索しました。〉


そうか、自分で願ったスキルとはいえすごいな。さっきは助かったよ。

ついでになんだけど、ステータスってどうやってみるの?


〈解:“ステータス オープン”と発言また念じることで起動します〉


(ステータス オープン)


スクロールのような物が手元に出現した。

うーんゲームのウインドウみたいなのが理想なんだけどな。まあいいいか、それでステータスはっと。


__________________________________________________

名前:ユキト・アカハラ 人間 男

職業 

Lv.1

HP:200/200

SR(ステータスランク).D

物攻 D

物防 E

魔攻 D

魔防 F

敏捷性 E


エクストラスキル

鑑定 アイテムボックス 有識者 素質付与 成長補正


ユニークスキル

?魔法(封印)


スキル

水魔法 風魔法 光魔法 刀術


加護

神々の加護

???の加護()

__________________________________________________


ふむ、Lv(レベル)HP(ヒットポイント)と基本ステータスがあるのか、魔法の適正は水、風、光か三種類の適正は素直に喜ぶべきだな。今から使うのが楽しみだ。ただ問題なのがユニークスキルの【?魔法】と【???の加護()】なんだよな。鑑定で確認してみるか。


【?魔法】 状態:封印

?をすることができる。

【???の加護()】により封印されている。


【???の加護()】 状態:未覚醒

【?魔法】の適正を得る。 

加護の強さによって【?魔法】威力上昇


結局、たいしたことは分からなかったけど、???とあの暗い部屋が関係してるってわかっただけでも上々かな。とりあえずほかのスキルも鑑定してみよう。


【アイテムボックス】

異次元に物質を収納することができる。

ボックス内では時間経過しない。

生物は生きた状態では収納出ない。


【有識者】

思考補助 

・他機能を用いて、思考に補助が加わる。

並列演算 

・同時に複数の処理が可能になる。

高速思考 

・思考が高速化されよりスムーズに行える。

最適化

・行動の一つ一つを最適化することができる。

・他スキルと組み合わせることで能力が向上する。


【素質付与】

魔法を除くをあらゆる分野に適正を得る

魔法においては魔力操作などの技能に適正を得る


【成長補正】

成長に補正がかかる。

スキルや肉体技能の習熟に補正がかかる。


【水魔法】 適正:S 

水操ることができる、習熟度や適正によって氷・雪を操ることも可能。

変幻自在で創造力が武器になる。


【風魔法】 適正:B

風を操ることができる。

補助魔法としての能力が高い


【光魔法】 適正:B

光を操ることができる。

治癒魔法としての一面を持つ


※魔法:適正rank、S~D

   

【刀術】

刀の扱いがうまくなる


ざっとこんな感じかな。正直、【有識者】が有能すぎる気もするけど魔物との戦闘もまだだし何とも言えないか。魔物との戦闘に期待を抱きつつも、いまだ謎のままのスキルと加護への不安を振り切ることはできなかった。

ド素人の拙い作品ですが。

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ステータスと一部表現を変更しました。

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