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60 ジャカルタ攻略と王都まで進軍

なろうがウェブ利用制限にかかった。な、なんだと〜

さて最後に残った港湾都市、ジャカルタここは陸戦隊、海兵隊半々の一個師団が、上陸するも前にあまり勧めていなかった。


「閣下。パレンバン、シンガの攻略はなりましたが、ジャカルタだけ状況が、拮抗状態になっております。戦車部隊と戦車から下ろし歩兵にした歩兵部隊は、揚陸艦に乗り、何時でもいけます。」


「(兵士の逐次投入は、避けたいが...拮抗なら...)では、上陸...いや空母から、爆撃隊を発艦させよ。何機か、帰ってきているはずだ。それが、終わり次第戦車隊を投入...」


「閣下。ピンポイント爆撃の方が、有効です。ただいまF14が、直掩として空に上っています。」


「よし。ならば、それで行こう。空母ニミッツ級ジョージ・ワシントンに、知らせよ。F14に、ピンポイント爆撃を行うように。」


作戦司令部から、空母ニミッツ級ジョージ・ワシントンにF14に、対地用ミサイルまたは誘導爆弾を、装着させ陸上部隊を援護する様に、指示を送った。


「艦長。作戦司令部からです。」


「うん?よしわかった。無線で、F14全機に母艦へ帰るように、指示を送れ。」


「は。」


空母ニミッツ級ジョージ・ワシントンから無線で、F14全機に母艦へ帰るように指示が送られ空母ニミッツ級ジョージ・ワシントンへの帰路に着いたのであった。


米海軍空母ニミッツ級ジョージ・ワシントンにF14が帰ってきたので、武装変更を行っていた。


『武装は誘導爆弾ペイブウェイ(Paveway)Ⅲを装着し、発艦させよ。』


ジョージ・ワシントンの武器庫は、大忙しさであった。


その後F14はペイブウェイⅢを搭載し4機が、轟音を立てて空母から空へと向かい、陸上部隊の援護に向かったのであった。


『隊長そろそろです。』


「よし。レーザー官、目標地点にレーザー照射を」


「は。」


F14の後部座席に乗っているレーザー官は、誘導爆弾を誘導する為に、誘導用レーザーを目標地点に、向けて照射した。


「投下!」


4機のF14の両翼に、ぶら下がっている誘導爆弾ペイブウェイ(Paveway)Ⅲを2発が投下された。


「(あ、やべちょっとズレた。言わぬが仏だ。言わないでおこう。)」


「どうした?汗かいているぞ?」


「い、いえ。た、ただの緊張で...(びっくりした〜)」


「まぁ。初めてのジェットでの、実戦だからな。今までは、偵察が主だったからな。そんじゃ帰るぞ。」


誘導爆弾ペイブウェイ(Paveway)Ⅲを投下したF14は、弾着を確認したあとに、少し進んでからUターンして、帰っていった。


弾着するちょっと前。


「航空隊より通信です。たった今、投下したとのことです。」


「よし。急ぎ後退し、爆風に備えろ。決して頭を上げたりするなよ!」


誘導爆弾ペイブウェイ(Paveway)Ⅲが投下されているなか、兵士達は急ぎその場を退き建物の後ろに退避していった。


「よし。退却していくぞ!弓兵!矢をいかけよ!決して、逃がすではない。剣兵突撃せよ。」


しかし上から音がする事に気づいたが、気づくのは遅すぎたのであった。


「弾着を確認!爆風きます。」


「隠れろ!!!!!!」


誘導爆弾ペイブウェイ(Paveway)Ⅲが地面もしくは敵兵士達の盾に接触し爆破し爆風が起こった。


「(爆風はそれほど無かったけど...近くにいるとやばかったな。)」


「目標消滅を確認。周りは肉片だらけです。」


「前進!敵の政治中枢を目指す。」


この時、敵援軍が北門から入り、政治中枢の役所の周りの守備に、入っていた。この援軍の中には、援軍に間に合わなかった軍が、合流していたので数は6000強となっていた。


「と、止まれ!結構な数がいるな...」


前進し政治中枢の役所に着いた上陸部隊であったが、8000まで兵力が減少していた上陸部隊、ゴリ押しが効かない数が居たので、停止しまった。


「(あれだけやったから、兵力少ないと思ったのに!!!!!!ゴリ押しが、出来ない。遺憾である。)」


しかし敵の方から1人前に出てきた。


「やぁやぁ我こそは、ツール王国ギュン・フォン・ヴァン領主様の右腕ガリューと申す。敵方誰かでませい!」


偃月刀を持ちながら、一騎打ちを仕掛けてきた。


「俺がいく。」


「へ?隊長今なんて言いました?」


「俺が行く。副長俺が死んだら...」


「フラグを建てないでください。あと死なないでください。」


「心配してくれるのか?」


「それは、ないです。」


「...男がデレても、キモイだけやしな(笑)じゃ行ってくる。我こそは、影山軍ジャカルタ攻略組の里見景光と申す。その勝負受け申す。」


影山軍から、1人の隊長が出てきた。


「あれは、誰だ?」


「誰ってあんた。自分の...こ、これは師団長。師団長閣下あの方は、自分の隊長です。」


「先頭行って、いたから。まぁ...見ものだな。どちらも、地面に脚をつけているからな。」


師団長見学の元、里見景光中隊長が、敵の一騎打ちに応じた。


「いざ参る。」


里見景光は腰に差している、自分の下の名前を彫ってもらっている、刀を抜いた。


ガリューは偃月刀を大きく振り被って落とした。しかし里見は、ひらりと身を交わし逆に、斜めから斬りかかった。


「ふん!危ない所であったわ。」


斜めから刀を下ろした時、素早く偃月刀を防御に使い棒のところで、止められたのであった。


「まだまだ。」


棒の所にあった日本刀を弾きのけると、斜めから振り落とした。


「や、やべ!」


里見景光は急いで、身を後ろに下げたが服を薄く切っていた。里見景光は、日本刀を下に下げ、走り出した。


「えいやー」


右斜め下から、日本刀を振り上げた。


その後、約十合ぐらい打ち合い偃月刀の持ち手を里見景光が、引っ張り敵将ガリューを下にした。


「降伏しろ。」


「降伏などしない。ツール王国国王様、領主様に捧げた命!降伏など絶対にしない。」


声を張り上げて、叫んだのであった。


「その忠みごと。陣へ戻られよ。」


里見景光は、ガリュー将軍の忠誠心に感服し、自分の陣へ帰るように進めた。


「助けられたこの命。無駄にはしない。降伏もしない。しかし、兵士達の命を預かる身として無闇に、突撃はしない。故に、この都市から我隊だけ撤退する。また10年後、勝負しろ。」


里見景光に、陣へ帰陣する様に言われた後、ボソッと、里見景光だけに聴こえるように言った。


「再戦が、楽しみだ。」


そして、里見景光は自分の陣へ帰り、そこに師団長が居たので、びっくりした。


「こ、これは、しし師団長!」


「よくぞ戻った。しかし今回勝手に事を進めたことは、軍規に反する事でる。本当なら軍法会議に掛けられるのだが、今回は、敵を討ち敵の士気を下げ退却させた事に免じて、軍法会議には提訴はしないが、代わりに鉄拳制裁を喰らってもらう。本当なら20回だが先にも言った通り免除する為10回で終わらす。」


師団長は言った後、里見景光の耳により別の事を言った。


「軽くやるから演技してくれよ?よしでは、歯を食いしばれ!胸を張れ!いくぞ!」


里見景光中隊長を、師団長は殴られた。その後何度も殴られ5回目ぐらいで、大きく倒れた。


「何をしているか!早く立てぇ!」


「は、はい。」


その後10回目まで殴られたのであった。


その夜ツール王国陣営では仲間割れが、起きていた。


「ガリュー将軍撤退するとは本気か!」


「いかにも。もう約束は、してある。」


「ガリュー将軍閣下。それは、余りにも祖国を侮辱しすぎでわ?」


「私は兵の命も、預かっておる。しかし君達の、言う事もわかる。なので我らが撤退する。」


「このような!祖国を、侮辱した将軍などツール王国将軍にあらず。退却するなら退却するがいい。尻尾を撒いたマヌケ将軍とレッテルを貼られるだろう。」


「無駄死を強いてまで、防衛する気は無い。君たちは、好きにやってくれ。」


翌日。


「全兵士諸君我々は、ここを放棄するが、3名の将軍が残り事を表明している。でだ、3名の将軍にいる兵士達は、退却する気なら私の軍に来い。ここで無駄死にしたい奴は、残るように。」


放棄する時間帯になり、大軍を率いていたガリュー将軍、パリュー将軍が抜けたために、それに多くの兵士達も賛同し3人の将軍の所に残ったのは、訳ありの300人程度であった。


「300人か。将軍に100人ずつ分ければいいな。」


昼ぐらいに、300人の兵士らが攻撃を仕掛けてきた。


「全軍突撃!」


敵の方から楽器の音と声が聞こえたので、ロマニャー&影山軍は警戒態勢に入った。


そして敵がこちらに近づいてきた。しかし土嚢どのうを積んでいたため50/300を銃撃を受けて戦死した。


「弓隊構え!撃てェ!」


100人規模の弓隊が、後方から矢を射掛けた。


「矢が来るぞ!土嚢にいるやつは、土嚢の後ろに頭を下げて隠れろ!」


100の矢が飛んできて100発中20発が標的に当らずに地面へ、40発が土嚢へ、残りの40発は肩や胸に刺さり、被害が出た。40(死傷者を含む)/8000


「お返しだ!撃ち方!撃てェ!」


土嚢の後ろに隠れていた影山軍の兵士から7.7mm弾が九九式小銃から轟音共に放たれた。


弓隊の援護の元突撃をしてきていた、兵士に当たり約60名を射抜いた。60/250


「(残り190名突撃だ!)残りの全兵士達よ!俺に続け!」


ツール王国残党部隊は、最後の突撃を掛けて、玉砕覚悟で残りの将軍も続いた。


「次来るぞ!構え!よく狙え!まだ引きつけよ!」


敵との距離残り2.5km


「まだ距離が、あるぞ!撃つなよ!」


敵との距離残り1.7km


「あと少しだ!」


距離1.5km


「よし撃てェ!」


指揮官の声の元、土嚢の上に構えられていた、九九式小銃から7.7mm弾が一斉に放たれた。


「どんどん撃て!」


九九式小銃の銃弾補給の横に付いているボルトを縦にして奥へ引いた。補給口から7.7mm弾の薬莢が跳ねて、外へ飛び次の弾へと装填され、連続で撃ち続けた。


「ウオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッッッッッッッッッッッッッッ!!」


「しょ、将軍!」


突撃を仕掛けてきた多くの兵士は、影山軍の所まで届かずに影山軍による射撃で、多くが死ぬ様をみて敵方の将軍が、突撃を掛けてきた。


「敵の大将だ!狙いを定め撃て!」


複数人の歩兵から7.7mm弾が発射された。


「 ウオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッッッッッッッッッッッッッッ!!」


7.7mm弾2発が敵将の頭、胸にあたり落馬もし死亡した。


「しょ、将軍!」


こうして、銃撃戦の中2名の将軍が死亡した。


「(引くに引けない。逃亡する者もでてきた。ここまでとは。マヌケでは、無かったという訳か。)もう無理か。最後の一兵残らず我に続け!」


そして、最後の将軍格が突撃をしてきた。


「どんどん撃て!」


将軍格は馬の上にいるため、格好の狙いであった。


弾が飛んでいる。その弾が、将軍の頭に当たり行き良いよく落馬した。


「指揮官が死亡したぞ!殲滅戦だ!突撃せよ!」


敵の戦力残り90名その内逃亡者30名


「残り敵戦力は少ないぞ!行けぇ!」


一斉に歩兵達が、突撃を敢行した。


「に、逃げろ!将軍が殺られた。終わりだ!ぐわ」


逃げていた敵兵士を背中から切った。


「敵を逃がすな!」


どんどんと敵残党を殲滅していく。殲滅戦に入って約1時間がたった。


「報告。敵兵を殲滅しましたが数人逃げました。」


「数人か...良いだろう。これでここも落ちたわけだ。本国部隊に連絡を入れておけ。」


「は。」


その後艦船から本国部隊からモールス信号で、伝染病などで苦しんでいる部隊に送られた。


「皆よく聞け!上陸作戦が、成功して三つの重要都市を、陥落させたぞ!そろそろ皆も伝染病感知して来た、頃合だろ。進軍して上陸部隊より、手柄をあげろ!」


「おぉ!」


こうして1週間遅れで、本国部隊は進軍を開始し3ヶ月掛けて、ツール王国領の半分を占領し、強襲上陸をして占領した港湾都市も1つだけ残し、本国部隊と合流し たのであった。


シンガ港湾都市だけはまだ、占領地域が繋がってないので防衛命令を出して...


「報告。本国部隊より電文が届きました。」


「よめ。」


「は。」


『発 ロマニャー王国軍属影山軍司令部

宛 シンガ攻略及び防衛隊


本日をもって、港湾都市シンガの防衛の任を解き。ツール王国領で占領地域を広げる任務に変更する。』


「わかった。戦車の揚陸も済んでいる。今日の昼1時に、作戦室へ幹部らを呼んでくれ。」


「は。」


昼の1時に幹部ら4人が、作戦室へと入ってきた。


「師団長。全員あつまりました。」


「うむ。では、本国部隊より版図を拡げるように、指示が来た。まずは、本国部隊と合流する為に近くを、落とそうと思う。本国部隊の版図はここまで、来ているようだ。南進すれば直ぐに、合流すればいい。」


「師団長。まずは、南進し本国部隊と合流すべきです。」


「私は部隊を2つに分け1つは南進、1つは守備にするべきかと思います。」


「師団長。私は近隣の村などを説き伏せてこちら側に付けます。」


「よし。我意は定まった。部隊を2つに分け、1つは南進、1つは防衛。佐藤大尉は、近隣の村を説き伏せて、軍を通過させよ。無駄な犠牲は出すなよ。」


「は。」


その後軍は、佐藤大尉の働きも有り村々を何も抵抗を受けずに、南進した。


「報告します。シンガ防衛隊が合流しました。」


「おお。来たか。」


「我が君。師団長加藤少将に変わり拝謁致します。」


「加藤くんはどうしたのか?」


「は。加藤少将はシンガを防衛しております。シンガを防衛している旅団の内歩兵、騎兵、戦車を含む2000の兵を、東に進めました。シンガ防衛兵力は2000です。」


「そうか。任務にも...ふっふっ。まぁ良い。よしこのままツール王国王都まで全軍進軍せよ!周りの村、街は降伏する者、懐柔してこちら側に付ける者も、仕事にかかれ!」


「は。」


多くの村は降伏し、街は壁がある所はある程度の抵抗を見せるも投降させた。ロマニャー王国軍も村々を降伏させ破竹の快進撃を見せるも影山軍に追いつくのは早くて2日遅くて4日と行ったぐわいで進んでいた。


「王都まで30km(30000m)か。全軍一旦停止命令をだせ。ロマニャー軍と合流する。そして各師団長を集合させろ。」


「は。」


通信手は、通信ボタンを押した。


『全軍停止。各師団長は集合せよ。』


『了解』


各師団長から了承の旨が届いた。


通信から程なくして、全軍は歩くのを辞め、テントの設営にはいった。


「(テント設営めんどくさいなぁ)...」


「そ、そこの君。テントの設営しなくていいから、ちょっと手伝ってくれ。」


「は、はい。(な、なに????)」


テント設営していた兵士に、声がかかり走っていった。


「手伝って欲しいのは、これなんだ。」


「こ、これって...」


「学校で習ったやろ?」


「わ、分かりました。」


こうして二等兵は多くの三等兵と共に、薬莢の再利用作業に入った。


「まだ。つかないのか?」


その時有線に繋いでいた電話がなった。


「はい、もしもし?」


『閣下。緊急事態です。』


「は?」


『ロマニャー王国軍がツール王国軍に奇襲されました。』


「え?なんて?」


『...』


「え?な、なに?どしたの?」


何度か声を掛けたが、人の声が聴こえるのみで、あった。


「おい!通信手!しっかりしろ!大丈夫か?」


「で、でん...」


「電話だな。」


電話から声が、微量に聴こえる。


『HQ!HQ!HQ!こちら斥候隊。』


「斥候隊どうした?すこし間が空いたが... 」


『ゆっくりとは話せないので、すみませんが早口で、言います。』


「あ、あぁ」


遼一は返事と共に、慌てて近くにいた人に筆記をさせた。


『ロマニャー王国軍が見晴らしいのいい街道を進軍していると草原の所から、怒号と共にツール王国軍が、攻撃を仕掛けてきました。今矢によって通信手が負傷しております。他2名は今敵の大将を探しております。』


「よし分かった。王子も守ってくれよ。」


『は。』



F14:アメリカ海軍の保有・運用するF-4 ファントム IIの後継機として、グラマン社(当時)の開発した可変翼と長射程のAIM-54フェニックスの運用能力を特徴とした、第4世代ジェット戦闘機に分類される艦上戦闘機。1970年の初飛行を経て1973年から運用部隊に配備された。


ペイブウェイⅢ:ペイブウェイIIのシーカーが全面的に更新されたものである。1986年からアメリカ空軍で配備が始まった。ペイブウェイIIIファミリーは従来のペイブウェイIIファミリーより高価となったため、生産数はそれほど伸びず、結局合計で10,000組以上の製造数に留まった。代表的なGBU-24は多様な型が製作された。




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