開戦前夜と戯れて658
あちきは尋ねたのでありんんすすね。
「二つの可能性とは何、たかさん?」
たかさん答えて曰く。
「ピンポイント盗まれて取り戻された可能性と、貴方の言う通り、偽造公文書が司直に渡っても特定されない絶対の自信が有った可能性ですよね」
と言ったのでありんんすスが、諸兄よどう思う?お笑い草か?ほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ(>_<)(*_*)(>_<)(*_*)(>_<)(*_*)(>_<)(*_*)(>_<)(*_*)(>_<)(*_*)(>_<)
あちきは再度嘆息して言ったのでありんんすね。
「前言撤回するけれども、あの公文書が見つかっていれば、捜査に着手して、出所を特定は出来たかもしれないな、たかさん」
たかさん尋ねて来て曰く。
「言わば支払い公文書は重要な物なのに、不用意にも貴方は無くしてしまったわけですよね?」
あちきは答えたのでありんすね。
「うーん、俺はそういった大切な物は書類入れに入れて、なくならないように万全を期しているのだけれども、忽然と無くなったのだよね、たかさん」
たかさん再度尋ねて来て曰く。
「まさか盗まれたとかは無いですよね、家の戸締まりとかは厳重にしていましたか?」
あちきは再度唸り答えたのでありんんすね。
「いや、家は結構子供達の出入りが激しいし、鍵掛けずに、開いたままのビハインドは結構有るし。でもその公文書以外の重要書類は皆手付かずで有ったし、うーん、実行犯はそこまではしないだろう、たかさん?」
たかさん曰く。
「いや、貴方の家の住所を知っていたわけだし、偽造公文書による支払いが、一定期間なされていなければ、ピンポイントその証拠になる偽造公文書?を盗み出して、取り戻した可能性は大いにあるでしょうね」
あちきはため息をつき言ったのでありんんすね。
「おい、おい、怖い事言わないでくれよ、たかさん」
たかさん曰く。
「とにかく二つの可能性がありますよね」
あちきは尋ねたのでありんんすすね。
「二つとは?」
たかさん答えて曰く。
「ピンポイント盗まれた可能性と、貴方の言う通り、偽造公文書が司直に渡っても特定されない絶対の自信が有った可能性ですね」