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55 強襲!空挺部隊!

更新まだまだ続く戦争。遼一の領では経済が右肩上がりです。戦争には題名が付きます。



「報告します。本日1400空軍による空挺降下が行われました。その後都市を制圧高級士官は全て戦死だとの事です。以上です。」


「では一気に戦線を押し上げるぞ!全旅団戦線を突破せよ!いいな!」


「は!」


時間は巻き戻って降下前の輸送機では


『目的地上空まであと5分!』


「諸君降下までもう5分しかない。今回の作戦は市街地戦だ。戦車の支援はないが戦闘ヘリの支援があるがみな降下した後は事前に決めていた合流地点に合流するように。そして奇襲のため通信は最低限度の通信にするように情報では敵さんも通信を使っている様だ。逆探されるなよ。」


『目的地上空まであと1分...目的地上空に着きました。エンジン出力を低下。後方ハッチオープン』


「よし。総員縦ぇ行くぞぉ」


「おうおうおう×2」


『降下降下降下』


「ありがとうございました。」


チヌーク各機から小隊から中隊規模の空挺部隊が目標都市に向けて降下一部の空挺部隊はフレーヌ都市城塞以外の都市に向けて降下して行った。


『こちら第1小隊集結完了これより攻撃を行う。おくれ。』


「第2小隊!第1小隊に続け!」


一方防衛側は


「閣下もうすぐでこの戦争も終わりますな。ワイマール王国の王と第2王子は戦死。」


「でもまだ第1王子がいる。戦場に出て陣頭指揮を取っていると言う情報は耳にしたが...」


その時ドアが激しく開かれた。


「ハァハァた、大変です。」


「どうした?」


「て、敵です。」


「冗談を言えこの辺りはこちらが占領下に置いているのだぞ?」


「し、しかし本当に敵が」


「ほ、報告!第1防衛線を突破されました。」


「ほ、報告に、西門が敵に奪われました。」


「こいつはやばい至急騎士団の出動及び防衛線を貼り直せ。閣下すみませんが」


「いや分かっておる。わしも行こう。」


「隊長!敵が増えました!種別は騎馬です。」


「なに!各員射撃をしつつ進め!」


「はい!」


「何処から来たか知らぬが目の前の魔法歩兵に向かって総員突撃!」


ウオオオオオアアアーーーッ!


「突っ込んでくるか。皆まだ撃つなよ」


騎馬が近づいてきた。


「いまだ撃て!」


小隊の89式自動小銃から5.56mmNATO弾が撃たれた。


「各員散開し敵に当たれ!」


「な、何が起きた...ぐは。」


「ふ、副長!撤退!撤退!」


突撃を仕掛けてきた騎馬隊は副長が戦死し撤退。第1小隊はこの都市の政治の中枢目指して走った。


「ウォォ死ねぇぇぇぇ」


「あ、危ない!」


1人の自衛官から弾が放たれた。


「グハッ!!」


「大丈夫か!」


「す、すみません。」


「謝る暇があったら手を動かせ。まだ来るぞ!」


「はい! 」


89式自動小銃のタの所にあるギアを3(スリー・ショット・バースト)にギアを合わせた。


「ウオオオオオアアアーーーッ!グハッ!!」


その後騎士団駐屯地から数人出てきたが銃弾の前に倒れた。


そして隊長と数人の自衛官は顔を合わせて頷いたと同時に部屋に手榴弾を入れた。爆音と共に扉が壊れた。


「突入!」


「ルームクリア!×4」


「オールクリア!よし行くぞ!」


その後隊は第1小隊に合流するために政治の中枢へ向かった。


『こちら砲兵部隊。都市城塞攻略部隊に継ぐ。後1時間で爆撃機がそこを爆撃する。退避されたし。民間人に関しては既にビラを撒いた。すぐに退避せよ。繰り返す退避せよ。』


『こちら攻略本部。第1第2第3小隊は先の通り退避せよ。』


このビラは相手側にも渡っていた。


「爆撃?どうやってここを爆撃するつもりだ?空以外無いぞ。そもそも爆撃とはなんだ?だろ?参謀」


「そうでございます。爆撃などどうやって」


などと会話がされていた。


「第1小隊爆破圏内から退避。」


「第2小隊も同じ退避。」


「第3小隊も同じ退避。」


丁度1時間後空に轟音が鳴り響いていた。


「閣下空がうるさくありませんか?」


「そんな馬鹿な。」


閣下と言われた将校は窓を開けて空を見上げるとそこには地上からみると黒い物体が見えた。


「ば、馬鹿な。相手は神とでも言うのか!」


上空では


「目標上空。投下!」


この時B-52G/H2機の腹からALCMミサイルがブォォォの轟音と共に敵政庁と軍事施設に向かって落ちていった。


『着弾!』


ALCMミサイルが着弾し衝撃波が周りを襲う。


「頭を上げるなよ。米空軍支援も馬鹿にならんな。」


『こちら砲兵部隊着弾を確認。ここからは本部からだ。衝撃波が無くなり次第政庁に向かい生き残りの確認と共にワイマール王国領に戻ったと宣言せよ。以上だ。』


「了解。」


各小隊は政庁に向けて走り出した。


「こちら第1小隊政庁をクリア。第2、第3小隊おくれ」


『こちら第2小隊民間人を発見。今救助しております。おくれ』


『こちら第3小隊こちらも民間人を発見!。保護しました。おくれ』


「では各小隊集合。集合した後占領を発表する。」


『了解×2』


その後小隊が集まりその後民間人に対してメガホンでワイマール王国領に復活したと告げられた。これでここにいた元ワイマール王国国民は歓喜を挙げた。しかし少数のツール王国国民も残っていたので婦女子暴行など犯罪があったりしたため憲兵隊が駐留することになった。


空挺降下した部隊はそのまま都市を後からくる。部隊と合流するために一時的に防衛の任務に着いた。小隊規模の砲兵部隊は合流済みではあった。


空挺部隊ではない部隊は敵を撃破しつつ前進して行った。


「全戦車部隊接近してくる敵なんぞ踏んで突貫せよ!歩兵部隊は銃撃しつつ前進!砲兵部隊は歩兵部隊の支援攻撃しつつ」


『了解×3』


その後砲兵部隊から砲撃があり、敵は一方的な攻撃により前線部隊が壊滅的打撃を受け撤退を開始しその後歩兵部隊の銃撃により壊滅しその後戦車は敵基地を攻撃した後前進を開始し。


「全車両これより敵を掃討する。建物も攻撃せよ」


「了解。」


「うん?あれは...敵だ!鐘を鳴らせ!」


カンカンカンと前哨基地で鳴り響いた。


「敵だ!総員戦闘用意。騎馬は馬に乗りすぐに移動できるように準備せよ!」


敵が準備している時戦車が砲撃を始めた


「砲撃開始!更地にしてやれ!」


「了解!」


90式戦車の44口径の主砲から第1射が放たれた。JM33徹甲弾が扇状に飛んでいく

それに続いて後車に付いていた90式戦車2両からも同じく主砲から徹甲弾が放たれた。


「着弾!目標表物破壊を確認。」


『全両前進。機関銃に配置に付いておけ。』


「歩兵部隊も前進せよ。」


戦車を先頭に歩兵部隊が後ろにつき進んでゆく


「敵らしきは見れません。」


「だが...『各両注意を怠るなよ』」


『了解』


その後90式戦車を戦闘に突き進みツール王国に占領されていた地方の半分を解放に成功しそのまま北へ北進して行った。


「歩兵部隊の皆さんここでお別れです。頑張って下さい。敬礼」


「ありがとうございます。」


その時騎士団本部に今更の如く南を解放したとの報告が入った。


「ジュノバ司令!ロマニャー王国からの援軍がテムズ地方の南を解放したとの報告が入りました。」


「な、なんだと!まだ3週間しか経っていないぞ!」


「たった3週間で南を解放するとは速いな。そうだジュノバ陣立が出来たと連絡があったよな?」


「はい。ありましたが?」


「行ってみようぜ。」


「ふむ。行ってどのようにしたか突き止めるのですか。」


「お、まぁそんな所だ(そこまで考えてなかった。ジュノバは深読みしてくれるからな。)」


「では皆さんも行きましょう。陣を進めます。」


こうしてジュノバ司令官は陣を片付けるように命令すると終わり次第ロマニャー王国軍との合流する胸を将兵に伝えた。


その頃遼一は


「3週間でここまでか...アメリカ軍総司令と参謀本部はどう見ますか?先発隊は国防自衛隊だけの編成ですが?」


「まず兵力は12旅団約3500人が1旅団兵力か。すぐにアメリカ軍も派遣する事を進言します。」


「私は反対です。最近下で隊内で暴行が起きているのでそこに他の軍を入れると余程の無いと思いますがアメリカ軍にも迷惑をかけるので今はすぐには派遣する事には反対です。ですが今の地方を解放出来たならば大丈夫なのでそれではダメでしょうか?」


「僕も今ここで明かすけど全ての軍のなかに2人ぐらい公安出の人を入れてるんだ。」


「な、何故ですか?」


「収賄とか犯罪に関する事が前提後は喧嘩とか軍の問題を洗い出したりする機関あるんだ。だから君たちも気おつけといて、あと俺も監視されてるから。それじゃアメリカ軍総司令官はこの地方を解放したら行動開始で異存はない?そうそう今回僕も少数ではあるが小隊規模を自分で率いるから敵と間違わないように。」


「わかりました。」


「よしそれじゃ解放終わった後の進行作戦の立案を参謀本部とアメリカ軍総司令を中心に作ってな。地図などは準備出来ると思うから。あと衛星打ち上げに関しては打ち上げを繰り上げて衛星が完成しだい打ち上げたいと思います。では以上で会議を終わります。」


会議に集まった参謀本部の人間とアメリカ軍総司令は部屋を出ていき会議は終わりを迎えた。


「報告します。偵察隊より敵海軍がこちらに向かって大艦隊で来ております。あと海軍からも出航し現地に向かっております。」


「戦闘空域は?」


「は!だいたいこの当たりです。」


そう報告に来たものが海域を指した。


「バルチック海か。敵の種別は?まぁこちらほどのなどではないと思うが。」


「報告では16世紀〜17世紀だと思われます。」


「では海軍に初めは航空機で爆撃後砲撃もしくは魚雷で何隻か沈めるようにあと2隻だけ残しておけ。」


「は!」


「遼一様」


「なんだ?」


「はい王様と王子様が面会したいと申しております。」


「すぐに会うよ」


「そう伝えてまいります。」


王様達がいる部屋と遼一の部屋はそう離れていないため来るのにあまり時間はかからなかった。


「王様に拝謁致します。」


「あぁ良い良いそちは義息子むすこだ。そんなに固まるな。」


「は。まずはお座り下さい。では御用は何でしょうか?」


「うむ戦況はどうなのだ?」


「口で説明するより地図をみながらやりましょう。少し待ってください。」


遼一は席を達タンスを開け地図を出してきた。


「え〜今回先発隊が到着しそのまま北へ向けて北進し敵に占領されているワイマール王国側の領の地方南を3週間で解放その後攻勢をしていますが少しずつ戦線は上に上がっています。今の所陸戦の報告はこれだけです。海戦はまだ起きていませんが近々起きるでしょう。」


遼一は軍隊の駒を使ってわかりやすいように話していた。


「うむ。貴族共にも領内の兵士を編成後この領に来いと言っているんだ。」


「え...?マジですか...少し待ってください。」


遼一は机の上にある内線電話の受話器を取った。


「私だ。至急防衛大臣と内政大臣を私の部屋に来るように連絡してくれ。」


「わかりました。」


「失礼します。報告です。」


「なんだ?」


「は。先発隊が北進して地方を完全敵の支配から解放しました。」


「そうかでは先発隊はそのまま本国部隊が到着するまで国境の防衛をするように、なるべくそちらにも鉄道を引く事を急がせる。と伝えよ。」


「は!」


「閣下及びでしょうか」


「あぁ座ってくれ」


「は。」


「防衛大臣遠征軍がここを経由するので治安維持の元旅団規模の憲兵隊を編成し警察と共同の元治安を維持せよ。内政大臣は鉄道を早く前線まで伸ばせ」


「は。」


「誰かアメリカ軍総司令官に前線へ行くように指示してくれ。」


「了解しました。」


「遼一結構凄いんだな。」


「普通です。王様各貴族の軍隊はここにつき次第自由行動を許可するでしょうが憲兵が治安維持のためいるので暴動や事件に関与した場合は拘束して大丈夫ですね?」


「わしからも厳命しておこう。」


一方その頃海軍は


「閣下そろそろ敵と会敵します。」


『報告敵艦隊発見しました。』


「空母から発艦した偵察隊からは?」


「は空母加賀からでは同じ方向に敵を発見したそうです。」


「よしでは戦闘準備ラッパ!」


艦内に戦闘準備のラッパが鳴り響いた。


「総員戦闘用意!配置に付け!」


では偵察隊に発見された敵艦隊はまだロマニャー王国海軍に気づいてなかった


「なんだか空がうるさいな」


こんな感じでのほほんとしていた。しかしそこに無数の水柱がたった


「敵だ!戦闘用意!王国海軍の意地を見せてやる」


こうして敵を発見したツール王国海軍は後にバルト海海戦と言われた戦闘が行われた。

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