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73 緊急会議、量産体制へ

話更新したら何人かブックマ解除されたンゴwwww。趣味投稿なのでまた更新は遅れます。

「今回、皆に集まって貰ったのは、他でも無い。今戦争にて敵国帝国からの輸送船にマスケット銃などが発見された。火砲などもだ。そこで、防衛庁の意見は?」


「防衛庁としては、旧式の銃などは怖くありません。しかし、火砲については別です。前装式とはいえ設計図には、後装式の跡がありました。機関銃なども研究などでww1に届く技術力です。軍部の意見も聞きたいです。」


「軍部としては、早期決着を目指します。現在、帝国との陸地国境とは接していません。海域では、第四、五、六水雷戦隊が帝国艦隊、ポーラス艦隊、帝国航空隊と戦闘を経験しました。軍部は、陸軍による陸地国境に接近し作戦立案後国境を越境したいと思います。海軍には、帝国海軍と戦闘を継続及び諸島に基地を増設します。よって戦闘戦費の調達の為、陸海空の予算増を求めます。」


その時、右手にある財務関連から待ったがかかった。


「財務庁からは、反対です!軍にかける予算は現在ありません!緊縮財政の元、軍予算を捻出してきましたが、国民の生活が圧迫されてます!現状は、国民は黙っていますが、いづれ蜂起します。その傾向は他領にて現れてます。以上です。」


「なれば、このまま行けと申すのか!」


「食料に関しては属国から軍隊を出すかわりに食料を分けてもらっています。武器、銃弾は続々と生産しており、予備も確保出来ております。」


「軍部は、経済の事が分かっていないらしい。」


「なんだと!」


「落ち着け!デーニッツ空軍軍部補佐官も止めろ!」


「は、はい!」


陸海空の補佐官達を巻き込み、会議は落ち着きを取り戻すが軍の予算を増やす事は、財務関連が難色を示した為、暗礁に乗り上げていた。その時、外からノックの音ともに、報告が届いた。


「失礼します!敵艦の解体及び研究結果です。」


報告書は、軍部、財務関連にも配り諸元を報告していった。


「結果報告は、敵艦二隻中一隻は木造と鉄で出来た物でありました。武器は前装式大砲50門ありました。続いて二隻目は全て、鉄で出来ており戦闘指揮所は中央にありました。内燃機関は石炭を使った物でした。武装は二連装の30.5cmが2基4門、10.5cmが2基4門、左右の単装砲の15.6cm副砲が15門です。対水雷戦闘用7.5cm砲が30門です。電子機器は、全くありませんでした。艦内報告用のパイプがあるくらいです。」


「第一次世界大戦辺りの技術力と旧式化した艦か。」


「うーん…聞くまでもないと思うけど、艦の装甲って厚かった?」


「は。鉄で出来た艦の方は、KC(クルップ)鋼で左右側面225mm(8.7インチ)でした。甲板は85mm(3インチ)です。」


「クルップ鋼を使った艦、装備もろとも戦艦級か。よし、海軍は、現在、ドックまたは、湾待機のイージス艦は装甲を厚くする事を命ずる。陸軍は戦車、航空隊を駆使し帝国と国境を接地させるように。予算は陸海空軍増額!財務庁は宣伝部と共同で予算増の計画を宣伝する様に!宣伝の内容は、ドイツ、イタリアの宣伝を真似してもいいから!駆逐艦、潜水艦、航空機を量産体制に!戦艦などは、現在の艦艇建造終了後、凍結!会議は、これまで、解散!」


その後、戦艦大和型姉妹艦三女『三笠』、四女『厳島』、五女『安宅』の三隻が就役、大型空母『能登』、『美濃』、『尾張』、『小田原』、『サガドラ』、『エンタープライズ』、『チャールズ』、『プロイセン』の八隻が就役、駆逐艦の修理、潜水艦『伊四〇〇』、『伊四一〇』、『伊四二〇』、『伊四三〇』、『U-54』、『U-65』、『U-74』など伊号四〇〇〜六〇〇型潜水空母艦300隻、Uボート空母級100隻が初期生産され、第二次生産では、ガトー級も体制に導入され、潜水艦1000隻を越え62個潜水艦群を編成し通商破壊などの任務で大戦果を挙げるが、陸地国家の参戦の為、戦果は低くなって行くのだった。


防衛庁-海軍部では、緊急の作戦立案が行われていた。


「閣下。敵艦隊は、ここから約500海里のコペン島に停泊して模様です。戦艦6、空母2、駆逐6、軽巡3の艦隊です。飛行場は、3つあります。潜入している者からの情報に寄りますと、3つ全て合わせますと、戦闘機or直掩機90、爆撃機30、雷撃機60です。航続距離は残念ながら分かりません。」


「そうか。攻略には?」


「は。付近には、第五艦隊と第七艦隊が任務として付いております。隷下には、第五水雷戦隊なども付いております。今回は、陸軍との共同で作戦を行うのが肝心かと思われます。」


「私からは、特に無いが。他は?」


特に無いので作戦立案をそのまま陸軍部へと持っていった。


防衛庁-陸軍部、作戦室にて…


「報告!海軍部より、佐久間海軍少佐が来ました!」


「あぁ、話は聞いている。ここに連れてきくれ。」


「は!」


5分ぐらい経ちドアノックの音ともに白い制服姿の海軍士官が入ってきた。


「失礼します。海軍作戦室からやって来ました。佐久間信宏少佐です。よろしくお願いします!」


「君の席はそこだ。」


長方形の机の一番左席を陸軍参謀は、指した。


「自分は、末席で大丈夫です。」


佐久間は、末席に座り、夜どうしで作戦が練られることになった。作戦は首都占領作戦の内容であった。

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