開戦前夜と戯れて361
たかさん答えて曰く。
「露の無敵兵器は対英仏に向けられた抑止力の誇示なのですよね┅」
アチきは尋ねたのでありんすね。
「第三次世界大戦を回避する為には露と英仏が歩み寄り、世界平和を期すしか無いのか、たかさん?」
たかさん答えて曰く。
「そうですね┅」
アチきは再度固唾を飲み言ったのでありんすね。
「露はウクライナ問題、シリアを絡めた中東問題にも深く絡んでいるから、結構やばいよね┅」
たかさん答えて曰く。
「やばいなんてものじゃないでしょう。それが大国間同士の大戦の火種になっているのだから」
アチきは言ったのでありんすね。
「一触即発か。我が国は、北情勢さえ和平ムードになっていたら、世界平和も訪れると思っている、所謂平和ボケ、世界情勢音痴が多いから、緊迫感が薄いのだよね、たかさん?」
たかさん答えて曰く。
「大国間同士の大戦になるとするならば、露対英仏の構図が一触即発なのですよね┅」
アチきはため息をつき言ったのでありんすね。
「露の無敵兵器はその大国間同士の大戦に使われる可能性が高いのか。でもその大戦が勃発すれば、間違いなく第三次世界大戦に発展するよね、回避は出来ないのかな、たかさん?」
たかさん答えて曰く。
「露の大統領は第三次世界大戦を嫌う声明を出して、北問題の時にも大戦になるから自粛した方がいいと声明を出したし、イスラエルの暴走を阻んだ経緯もあって、第三次世界大戦を望まないからこそ、無敵兵器の抑止力を誇示して英仏を牽制して、自国の正統性を誇示しているのですよね」
アチきは言ったのでありんすね。
「ならば英仏両大国との歩み寄り、世界平和を望む姿勢しか無いか、たかさん?」
たかさん答えて曰く。
「そうですね┅」