83 平和は遠い~王都西門の戦闘と内戦~
朝8時に投稿出来なくてごめんなさい!恐らく、明日も更新出来ないと思います。本当にごめんなさい。題名は決まっているんですが、中身が全然できていなのいで…本当に、申し訳ない。
「敵軍を視認!各部隊射撃内にはいりしだい撃て!」
各部隊の隊員達が、敵を待ち受けていると、敵からドラムを撃ち鳴らす音とラッパが響く。
敵軍は横陣になり、ゆっくりとこちらに向けてくる。
「あんな、形で来るのっていつの時代だよ…近世だけとはわかるけど…城壁の上からみる景色は絶景~。」
敵歩兵が射程内に入ると、一斉に射撃を開始した。
「次弾装填急げ!走ってくるぞ!」
初めて、実戦配備された6式軽機関銃は7.62mm弾を使用し、徹甲弾、焼夷弾を使用でき、銃口を変更すれば貫通力の強い5.56mm弾を使用出来るが、5.56mm弾だけ毎分30発で撃つと次弾からは弾詰まりをお越し、撃てなくなってしまうのが難点だった。
6式軽機関銃の給弾はベルト給弾の為、対して時間はかからないので、断続的に射撃を始めることが出来る。
「前へ進め!数では、こっちが勝っているはずだ!突撃!突撃!」
再度、敵からラッパが鳴り響き歩兵と騎馬が突撃をしてきたが、軽機関銃、アサルトライフルの弾幕により前にそれほど進めずに倒れていく、歩兵達であった。
それに、手榴弾が何個か投げられていたので、地面は穴が空いているとこもあった。
「そろそろだな。ラッパ手!突撃ラッパ!」
「は!」
今度は、こちらから突撃を開始し、銃剣で刺される者、銃弾で死ぬ者と被害は相手が広がっていく。
「閣下!無理です!退却を!」
「な、なんだと!逃げるきか!」
「もう、勝ち目はありません!ここは退いて、再編成を!」
「単体で20万を集めたのに…くそ!退け!」
退却の合図がなると、寄せ集めに近かったのか、バラバラに逃げいていく歩兵達であったが、攻められた側としては、このまま放置すると犯罪に走られても困るので、突撃作戦に移行した。
「突撃せよ!」
歩兵部隊の突撃により、どんどんと兵力を減らしていく貴族軍であるが、そろそろ王都の行政区域からの追い出しを行ったので、そのまま軍を張り付け状態にしたあと、作戦立案に入った。
なんせ、反乱貴族の領土は広いのだ、連合も組んでいるので、ミサイルでも撃てば終わりやすいのだが、大型ミサイル発射装置がそれほどないため、衛星関連しか使用してないのが大型発射台であった。
「戦車部隊で戦線を広げるのはどうでしょうか?」
「しかし、制空権を確保しないと、戦線は広げれないぞ。」
参謀室は、夜遅くまで作戦立案に時間をかけ、その次の日、2日とたち、まだ作戦案が上がってこない内に反乱軍が動いた。
「報告!反乱軍、国境にて反抗を始めました!しかし、現地からの報告によると国境にていまだ動かずとの事です。」
「まだ、痛め付けないと行けないのか。」
「閣下、参謀本部から作戦参謀が参っていますがどういたしますか?」
「通してくれ。」
「は!」
参謀本部から作戦本部長のローガン・ステンシーが執務室に入ってきた。
「君が新しく作戦本部長ローガン・ステンシーか、よろしく頼む。早速だが作戦を持ってきたのだろ?」
「は!反乱軍の領土はこのぐらいの広さで、まず、戦車四個中隊を配備し、航空支援も追加して電撃戦を行います。その後、歩兵部隊と支援砲兵部隊を機械化部隊化し戦車に追い付けるようにトラックなどを配備しております。」
「速いね、いいよ~。」
「連合を組んでいる反乱軍を各個撃破を行います。そして、反乱軍の連携させないため、空軍の支援が大事になります。反乱軍もモールス信号を使っていますので、通信施設の破壊を一番とします。受信局には、偽造文などを送ります。大まかには以上です。」
「会談中失礼します。技術局解析部より敵の使用する銃が判明したとの連絡をうけました。ただいま、資料を持参しに来ているようです。」
「それでは、閣下。失礼いたします。」
「あぁ。決行日はなるべく守ってくれよ。陸軍は多いから。」
「は。では、失礼いたします。」
作戦本部長ローガン・ステンシーは執務室を退出すると、今度は、技術局解析部から武部技術局長と佐藤宗義技術者が執務室へと入ってきた。
「閣下。お久しぶりです。」
「おひさー。解析できたんだって?何処の銃だった?」
「それは、私から言わせていただきます。」
技術者佐藤宗義から銃の製造は帝都ミシシッピ工業地域にて製造されたマスケット銃と密造されたハンドガンがあり、ほとんどが無償提供したハンドガンを、おそらく逆輸入したと技術局はみているそうである。
「しかし、まぁマスケットだったって事がまだありがたいな。」
「しかし、ボルト式の出てくることも考慮しないと、同水準まで上がってしまうこともあり得ます。まだ、時間的余裕は有りますが、この余裕も待たなくなることも覚えておいてください。」
「なるほど。頭にはいれておこう。」
いつもは、冷静に客をさばく執事が慌てて執事室に入ってきた。
「か、閣下…」
「どうしたん?」
「は、第1王子、第2王子、第6王女様がお見えにな、なっております。」
「え?」




