戦争前夜と戯れて

開戦前夜と戯れて470

「神の慈愛と一体化した聖人は、その慈愛故に人々の心に平安をもたらすだけで、けして人々を殺めたりしないと言う事ですか？」

と言ったのでありんスガ、諸兄よどう思う？お笑い草か

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アチきはたかさんに向かって言ったのでありんすね。

「神に祈りを上げ、その詔を戴いた真の聖人は、神の慈愛と一体化しており、その口から人を殺せと詔を発する事は断じて無いと言う事なのだよね、たかさん」

たかさん曰く。

「成る程、神と一体化した聖人は、神と同じく一元論的慈愛存在なので、他者と言う概念は失せ、殺すと言う発想もあるわけが無いと言う事ですね?」

アチきは答えたのでありんすね。

「そうだね、さもなければ聖人とは言えないからね」

たかさん曰く。

「聖人は神と一体化した慈愛を以て、人々を癒し護るものだから、人々に心の平安だけを与え、けして殺めたりはしないと言う事ですね?」

アチきは答えたのでありんすね。

「そうだね」