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89 平和は遠い ~北方戦線とビシー砦の戦いと内戦7~

うん、更新するの忘れてた。マジで、す↑まん↓


次も更新間隔は開きます。(たぶん)

「そろそろ、ビシーか砦の敵大将はアンヌ・ハレットっていう臆病者さ。何日か圧力かければ、すぐに降伏するさ。あいつとは、知り合いだからな。でも、官兵衛みたいに幽閉はされたくないからな。行かへんよ。」


「…ちっ」


「えっ?舌打ち?マジでぇ?」


「あ?」


「す、すみませんでした!」


「うちらの大将って、参謀の金田さんに尻に敷かれているよな。」


「まぁ、巨乳で性格がSなのも大将のせ、好みでしょう?」


「女性の君が言うと、嫌みにしか聞こえないよ。」


「ハハハなにいってるんですか?」


「えっ、あの、ちょっと、まって、ください!コッキングしないでください!バレルが見えてます!ヒィィィィ辞めてください!」


「ハンナさん、そこまでにしときな。憲兵がにらんでるぞ。」


「ちっ。」


「(参謀と同じかぁ…)」


「『あ~あーマイクテス、マイクテス。通信良好。各部隊に次ぐ、敵勢力のビシー砦を包囲する。各部隊は早急に作戦行動に入れ!歩兵師団長、砲兵大隊長は作戦会議をするので、集合。通信長は通信機械、操作人員を班別に作り、急いで準備を整えよ。終わり』」


西部方面軍の女性は強い(確信)した、多くの将兵らは、無線に入ってきた包囲作戦ため、急いでその場から逃げるように、準備に入った。

そして、作戦会議用のテントに入ってきた師団長、大隊長が指揮官をみると、参謀にボコボコにされた軍団長がいた、師団長と大隊長は、引きつつも参謀をみると、物凄くスッキリした顔で横にたっていた。


「(怖わ!)」


「誰が、怖いですって?」


「そ、そんなことは言っておりませんので、は、早く作戦会議をしましょう。包囲していても、援軍が来るかも知れないので、その対策を決めましょう。」


「まず、私から言わしてもらいますと、敵援軍の可能性は0に等しいと思われます。なぜなら、ビシー砦にこれる敵要塞などは、別動隊と東部方面第1、第2軍が、押さえられているので、0に近いです。」


「私も、0だと思われます。しかし、万が一と言うこともありますので、ここは力攻めするのが、よろしいかと?もしくは、野砲で蹴散らすかですが。」


「では、まず砲兵大隊が砦に向けて砲撃、その後、歩兵師団を突入させ砦を占拠する。これで、どうかな?」


「妥当でしょう。」


ビシー砦を包囲から3日が経ち、攻撃開始の宣言開始時刻が迫っていると、歩哨から白旗を揚げた騎兵が一騎迫っているとの報告を受けた。


「マジか、歩哨に白旗を揚げているなら、攻撃はするなと伝えておけ。」


白旗を揚げた騎兵が、歩哨が立っている近くに来ると、用件を声だかに伝えた。


「馬上から失礼する!ビシー砦城主アンヌ・カレータ様の使いでやって来た。軍の大将に合わせていただきたい!」


「少し、お待ち下さい。」


歩哨は、肩にかけてある無線で、営の陣の無線に繋げた。


「お会いになるそうだ。大将の要るところは、ここを真っ直ぐ行くといい。護衛が2名付くことになるが、我慢してくれ。」


使いの者は、お礼を伝えると馬を降り護衛2名と共に営に向かうと、参謀2名と大将が座っていた。


「君が、使いの者かね?」


「そうでございます。まずは、こちらをお読みになってください。」


使いの者は、そう言って棟からひとつの紙を取り出した。

小野田大将は、紙を読むとそれは、降伏する旨を書いた紙であった。


「本当に、降伏するのだな?臆病者のあいつとして、結構はやかったな?10日は持つと思っていたのだが。まぁ、良い。こちらの条件はまず始めに、武装解除。現地徴兵した兵員はその場で、解散させろ。あとは、あれだ明日の朝まで、待つ。これだけだ。帰って伝えろ。」


「は。」


使いの者は、陣地の外に留めていた馬に乗ると、砦に戻っていった。

その頃、本営では小野田大将が少し思案顔担っていった。


「カレータの評価を改めなければなった。」


「なぜ、ですか?」


「実は、あの降伏書簡には策がある。概要はまぁこんなところだろうか、砦の城壁の上に弓兵を置き、我々が城門を潜り終えたあとに火矢でも射ってくるだろう。その為の、対策はある。」


小野田大将が、参謀と各指揮官に作戦を説明すると、次の日砦に向けて出発した。


ビシー砦の城門の前に指揮官と武官などが服して待っていた。


「降伏の承諾ありがたく思う。」


「は。ビシー砦守備太守アンヌ・カレータここに、砦の印を渡し降伏いたします。」


「うむ。」


西部方面第1軍の副軍団長のケイタ・カワニシが印を受け取ろうとすると、城壁の上から数本の矢が副軍団長の胸に刺さったが、防弾ベスト(※カワニシ特注)のお陰か、ゴムに矢が刺さっただけであった。


「これは…話は無かったことにさせてもらう。砲兵に攻撃開始の合図を送れ!」


「は!」


近くに居た通信兵は、発行信号弾(赤色)を頭上に向けて射つと、信号弾は爆発した。

このとき、第1砲兵大隊にて、砲撃準備が行われていた。


「大隊長殿!砲撃開始の合図です!」


「準備は!?」


「準備万端であります!」


「よし!目標城壁撃て!」


10両の155mm榴弾砲(サンダーストーン)から10発の榴弾が放たれた。


「どんどん撃て!」


それから、1両から間隔を開けて連続で、3発の榴弾が城壁に向けて放たれた。

その榴弾により、城壁は崩壊、歩兵師団と王族の騎兵師団が砦に突入した。


「撃ち方!撃て!」


城内は歩兵達の銃剣突撃と射撃による負傷者や死亡者があって、城主の証として印綬を差し出していたアンヌ・カレータは、急いで城内に戻って防具などを装備して、剣を抜き、剣兵の指揮を執っていたが、銃撃による一方的な攻撃により剣兵は被害で言えば、全滅であったが、数名の剣兵とアンヌ・カレータは別の剣兵隊を吸収したあと、戦闘を続けた。


「総員着剣!突撃ぃぃぃぃい!前へぇぇぇぇぇぇ!援護射撃用意!撃て!」


5名の援護射撃の元、歩兵達は剣兵へと突撃をした。

抵抗する剣兵を倒していると、アンヌ・カレータを捕獲したと、報告が入った。

その後、拡張スピーカにより降伏を勧告、全軍武装解除後、鉄道列車にて収容所送りとなった。


「全軍!次はレリダ城壁である!私は、長い事を言うのは好かん!なので、一言で言う。心せよ!これのみだ。理解は各々にまかせる。以上だ!」


司令官の小野田大将の話が終わると、行軍の開始日も伝えられたのであった。

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