開戦前夜と戯れて790
あちきは答えたのであリンスね。
「虐められたり、差別されたりした者は、その痛みを知っているから、他者を虐めたり差別したりはしなくなると思うのだよね。たかさん」
たかさん曰く。
「何でも経験値がものを言うという事ですかね?」
あちきは答えたのであリンスね。
「そうだね」
と言ったのであリンスが、諸兄よどう思う?お笑い草か?ほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ(ToT)(^-^)(^.^)(^_^)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(^-^)(^.^)(^_^)(^.^)(^-^)(ToT)(^-^)(ToT)(ToT)(ToT)( *´д)/(´д`、)(^-^)(^.^)(^_^)(^.^)(^-^)(ToT)( *´д)/(´д`、)( *´д)/(´д`、)(ToT)(^-^)(^.^)(^_^)(ToT)
あちきは言ったのであリンスね。
「誰しも虐めや虐待に遭遇したくはないと思っているけれども、どうだろう、虐めという現象を知らないと、虐めの痛みは分からないと思うのだよね、たかさん」
たかさん曰く。
「それは虐められた事がない人でも虐めに遭遇するべきだという意味合いですか?」
あちきは言ったのであリンスね。
「以前俺が取材した時、虐めは小学校の通過儀式に過ぎないと言っていた女史がいて、その女史は虐めの何たるかを知っているので、虐めはもうやらないと言っていたんだ、たかさん」
たかさん曰く。
「通過儀式の形はどんなものだったのですか?」
あちきは答えたのであリンスね。
「虐められた者が省かれ孤立するのを恐れて、虐める側になり、その虐めグループの輪がどんどん広がって行く形だよね。たかさん」
たかさん曰く。
「それは確かに虐める側の気持ちも分かるし、虐められる側の痛みも分かりますよね」
あちきは言ったのであリンスね。
「そして、その時期を過ぎると、嘘のように虐めから遠ざかって行ったと言っていたんだ、たかさん」
たかさん曰く。
「社会人になっても虐めには関わらない心が育まれたわけですね?」
あちきは答えたのであリンスね。
「そうだね。この通過儀礼は差別と同義だと思うのだよね、たかさん」
たかさん曰く。
「差別されないと差別された痛みは分からないという事ですか?」
あちきは答えたのであリンスね。
「そうだね。虐められたり、差別されたりした者は、その痛みを知っているから、他者を虐めたり差別したりはしなくなるのは真実だよね。たかさん」
たかさん曰く。
「何でも経験値がものを言うという事ですか?」
あちきは答えたのであリンスね。
「そうだね」