開戦前夜と戯れて855
やまさんからは一向に連絡が来ないのを見計らって、あちきは己自身との自問自答を繰り返したのであリンスね。
「つまりは外に歩いて出て、職場で仲間と談笑している内は自殺なんかしないさ」
「その間隙を縫って婚活を促すのだな?」
「それしかあるまい」
と言ったのであリンスが、諸兄よどう思う?お笑い草か?ほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ(^-^)(^.^)(^-^)/(^.^)(^-^)(^.^)(^-^)/(^_^)(^-^)/(^_^)(^-^)/(^.^)(^-^)(^.^)(^-^)/(^_^)(^.^)(^-^)(^-^)(^.^)(^-^)
必ず連絡すると言うやまさんからは一向に連絡は来ない。
そしてあちきは時間の狭間をじっと凝視するように、己自身と自問自答を繰り返す。
「やまさんは自殺しないのか?」
「大丈夫だ、抜かりは無い」
「油断大敵だろう。お前はやまさんではないのだし、ましてや心理療法士ではないから、やまさんの病気の症状全体を把握してはいないじゃないか?」
「それはそうだが、やまさんは寝たきりの老人ではなく、抗鬱剤を飲むにしても、職場に来て仲間と楽しく談笑しているのだから、その構図がある限りは、自殺なんかしないさ」
「つまりは外に歩いて出て、職場で仲間と談笑している間は自殺なんかしないという事か?」
「明言すれば、歩ける内はやまさんは自殺なんかしないさ」
「その間隙を縫って、婚活を促すのだな?」
「そうだ」