75 帝都攻略&爆撃と空戦
指摘があったので、「。」の所で改行しております。(いままで投稿したもの全部するか分からないけどwwww)次のお話でも「。」の所で改行しております。のでよろしくお願いいたします。
明朝、まだ太陽が登っていない時間帯、この時、トラック空軍基地でジェットエンジンの轟音が鳴り響いていた。
「エンジン良好。機械類不備なし。計器とも異常なーし。」
「弾薬よーし。爆弾よーし。」
「そろそろ時間だ。」
隊長機のホ式四発爆撃機のプロペラがゆっくりと回りだし発進体制に入ると高速にプロペラを回し出した。
ゆっくりと機首をあげ高度を上げていく。
その後を、ホ式二発爆撃機6機が後を追って高度を上げていく。
高度6000にて、水平に機体を戻していった。
「高度3000、4000、5000、6000…水平に戻します。」
「司令。この新兵器を使うのは、ワクワクします。」
「まぁまだ、慌てるな。」
このB29、B32に搭載されている新型兵器について、お話しよう。
新型投下爆弾G800は、三連装無誘導ロケット爆弾で発射機は背面に横2列で7機設置している。
一発の弾の中に小型のロケットが8発入っていた。
「帝国首都に近づきます。」
「背面ハッチあ〜け。 」
背面のハッチから三連装無誘導ロケット爆弾発射機が現れた。
その時、後方から敵が現れた。
「後方に敵!数約20!」
爆撃機7機後方に帝都空防衛隊の黒竜隊がつく。
この黒竜隊は、初めてライフリングされている小銃を配備されてる部隊であった。機動力は降下時は凄まじいほどの速度を出す。
「機銃、各個に応戦せよ。」
爆撃機7機の上面に設置されている二連装20mm機関砲が黒竜隊に向けて発砲を始めた。
その時、頭上から4機のジェット戦闘機が二丁の主要武装の25mm機関砲を発砲し近づく黒竜隊3〜4匹を落とすと急上昇し後方から発砲を始めた。
「総員撃ち方辞め!これより、爆撃に集中する!再度背面ハッチあ〜け。爆撃員、操作をそっちに任せる」
「よ〜そろ〜。ちょい右に戻せ〜。進路そのまま〜…発射!」
発射スイッチを上に上げ三連装無誘導ロケット爆弾からロケット弾が地上に向けて一機から30発弱のロケット弾が地上にばら撒かれた。
「ハッチ閉め!次は、爆弾投下。装填せよ。」
『こちら爆装室、装填完了。いつでも撃てます。』
「爆撃員、そちらにタイミングを任せる!」
「は。ちょい戻せ。左に5戻せ。よ〜そろ〜。投下!」
また、爆撃員の横にある投下装置のレバーを上に向けた。
背面ハッチからG400型燃焼爆弾を一発づつ投下していった。
「投下したやつは熱源探知式燃焼爆弾だ。あれだけ訓練したんだ。当たるよ。」
「は、はい。そうですよね!」
このホ式四発爆撃員の平均年齢が副隊長を除いて20歳代もあって、隊長はタメ口をある程度許していた事もあって、許されていた。
投下爆弾が敵軍事基地を爆破していく、飛行場、格納庫、兵舎などは燃え上がっていた。
「我々は、これで終わりだ。全機帰投する。(次は、B29爆撃隊だ。頑張れ。)」
悠々と爆撃機隊は帰投し、B29戦略爆撃隊が、帝国首都を含めあらゆる地域を爆撃していた。
「野郎ども!今回は帝都爆撃だ。気合を入れろ!戦闘配置!」
「イエッサー!」
機銃員が自分の配置に着いた時、後方に青龍隊の戦闘隊が迎撃に来ていた。
「後方に敵!」
「もう一度言う。総員戦闘配置!後方、側面、後方上面射撃始め!」
後方、側面、後方上面にある12.7mm機銃、尾翼の下にある20mm機関砲が火を噴く
「弾幕が、激しい…総員弾幕の射程内まで、下がるぞ!そこで、一斉射撃を行う。」
「了解!」
爆撃機から距離を取り始めた青竜隊だったが後方から二番機の対空攻撃を受け始めた。
「敵竜騎兵、距離を取り出しました!後方二番機による機銃攻撃を始めました。隊長!爆撃進路に入りました!。」
「背面ハッチ開けぇ!」
B29から大量の爆弾が絶え間なく投下されていく。
「全弾投下完了!」
「これより帰還する」
B29は、2機に軽微な損害をだして基地に戻っていった。
後ろから青竜隊から追撃しようとしていたが、改造されたB29にはジェットエンジンがついており、それを点火させ高度10000を高速で飛んで帰った。
「こんな、高度でなんて速度なんだ…。副長!これより基地に帰る。軍事施設だけ爆撃したみたいだ。」
空中にいた黒竜隊と青竜隊は、基地に戻ると施設の撤去などを始めた。
隊員が乗っている竜にもつがい同士や子供も居たが、待避していたためか竜に限っては被害はなかったが、軍属に多くの負傷者や死者が出た。
このまま、空爆が続けば第七帝国の空軍人的は、無くなっていくだろうと影山率いる上層部は判断していた。
この時、帝都とその他の地域で空戦が行われていた。
帝都では、大きく鐘が撃ちなっていた。
先程帰ってきたばかりの黒竜隊が、また出ていき、空軍所属の各竜隊も疲労が溜まっていた。
それらもあり、竜の反発もだんだんと多くなり、何も出来ない状態が多かった。
『こちら、一番。二、三、四番聴こえるか?』
『は。無線は良好であります!』
『そろそろ、戦闘空域だ。機関銃の試射を行え。弾は10発だ。』
ミサイルが発達しようと近接航空支援をするため、この戦闘機FX-2には、20mm機関銃二丁装備されていた。
このM26機関銃は理論値で言えば毎分300発を撃てる代物であったが、実際は始めに10発撃たないと直ぐにジャムってしまうという欠点を抱えていた。
現在試験的に装備していた。




