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58 防衛戦

「隊長各陣営の旗を1本借りてきました。」


「よしでは綺麗に掲げておけ。そして偵察隊を編成するので各3小隊の隊長に10分後に集合するように伝えといてくれ。」


「は!」


10分後隊長が全員揃った。


「全員揃った様だな。でだ今回偵察隊を編成する事にした。人数は6人程度を5小隊作る。なので君たちから6人ずつ出してくれ。」


「は!」


「偵察内容はまず、敵城塞の偵察に周りのもし敵が攻めてきた時に使いそうな道の捜索。以上である。何かあるか?」


「いえ特にありません。」


「では偵察隊を編成し任務にかかってくれ」


「は!」


時は遡って遼一達が陣営を出発した時の城塞守備兵らは


「大将殿!敵が動きました!」


「何処へ向かった分かるか?」


「は!敵は西へ向かいました。」


「地図を持ってこい! 」


兵士が地図を机の上に広げた。


「ふむ。なるほど、ここから行ったのか。よしでは守備兵1500を残し残りの1000で敵の陣を突破した後そのまま敵を追撃するぞ!伝令走れ!」


「ははぁ!」


数分後


「大将!各準備が整いました!」


「よし出陣!」


しかしこの行動は察知されていたのであった。それを察知したのは陸上空軍基地から飛び立った一式戦闘機隼の姉妹戦闘機鷹であった。この一式戦闘機鷹はジェットエンジンを搭載したレシプロ機である。機銃はM39(ポンティアック39) 20mm機関砲が4門搭載、搭載ミサイルは短距離対空ミサイルAIM-9(サイドワインダー)対地ミサイルAGM-12(ブルパップ)をも搭載し、速度最高548km巡航速度は336kmジェット使用時は最高でM1(1200km)を出す性能であった。最高距離5500km、航続距離3500(タンクがあれば最高距離)最高高度8500m最低高度2000m


「うん?あの砂埃は馬か?あの方角は...敵だ!2番機聴こえるか!」


『は!隊長聴こえております!』


「7時の方角の下をみろ!敵だ!この先の基地に連絡しろ!」


『は!』


『た、隊長!』


「どうした3番機!」


『前方に敵影らしきものを視認しました。』


「ん?ってあれはどう見ても敵だ!2番、3番戦闘用意!2番機はこの先の陸軍基地に敵航空隊と敵陸軍を発見したと伝えろ!3番機!2番機が通信を終えるまで俺達が相手をするぞ!」


『は!』


「よしエンゲージ!」


こうして2番機は通信の為の上昇し他隊長機、3番機は戦闘にはいった。


高速でツール王国航空隊の横を通り過ぎる前に4.2km(4200m)先前方から発射された短距離対空ミサイルAIM-9(サイドワインダー)が音速で4.5kgの爆量を仕込んだ弾頭が敵に衝突した。


「なんださっきの物は?」


「た、隊長!ま、前!」


「な、なん...」


「敵!ミサイルの攻撃により2割が壊滅!」


「3番機!旋回してもう一度行くぞ!目標は7割だ!」


『は!』


その頃2番機は電信を発していた


「こちら第2偵察航空隊。陸軍基地応答せよ。こちら第2偵察航空隊。陸軍基地応答せよ。」


『こちら、前線陸軍基地。第2偵察航空隊何用か?』


「敵城壁に動向あり。繰り返す敵城壁に動向あり。種別は騎馬が多数を占めている。繰り返す騎馬が多数を占めている。発見時刻は1535(ひとごさんご)。そちらに急速接近防衛されたし。そして敵航空隊と戦闘に入れり。オーバー!」


『こちら前線陸軍基地了解。オーバー』


「各偵察部隊に通信。敵騎馬が基地に接近中近くにいる偵察部隊は撤収せよ。繰り返す撤収せよ。」


『了解』


通信兵が放送スイッチを上に上げた。


『基地にいる皆さん。敵接近です。戦闘準備してください。繰り返す敵接近です。戦闘準備をした後戦闘配置に着いてください。』


「通信参謀敵か!種別は?」


「これは!中隊長殿!後方の空軍偵察隊からの情報です。敵は騎馬が多数を占めているとの事です。」


「(馬防柵では間に合わないか)では歩兵は土嚢をを作りそこで銃撃するように通信せよ!」


「は!」


「中隊長殿。本隊への連絡は?」


「本隊へは、連絡はしておけ。まぁ死守せよとしか返ってこんから。」


「は、はぁ」


電文を送った、通信兵は返ってきた電文を訳すと、中隊長がいった通りだった一部を除いて

__________________

宛前線陸軍基地通信部隊

発本隊通信部隊


死守オナシャス


__________________


「...最後だけいつも適当過ぎるだろ。」


「ほ、報告します。敵を、双眼鏡で視認しました。」


「戦闘配置!」


歩兵達が陣の門より約75m先に作った土嚢を横一列に設置した所に着いた。機関銃手らはミニミを設置し敵を待った。


『敵射程内に入りました。』


「撃ち方よい!撃てェ!」


敵騎馬先頭がミニミ機関銃の1000mの射程に入ったので土嚢どのうの内にい

た機関銃手から放たれた5.56mm×45mmNATO弾が敵に目掛けて飛んでいく


「突っ込めぇ!突撃!」


しかし突撃してきた騎馬はミニミ機関銃から放たれた銃弾で1人また1人と射撃されていく。


「歩兵部隊!600を切った撃ち方始め!」


歩兵部隊は、上官からの号令により、89式小銃の安全モードを切り替えレバーで、タに変え発砲を始めた。敵は、この世と思えない攻撃で、味方の騎馬がバタバタと倒れていく。そのさまをみた。敵司令官が、騎馬隊に指示を出した。


「騎馬隊後退せよ!歩兵隊突撃体制!」


敵歩兵隊が大盾を前にして突撃体制を作っている。


「総員撃ち方やめ!撃ち方やめ!なにをするんだ?」


「上官殿!」


「ん?なんだ?」


「あれは歩兵部隊だと思われます。」


「ふむ。なるほど、ならばあの大盾にもするな。よし歩兵が射程内にきたら射撃を始めよ」


「は!」


この時敵は歩兵隊に号令をかけていた


「歩兵隊!大盾を前にゆっくりと前進!」


「続けて弓隊!構え!」


隊長の号令の元、歩兵隊はゆっくりと前進を始め、弓隊は弦に矢の羽根を押し付けた。


「弓隊放て!」


今度は弓隊を任されている隊長の号令により弓兵らの弦に押さえつけられていた矢を斜めに向けて放った。それは綺麗な孤を描き地面へと吸い寄せられていった。


「隊長!矢が!」


「弓隊は聞いてないぞ!総員撤退!門の前まで退却!通信兵!本部に連絡!」


「は!」


敵が放った矢が自衛官の肩に刺さったりしたため、少数では全滅の恐れがあるとして、隊長は撤退命令をだしたのであった。


「通信兵まだか!通信兵!お、おい!総員!刺さっている矢は抜くな!そのまま担げる者は担いで撤退せよ!死亡者も担いで撤退しろ!装備品などは絶対に敵に渡すなよ!」


その後矢の量は減っていきそれと同時に走り出した。


『後方特科聴こえるか!こちら歩兵部隊!応答せよ!繰り返す応答せよ!』


「なんだ?」


『前線崩壊!負傷者多数死者数名の損害が出ている。支援攻撃を要請する』


「支援は構わんが敵を足止めするぐらいだ。あと負傷者、死人を置いたらすぐにまた前線に、出てもらう事になる。」


『分かった』


「では45mの塹壕まで引いてくれ。砲で攻撃する。あと45の所には対歩兵機関銃を置いてある活用してくれ。」


『いや歩兵部隊は40の所にせよ。』


歩兵部隊と特科との通信している時に、それに割り込んで通信が入った。


「本部それでは...いえわかりました。歩兵部隊40の所まで引いてくれ。君たちが40の所までに来る時は替りの歩兵部隊が45の所で戦闘を行う。」


『了解!』


「砲撃準備!仰角40。砲弾装填。撃ち方用意!」


「仰角40。砲弾装填。撃ち方用〜意。」


4門のM777 155mm榴弾砲に榴弾を装填し2〜4秒間隔で各榴弾砲から敵に向けて砲撃を始めた。


「次弾装填!」


「装填よし!」


装填手からの、装填完了の報告によりどんどん撃つM777 155mm榴弾砲であった。

45mの所にいる、歩兵部隊は、既に掘っていた塹壕に入り重機関銃のブローニングM2重機関銃で撃つ者、89(はちきゅう)式小銃で、敵歩兵隊を撃つが89式は、敵歩兵には貫通しかしないのでやはり致死に近い殺傷力は5.56mm弾なので低かった。一方ブローニングM2重機関銃は、12.7×99mm前世では最強の弾丸として認識されていただけ敵歩兵はバタバタと倒れていった。


「歩兵が倒れていく...」


「隊長!」


「アハハハハ歩兵達が、バタバタと倒れていくぞ副長。」


「た、隊長!退却を!」


「いけぇ!突っ込め!」


「隊長!駄目ですよそんな命令は!おい命令するなよ」


「し、しかし隊長命令であるので...」


「いいから!ちっ!(これだら初陣仕立ての隊長は好かんのだ。)これより指揮は副長の私が取る!全て隊へ命令!城塞まで撤退せよ!」


「は、は!」


「隊長撤退しますよ!」


副長は、隊長の馬の紐を持って後ろを向けさせて、馬の尻を叩いた。その後伝令が各隊を周り全ての隊が撤退を始めた。


「攻撃が、止まった?『総員敵の攻撃が止まったとはいえ気を抜くなよ。何かの罠かもしれんからな。』」


『了解。』


最低10分間戦闘体形を維持する。ように命令を下したのであった。


「10分経過...敵は確認せず...引いたか?」


『隊長10分経ちました。』


「う〜んこれは引いたと思っていいんだろうか。副長どう思う?」


『撤退したと思っていいでしょう。』


「決断しにくいなぁ」


敵の動向が撤退したのか罠を貼ったのか分からなかった。もし仮に、罠だとしたら壊滅するかもしれない。前世中国の三国志や春秋時代、戦国時代で使われた戦術が相手だ。戦場は平原だが使う戦術は限りがあるが吸い込まれる様な戦術もある。総司令の隊長は迷った。


「やはり敵は撤退したのか?斥候を出すにしても殺られたら意味が無いし通信衛星がまだ打ち上がって無かったと思うから長距離通信は無理がある。モールスも解読するには時間がかかってしまう。どうしよう。」


その時、テントに入ってきた、伝令の言葉に総司令は、撤退を決断したのであった。その言葉とは


「ほ、報告します。第2偵察隊2番機からの通信で。『敵部隊の撤退を確認した。』です。」


「よし。ならば追撃はせず、撤収だ!君、全軍に通達せよ!」


「は!」


両軍は撤退し陣防衛戦は被害は負傷者10名、死者3名を出したが出陣してきた敵は壊滅状態になっていた。


「有効な攻撃は弓のみかなんなのだあの攻撃は。」


「戦歴の長い私でもあの様な攻撃は見た事ありませんな。」


「謎か。これ以上無用な犠牲は出したくないからこっちから攻撃はするなよ。攻めてきても籠城だ。敵が国境までに着くまでが籠城だそれ以降は...降伏...」


「私は最後の二文字は聞いていないことにします。」


「助かるよ。しかしあの隊長まだ正常じゃないのか?」


「軍医からは戦場での興奮によるものと診断書に書いてますけどね。軍医は1日で治ると仰ってましたから。仕事増やさないで下さい。」


「お、おう」


こうして影山軍に追撃もされず城塞に無事戻れた副長は隊長の事を心配するだけであった。


「中隊長殿!今回の戦闘に参加した部隊が広場に揃いました。」


「うむ。」


中隊はそう言って広場に向かい木の箱の上に乗った


「諸君この度の戦闘ご苦労であった。しかし負傷者10名、死者3名を出す被害があった事を忘れてはならない。負傷者を出すな、戦死者を出すなとは言わないそのような事は無理な話だ。しかし...いやこれはこの中隊が解散する時にでも言おう。そしてこのたび戦死した3名に対して栄誉礼と共に黙祷」


中隊長自ら栄誉礼を行い、3分間の黙祷を行った。戦死者3名は名誉の2階級特進を、受け名誉兵長に任命されたのであった。後日負傷者、功績がある者ははそれぞれ感状と金一封を送られたのであった。


「中隊長殿!偵察部隊からの情報です。敵は、城塞に閉じ込もっている様です。」


「会戦してから、早2日そこから城塞の動きはなしか。こちらは、負傷者が戦線復帰出来る人数が、増えるからいいけど...まぁこのまま動かないで欲しいな。戦死者増えて欲しくないし。」


「そうです。」


「あとはこの陣を城塞化するだけだからな。設営隊の頑張りによるな。」


一方本軍は国境へ向かっていた

作中に出てきた中国の戦術に関して。


・撤退していると思わせて追撃してきた敵を包囲殲滅する。(使用例鶴翼の陣や十面埋伏など)


10円札...旧日本帝国時代のお札

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