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1017年2月25日後書きに新連載のURLを設置

「ここでございます。」


「こ、これは...」


案内された所は凄く質素な所で決して領主館ではない。


「ロマニャー王様御一行をお連れした。はよ案内させよ。」


「そのままこちらでございます。」


「それでは御一行様あの者について行けば着きますので。それでは」


そういって一人の館警備兵が案内し案内人は馬小屋へいった。


「こちらで馬、馬車から降りてください。」


「うむ」


馬と馬車から下りてくる王様や貴婦人一行


「ここから先はこの執事が案内します。それでは」


「ではこちらに」


執事はそれだけいうと歩き出す。それに続く御一行はとある部屋に案内された。


「こちらでお待ちください。剣などはこちらで預かりますので」


「よろしく頼むぞ」


「父上渡すのですか!」


「良いではないか盗りはせぬだろ?」


「はい大丈夫でございます。そのようにご心配ならこの紙をお持ちください。その紙は剣を!我が手に!と唱えたらすぐに参ります。ただし自分の剣の特徴をちゃんと覚えといてください。それでは収納するので」


王様や第1、第2王子の長剣、王女や王妃の短剣を執務は預かり部屋にある木を叩き蓋が開くとそのなかに入れていた。


「そのようなことをして大丈夫なのか?」


「大丈夫でございます。それでは」


執事が去り入れ替わりにメイドがお茶の入ったコップなどを持ってくる。


「こちら紅茶でございます。それと茶菓子を。失礼しました。」


とメイドが去っていく。


「うんこの紅茶美味しなぁなんの味だろうか。この茶菓子も美味しいですわ」


女性には高評価であった茶である。そこに


「いや遅れて申し訳ない。」


「いやつい先程来たばかりだ」


遼一はその時自分の腕をみた


「(ギリか)」


「どうしたのだ?」


「え?あっすいません時刻を確認しておりました。ほら」


腕にある時計をみせた。カチカチと音がなる。


「凄いなんと言う魔道具なのだ?」


「これは魔道具ではなくて機械式時計の腕時計のやつです。あっ入ります?」


「欲しい!」


「今は安いやつしかないんですけどいいですか?」


「か、構わん!」


「それではどうぞ」


「こ、これは安いのか?」


「まぁ3万程度です。それよりも安いの有りますが早く来れますね。それで観光と聞きましたがどの辺を廻りますか?パンフレットとかも作ってますのであと少し遠いですがショッピングとうも出来ますのでそれには女性が着くので安心してください。」


「私はショッピングしたいわ」


「妾もショッピングしたい!」


「わしはまず軍隊の生活が観てみたい」


「私もだ×2」


「それではショッピングの方は明日の9時ぐらいに出発で宜しいですかな?」


「構いません。」


「軍隊の方は5時ぐらいですがぁ大丈夫ですか?」


「は、早くないか?」


「いえ普通です。起床時間が6時なので朝から夜まですべて見たいのであれば朝の5時には起きておいて5時30分ぐらいに出発です。」


「分かった頑張る。」


「ではその方向で調整します。あと晩御飯まで少し時間があるのでゆっくりしていて下さい。私はまだ優先的にやらないといけない仕事があるので失礼します。部屋の方は晩御飯が終わりしだい案内させていただきます。」


「うむ。」


王様がそう返事をすると遼一は扉をあけ外に出て行った


「な、なんなんですか!あの態様は!使用人みたいじゃないですか!父上!あの様な者にこの広大な領を没収すべきです。」


「無理を申すな...」


「なぜ無理なのですか!」


「数年前に出来た膨大な借金が有るだろう?」


「あります」


「その借金全部遼一が返してくれたんだ。その見返りとしてこれだけの領を与えた。まぁ今じゃこの国の軍事、経済、司法は一番じゃ。お前も見ただろ?あのパレードでの軍隊を遼一はそれと同じ様な軍隊を増やしておる。それを見るためにここに来たのだがな。しかしこの部屋といいこの屋敷自体訳の分からぬ作りじゃ」


一方で王妃様たちはと言うと


「あんな固い話より明日のことを考えましょうなんせ王都にまで聞こえるショッピング出来るのだし」


娘達と話をしていたがそのときスピーカーから声がした。


『え〜お食事の用意が出来たので一般職務の人は食堂までお越しください。繰り返します。お食事の用意が出来たので一般職務の人は食堂までお越しください。』


放送と同時に扉からコンコンとノックする音が聞こえてきた。


「失礼します。放送の方でも有りましたがお食事の用意が出来たのでご案内します。」


執事が入ってきてそういった


「うむ分かった」


執事の後ろにつき歩く


「こちらでございます。」


「食堂ではないのか?」


「そちらは一般職務の人でございます。」


「一般職務とは?」


「一般職務とは主に事務などを私のような人を指します。後は特殊職務があります。」


「ほう。そのほうは行かないのか?」


「私めは部屋で最近食事をしております。」


「なぜなの?」


「特殊職務と兼業なので...そろそろ着きますのでこの話はまたいつかしたいと想います。」


その後執事が案内した所に遼一がおり王様、王妃、第1王子、第2王子、第4王女、第5王女は席に着き晩御飯を楽しく食べた。


「おはようございます。!起きてください。」


「...」


男子勢は起きるが半分寝ていると言ってもいいほどぼーっとしている。


時刻は5時30分を指そうとしていた。


「5時30分来たのでこのバスに乗車してください。」


「まだ着かないのか?」


「もうすぐ着きますよ。言ってたら着きますよ。」


『そこの乗用車止まれ!』


「はい通行証」


「はい確認しました。どうぞ〜」


軍事施設に入る前にある検問に通行証を見せ施設に入っていく


遼一は駐車場にバスを止めると


「着きました。降りてください。」


遼一達がバスから降りていると起床ラッパが鳴り響いた


『起床!』


「りょ、遼一なんじゃこれは」


「起床ラッパです。まずは所長室へ行きます。」


「所長!お客様がお越しです。」


「うむ通せ」


「どうぞお入りください。」


「失礼するよ」


「こ、これは!閣下!くるなら連絡してくれれば向かいを寄越しましたのに」


「いやなに今回は王族が見学するのでな」


「そ、そうでございますか。」


「じゃ顔だしたから自由にさせてもらうぞ」


「ど、どうぞ」


遼一は所長に顔を出した後王様達を連れて基地内の資料館、訓練風景などを見せて回った。昼過ぎには陸軍学校の見学などをし1日が終わった。


「た、大変です!」


「どうしたのだ?」


「は!王妃様御一行が何者かに連れ去られました。!」


「なに!護衛は十分に付けていたはずだぞ!」


「そ、それが護衛は10人を残して全滅です。しかも同様の手口で10人以外は死亡です。」


「その手口は!」


「は!遠距離攻撃です。」


「それは!銃でも届かない場所なのか?」


「10人の内6人が不思議な攻撃を受けたと言っており内4人は最近分析をしている。魔法のようだと」


「報告にはそんな盗賊、山賊、ヤミギルド(合法なものは除く)は聞いてないぞ」


「遼一よそれは王都を荒し回っているスーノスカイという名のしばしこっい奴らじゃ」


「義父はしっているのですか?」


「知っているも何も1度捕まえて脱獄されとる書類では見た。特徴は何か分かるか?」


「え〜」


「構わんいえ」


「で、では頭に青のハチマキ、服の色は黒、ズボンの色も同様に黒です。腰には長剣を装備している者が2人です。」


「正しくブルースカイだな」


「すみませんが義父。私は行きます。では」


「私は行けないが息子達もいかそう。」


「は!父上!」


息子2人は遼一の後を追いかけた


「遼一まて!私達もいく」


「これは...そうですか。あまり足を引っ張っらないで置いてください。今回は軍隊と警察は出動できないので3人だけですよ?」


「構わん!逆に遼一貴様が足を引っ張るなよ!」


「おまかせあれ」


「遼一どこにいるのか分かっているのか?」


「それを確かめに今から通信・電探室へ行きますのでついてきてください。」


遼一は館内にある通信・電探室へ向かっていった。


「おい」


「は!」


「聞いているだろう?どこにいる?」


「は!ただいまNo.145269321とNo.245863715を所持している人は領内の森にいます。」


「よし今からいくから動いたら通信で教えてくれ。通信番号1208だ」


「は!分かりました!」


「遼一一体なんの?しかもなんだこの部屋は見たことのない物だらけだ。」


「紹介は後でします。今は王妃様と王女様を助けに行きます。」


遼一は2人の王子を連れて馬小屋へ向かった。


「はいよ!王子たち行くぞ!」


「お、おう」


遼一は馬を走らせ森へと向かった...


「やはりいつ来ても不気味な所だ...だが今は行かねばならん。はいよ!」


そんな時通信が入った


『こちら通信・電探室』


「こちら1208」


『ロマニャー王国の王妃様と王女様誘拐は誤報のようでした。が違う国の王様の王妃様とその王女達が捕まったようです。これはロマニャー王妃様がおっしゃったので確実でしょう』


「じゃ俺が渡したらキーの番号がなぜ森にあるんだ」


『それは王女様によるとこの二つのカードを持っててと言ったようです。』


「く...分かった。キーを持っているのは動いていないよな?」


『はい動いていません。』


「オーバー...両王子物凄く非常に大変な知らせです。」


「どした?」


「なんと誘拐されたのは他国の王妃、王女の様です。助けには行きます。」


「そうか分かったそんな事は外交問題になるからな行こう」


「...賛同する。」


「では急ぎましょう。」


その後少し迷ったもののどうにかキーから受信できる電波をだどってきた。目の前にあったのは...



次回蹂躙がテーマ?みたいに作ります。


ブックマ、お気に入り登録、感想、レビューよろしくお願いします。


新しく連載始めました。


『サバゲーやりに行こうとしたら戦国時代に!?』

http://ncode.syosetu.com/n6465do/

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