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早くF22を運用出来る空母を登場させないと。大量生産も。F2、F15J、F16は出てきます。F35は出るかどうかは未定です。正直仕様が理解しにくいww性能はA型がいいのでA型はでるかも...第3世代以降のジェットは大半出す予定です。
扉をノックする音がする
「どうぞ〜。」
「閣下失礼します。部隊の編成が終わりました。出陣式をやりますのでどうぞ」
「分かった。書類も終わった所だから行こう。」
遼一は執務室を出て執事に案内されて外にある壇上に登り演説を行った。
「諸君今回の戦う相手はツール王国と言う国との戦争だ。しかし今回も共に戦う国がある。ワイマール王国という国だ。今回我々はワイマール王国の援兵要請の元ワイマール王国に向けて行くことになる。諸君らはつい最近も戦争したばかりなどと言うかもしれない。しかし今回はこの領内にいる同胞やこの国の同胞達も無残な殺され方をされたらしい。私は今回は復讐戦も兼ねている。今回の戦争は私は一切の遠慮はしない。そこでまず諸君らに先発隊として先に行ってもらうことにする。諸君の武運を祈る。」
遼一は簡単に演説を行うと壇上から降りて部屋に戻っていく。
「乗車が終わり次第一直線になり走行せよ。今回は輸送車と装甲車もあるので各自担当に乗車するように。総員乗車!」
司令官が指示を出したあと部隊によって違うが兵士達は73式大型トラックやM939 5tトラックやM113装甲兵員輸送車やAAV7などに乗り出発していく。
「機械化歩兵部隊を投入...その後戦車部隊を投入これで今の所は計12個旅団と戦車中隊規模が16個か。戦闘ヘリは4機編成で6個...。虎の子戦車部隊の活躍が楽しみだ。誰か産業大臣呼んでくれ。」
「分かりました。」
「産業大臣ただいま参りました。」
「産業大臣重工業で生産している。戦車、銃、戦闘ヘリの部品を大量に発注してくれ。あと戦闘機なども大量に発注。工場のレーンを流れ作業で作れるように変更するように。細かい事はこれに書いてあるから。」
遼一はそう言いながら資料を渡した。
「分かりました。失礼します。」
一方軍隊は、ロマニャー王国とワイマール王国の国境まで走行してきた。
「隊長...今回俺たちどうなるんでしょうか?今回は新兵もいるんです。」
「多くの犠牲者が出るだろう。しかしだ、救援要請を受けたらこっちは基本的には断れないからな。なんせ盟主だから基本的には無理だ。政治は俺達にはわからん事が多いから、無理に考えるな。今何をしどのようにやるかだけ考えとけ」
「分かりました。」
『各員聞こえるか?今回総司令官に任命された。栁田一輝だ。階級は中将。以後よろしく頼む。でだ。そろそろロマニャー王国とワイマール王国との国境にかかる。ここから先は戦場だ。皆気を引き締めよ。私からは以上だ』
陸軍中将栁田一輝はそう演説をすると通信を切った。
そして明けも上がらぬ真夜中にロマニャー王国とワイマール王国との国境を越えワイマール王国側の最前線司令部へと向かったのである。
一方とある陸上空軍基地では
「戦闘ヘリ隊準備できたか!」
「は!準備ができた模様です。」
「では戦闘ヘリを発進させよ。」
『こちら管制塔戦闘ヘリ部隊の離陸を許可する。速やかに作戦を決行せよ。武運を祈る。続いて空挺降下部隊も10分後に離陸し作戦地点へ目指せ』
轟音を焚き付けて戦闘ヘリAH-64DとAH-1コブラを中心とした24機が空へと旅立っていった。
「時間だチヌークを離陸させよ」
「は!」
チヌークも10分後に車輪を滑走路から空へと上げ作戦降下地点まで飛びだって行った
「次は...なんだ?」
「次は戦略爆撃機4機とF22が6機です。発進時刻は1230です。」
「今から1時間後か」
「ですが順番は変わるかもしれません。」
「総監!」
「なんだ?!」
「は!少し順番が変わったようです。」
「上からか...で?」
「は!戦略爆撃機4機とF226機の発進を遅らせるのと同時にF15J5機を敵地方方面へ発進させよ。偵察機7機をF15Jより前に発進させ敵国に海軍が行ける所を探すようにとの事です。以上です。」
「...よし分かった。戦略爆撃機とF22はそのままゆっくり整備するように伝えろ。F15Jはそのまま整備が終わり次第偵察機がすべて行くまで待機。偵察機の種類は分かるか?」
「は!偵察機はC-12Fが大半を占めています。」
「そうか。ではC-12Fを整備を終わり次第すぐに発進させよ。これは陸上基地の大半も伝わっているのか...戦争とは...」
その後偵察機としてC-12F7機が順次に発進して行きそれに続いてF15J5機は敵軍事施設破壊の為に飛び立っていった。1時間後戦略爆撃機B52 4機も飛びったっていきそれに続いてF22もその後飛びったっていき。時刻は深夜を回っていた。
「もう2時かもうこの後はないよな?」
「は!有りません!」
「では、私は少し休む。後は頼んだ。」
「了解しました。」
こうしてとある陸上空軍基地にとっての長い1日が終わった。
ところ変わって陸軍部隊は
「中将殿そろそろ着きます。」
助手席に座っている参謀が地図を観ながらそういった。
「うむ。運転手運転には気おつけろよ。こちとら大丈夫な兵員預かってるからな。君にも死なれては困る。」
「了解しました。」
数分後、ワイマール王国騎士団前線駐屯地に着いた。栁田一輝は途中で車から降り門に向かって歩き出した。
「う〜んあれはどこの者だ?守備兵停止を呼びかけろ。あと何処から来た者か」
「は!そこの者止れい!所属を言え」
守備兵が声をかけると栁田は門の前に居たので目的と名を告げた。
「私はロマニャー王国から派遣された。栁田一輝と言う。本国部隊は後ほど到着します。どうぞそちらの指揮官または司令官に合わせて頂きたい。」
「分かったしばらく待たれよ。」
数分たったとき内側から声が聞こえた。
「中に入られよ。ただし2人までだ。武器は携帯だけの物だ」
「了解した。『福咲少佐君が護衛を務めるように。武器は...拳銃だけにしろ。』」
『了解。すぐにそちらに行きます。』
2両目にある輸送車から福咲少佐が走ってやって来た。
「栁田中将殿ただいま参りました。」
「うむ。では行くぞ。」
ワイマール王国の騎士団駐屯地の門に入った。
「こちらにどうぞ」
「君は?」
「私は、この駐屯地の司令官に指揮所に案内するように言われております。(見たことの無い服装...そして腰に帯剣は無し。こいつはほんとに将校か?それに横の女結構いい身体はしているがこいつは軍人か?獣人種なら良く軍にいるが...)」
「そんなにジロジロみて私に何か付いておりますかな?」
「いえ滅相もございません。ではこちらにどうぞ。」
指揮所に行くまで周りから色んな目で見られた。
「(しかし周りのいやらしい目を中心とした目が気になるな。戦時だぞ?まぁ福咲は結構いい女だからな。本人は気づいてないがな。にしてもこの案内人細いな。細マッチョかな?鎧は付けているようだが...)」
「着きました。どうぞ中に入ってください。」
栁田中将はテントの中に入ると左右4人程の机に司令官と既に幹部連中と司令官がいた。
「(ちっ先手を打たれたか。閣下先に謝っておきます。一筋縄では無理でしょう。...やるしかないか。本業じゃないが)どうぞ私はロマニャー王国から先発隊を指揮しております。栁田一輝です。今回はワイマール王国騎士団駐屯地に挨拶に来ました。」
「うむ。私は今回この方面の司令官のジュノバ・シュレーヌだ。ではまず右からシュン・シュ・スレートとユン・シュ・ストートこの2人は兄弟だ。そして左はダニエル・ルイーズとヘンリク・ユルゲンです。そうだ宿営地は何処にするのですか?」
「我々はすぐに攻撃に加わります。今何処を防衛しておりますか?」
「ここだ」
ジュノバ司令官はワイマール王国の川の名前を指した。その名前はオーデル川長さは742kmの川だ。
「(ここで、防衛していると言うと...我々はここか)ふむそこですか。では我々はここを攻めます。」
「そ、そこは敵に取られたところしかし攻めると言ってもどのように行くつもりだ?周りの街道は敵に占領されている。しかも周りの城塞も攻撃中だぞ?どうするのだ?先発隊の司令官さん?」
ダニエル・ルイーズはそう言った。所で栁田が指した所はフース地方にあり現状敵に占領されている所である。都市フレーヌ都市城塞である。他にもフース地方には城塞があるがフレーヌ都市城塞は中間辺りにある4つの城塞の内の2つ目であった。
「でも、ここを制圧出来ればこちらとしては防衛線を押し上げる事ができるぞ?そもそもここはツール王国に奪われた所だ。ほんとに制圧出来たらの話だが。」
「それでは、私は入念に作戦をするので帰らせてもらいます。あと宿営地が出来次第場所を教えます。それでは」
「あ、あぁ」
栁田はテントを退室して行った。
「ジュノバ司令官!よそ者にあんな対応するなんてしかもあんな所を攻めるなんてほんとに出来ると思っているんでしょうか?」
「御手並み拝見だな」
その後栁田は車に戻り宿営地を遠くへ作った。
『総員降車』
「今回ここを宿営地とする。第1第2第3師団部隊はテントの設営。第4第5第6師団は炊事。第7は情報の整理。第8第9第10師団は作戦目標と周りの偵察。テント設営部隊は終わり次第第7師団と合流した後同じ内容をするように以上。各自担当に行くように解散!」
集まった部隊は担当の所に行く5万もいるので情報と偵察以外は何事もなく進んでいる。
栁田は宿営地が出来たので取り合いず馬は走らせた。
「後続と報告」
「は!後続は砲兵部隊がこちらに来るようです。後は...陸上航空部隊が敵方に落ちている所を爆撃するために航空機隊が行っている模様です。以上です。」
「...はぁ閣下はもうなんで俺を選んだろう。」
夜が開けて朝の会議の時に報告が入った。
「報告します。本日1400空軍による空挺降下が行われました。」




