開戦前夜と戯れて700
たかさん曰く。
「不可分の真理知覚の虚しさに涙しているのですか?」
あちきは答えたのであリンスね。
「そうだね、無としての心が無としての存在論的心のひきつるままに、その真理的無の永遠遡行の惜別の繰り返しの哀しみに、俺は涙しているのだよね、たかさん」
と言ったのであリンスが、諸兄よどう思う?お笑い草か?ほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ( T∀T)(ToT)( T∀T)(ToT)( T∀T)(ToT)( T∀T)(ToT)( T∀T)(ToT)( T∀T)(ToT)( T∀T)(ToT)( T∀T)(ToT)(ToT)( T∀T)( T∀T)( T∀T)( T∀T)
あちきは続けたのであリンスね。
「彼女は不可分不可知の分からない事を知りたい、それが私の人生の希望だと言い、宇宙創世の謎、ブラックホールが何故あるのかに言及して、俺にアプローチしたのだけれとも、俺の脳裏を掠めた解答は、指先がエッシャーの階段になって、二階にある宇宙創世の謎の部屋の箪笥の中をまさぐるのだけれども、その指先の感覚は同時多発感覚(笑)として、宇宙創世の箪笥の中身をまさぐる無の感じと、それをまさぐる単なる指先の無の感覚に永遠遡行して行き、そのエッシャーの階段永遠遡行感覚に無としての涙を流して、無としての有を感じ取る性癖に疎んじ、嫌になって涙するばかりでね、たかさん」
たかさん曰く。
「それは存在論の究極の姿、あるは無いが支えている、無いはあるが支えている、その不可分の消失が無の永遠遡行を生み出し、涙している事なのですか?」
あちきは答えたのであリンスね。
「無としての存在論的知覚はエッシャーの階段ばりに、二階にある箪笥の中身である宇宙創世の無の永遠遡行真理あるいは真実を同時多発的に遡行して、ひたすら無を知覚するのだけれども、その知覚する心が又無である事に心は軋み、哀しみに涙しているのさ、ただ」
たかさん曰く。
「ただ?」
あちきは答えたのであリンスね。
「あるは無いであり、無いはあるがままの、無いがある、心の存在を俺は肉体を通して感じ取っているから、その不可分、不可知のはかなさに俺はひたすら哀しみ、涙しているのだよね。たかさん」
たかさん曰く。
「真理はあるが無いままに、つかみ所の無い心のままに永遠遡行的に無に帰結してはかなく、それに涙しているのですか?」
あちきは答えたのであリンスね。
「無としての永遠遡行の、その真理の無い無知の哀しみの繰り返しに、俺は涙しているのさ」
たかさん曰く。
「無の永遠遡行の無であるが故に知る事が出来ない、その哀しみに涙しているのですね?」
あちきは答えたのであリンスね。
「違うよ、たかさん、真理は無であり、無は真理だから、その永遠遡行のはかない指先と、二階にある箪笥の中身の真理の同時多発性無知に、俺ははかなく、哀しみに涙しているのだよね、たかさん」
たかさん曰く。
「不可分の真理知覚の無の永遠遡行の虚しさに、涙しているのですか?」
あちきは答えたのであリンスね。
「そうだね、無としての心が無としての存在論的感情のひきつるままに、その真理的無の永遠遡行の惜別の繰り返しに、俺は涙しているのだよね、たかさん」