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開発なんてどうでもいいんだよと言う人は最初の方は飛ばして読んでください。


※2017年1月28日本文を追加

※2月7日誤字修正と指摘頂いた所の修正と本文を削除と追加

戦勝パーティが終わり軍隊と共に翌日二日酔いで領に戻った。


「はい皆さん会議をしたいと思います。では私がいなかった時の結果を」


「では、経済から戦争賠償金を各貴族に王国が分配したので軍事費はあまり減っておりません。まだ半分を占めてます。市場売上はここ最近はいろいろと流しているので落ち着いております。以上です。」


「軍需省はただいま軍の兵員削減と経費削減を行っております。来年度には20%弱まで減ります。」


「農林水産省からは農業は拡大を促進しております。林業は林業ギルドと連携してやっております。水産は海賊が出でいるので赤字が続いております。詳細は書類の方をご覧下さい。」


「警察省からは密漁、密猟、密入国、密輸などは公安と警察が合同でただいま監視及び司法に逮捕状を請求しております。現在逮捕者は100人です。以上です。」


「以上で進展のあった省からです。後は微々たる進展です。資料をお読みください。」


「ふむ、金額は軍縮で浮かぶ金額で補完して海賊は海軍軽巡を旗艦として駆逐艦を4隻編成でやるように。海保とか必要になってきたなぁ軍需省検討しといてあと農業は収穫を拡大してるようだけど災害とかの為に備蓄よろしくまぁこんなもんかな?あと来年の予算編制やけども約2億ロマ(2億5千万円相当)だからこの総合予算内で軍艦は航空主義なので戦艦とかはいいわ当分。航空機は爆撃機と長距離護衛機の研究。陸軍は火力優勢を研究。海軍は陸軍と共同で電探、戦闘機を研究。研究省はロケット、ジェットのエンジンの研究以上。これにて会議の終了」


「あのう終了のする前に少しいいですか?」


「なに?何か報告あるの?」


「いえ来年度総火演(総合火力演習)があるのでよろしくお願いします。海軍の観艦式は二年後です。以上です。」


「軍需省~もっと早く言ってくれ。楽しみにしとく。」


「ありがとうございます。」


「それでは解散!」


こうして会議は終了し各省の大臣は退室して行った。


「やはり日本陸軍だけでは無理があるなやはり米国軍とドイツ軍を編入するか...近代装備も装備しないとアサルトなどもいるな...はぁ資料みても領内の整備は進んでるなとりあえず賊を取り除くか...冒険者ギルドとかやっては...この規模は軍隊の出動だな。おい君軍需省の大臣と海軍幕僚長を呼んできたまえ」


「は!」


そして秘書は部屋から出ていきその2人を呼びに行った。


「軍需省軍需大臣入ります。」


「うむ大臣、君には...あれ無いぞどこいった。え〜たしかここに...あったこれだ」


「軍行政援助?ですか?」


「うむ軍隊から少し民間の警備員などに回そうかなって軍の詳細とかは軍需大臣がよく知ってるからな。」


「そうですね私は特に意見はありません。公共事業のほうも人が足りないと言ってきてますから。」


「そうかよかった。あと海賊やけど海軍を出してあと陸戦隊も編制して先も言った通り軽巡を旗艦として駆逐艦4隻で行くように陸戦の人数は百単位で」


「わかりました。」


その時ドアからコンコンとノックする音が聞こえた。


「海軍幕僚長です。」


「入って」


「失礼します。」


「君を呼んだのは海賊についてだ。まず編制は軽巡1隻駆逐艦4隻と陸戦隊を入れる揚陸強襲艇を編成して海賊討伐してきてくれ。海賊の規模は漁船や民間人やギルド経由で情報が入っている俺の予測で編制してるけど追加艦艇あるなら追加してくれ。俺からは以上他に何かあるか?」


「いえ特に」


「よしならばすぐ動け!」


「は!」


大臣と海軍幕僚長は部屋を出ていった。


「では諸君今回は海賊退治に出る事になった!閣下の予測編制は軽巡1、駆逐艦4だ。あと陸戦隊も編成する。何かあるか?」


「幕僚長閣下!私は駆逐艦を後2隻追加した方がいいと思います。」


「幕僚長閣下!私は陸戦隊を400人程度で充分かと」


「参謀大佐!陸戦の人数は600人だ!」


「なんだと!参謀少佐の分際で!海賊と軍隊の質が違うだろ!」


「ま、まぁ落ち着けなんで600なんだ?」


「は!白兵戦になると兵の質も必要ですが数も必要です!理由は弱いと思いますがこれが今の理由です。」


「ふむなるほど納得の余地ありと言うことで陸戦は600人で決定。艦艇は駆逐艦2隻追加だけでいいか?」


「異議なし」


「よしでは編制は軽巡川内型の川内を旗艦とし駆逐艦(特Ⅲ型)暁、響、雷、電駆逐艦陽炎型 陽炎、不知火とする」


その後1日たった後海軍から海賊退治に軽巡1、駆逐艦6の編成で航行した。


「もうそろそろ海賊が出る海域に入るはずだ」


電探と目視を駆使して探す...


「電探に艦あり!三時の方向!」


「目視でも確認!」


「総員戦闘開始!」


総員戦闘開始!戦闘のラッパも鳴り響く


「艦長そろそろ砲撃範囲に入ります。よし各駆逐艦に連絡『我コレヨリ攻撃ヲ開始ス各駆逐艦モ射程内ニ入リ次第攻撃セヨ』と」


「は!」


通信兵は通信室に入っていった。


「旗艦川内より入電『我コレヨリ攻撃ヲ開始ス各駆逐艦モ射程内ニ入リ次第攻撃セヨ』です!」


「よし!砲撃準備!一番砲と二番砲は仰角15度!」


「撃ち方よ〜い!撃てぇ!」


旗艦川内から第一発目が放たれた。放たれた砲弾は敵艦隊(大型木造船数隻)の先頭艦の横の海面に着弾した


「命中弾着弾認められず!修正右2!」


「修正右2」


一方海賊達は


「おわなんだ!この衝撃波は!魔法じゃないぞ!は、早く頭に報告を!」


「か、頭!大変です!前方に軍船!その数7隻」


「やりすぎたか!仕方ない迎え撃つぞ!」


この時に逃げていれば後々あの様な事にはならなかった。では少しこの世界の軍船と海賊船の戦闘艦についてお話しよう。この世界は中世ヨーロッパになっており艦の横に大砲を設置し速度は魔法や魔石によって動いている。海賊船もこのようになっておりエンジニアがいる海賊船は有名な海賊(世界を跨ぐ)そして鹵獲を使う海賊は地域有名である。ちなみに海賊が使っているのは前領主の枠が少ない海軍である。何話かで海軍を持つのは珍しいと言ったが遼一の所の海軍は規模が違いすぎるので珍しいと言われたのである。


「敵艦単縦陣で突っ込んで来ます!」


「こっちも単縦陣で突っ込むぞ!砲撃開始!」


ビーーと音が鳴り響く。軽巡川内から14cm砲が火を噴く


「敵艦木造!駆逐艦も射程内に入り攻撃を開始!」


「敵先頭艦撃沈!」


「魚雷準備!30度!」


「魚雷準備!30度!」


「こちら魚雷室!完了!」


「撃てぇ!」


バシュ!バシャン!キュルキュルキュル魚雷が5本9時の方角に向かって伸びて行く...ドガーン


「魚雷3本とも敵艦に命中せず!残り2本は後方の敵艦に命中!後方艦はマスト真っ二つで轟沈を確認!」


「零式水偵より電文!この海域付近に敵根拠地を確認との報告です!」


「敵艦残り4隻!そのうち1隻は右に傾いています!」


「右に傾いている艇は放置!残り4隻は駆逐艦に任せろ!我々は援護する。」


駆逐艦から魚雷を発射した


「駆逐艦から魚雷発射を確認!そのうち2隻は傾きが酷く黒煙が上がっております。」


その時監視員から『敵艦再度爆破轟沈』の報がなり響く


「駆逐艦2隻を残して残り4隻は我々に続くように伝達!その後根拠地に向けて出航する。」


その後駆逐艦2隻の特Ⅲ駆逐艦の雷、電を救護用に残し根拠地に向けて出航して行った。


「電探に何か写らないか?」


「は!未だ何も...」


「電探に影あり!ここから約1.5マイル(2.414km)!方角2時の方向!」


「良し!各艦に通達!おもかじいっぱい!」


「おもぉぉかぁじいっぱっい」


旗艦川内を先頭に特Ⅲ駆逐艦暁、響、陽炎型駆逐艦陽炎、不知火があとを続く...船員が周りを確認している。


「み、見えました!発見!発見!」


「あ、あんなに見えやすい根拠地ってあると思うか?参謀...」


「あるならあるでしょう」


「しかしこんなにわかりやすいのに気付かないとは...仕方ない。全艦砲撃開始!撃ち方よ〜い!」


「撃ち方よ〜い!撃てぇ!」


砲を縦15度に向けて全門を敵根拠地に向けて撃った


「これぐらい撃てば充分だろ。陸戦隊上陸開始!」


強襲揚陸艦から小型揚陸艦が海に出て海岸に揚陸艦を向けて行った。


「よし揚陸艦が着くまで少し間砲撃開始!」


ドンドンと軽巡川内、特Ⅲ、陽炎型駆逐艦の艦艇から砲撃を開始した。だがこの時全艦が攻撃目標から何か光った様な気がした。


「た、大変です!不知火が謎の黒煙を上げています!」


「な、なんだと!不知火艦長らはどうした!」


「は!発光信号だと艦長以下参謀1人を残して全員死亡しました!兵員にも被害が出ており今はその参謀が代理で避難指示を出しています!あと機関浸水し航行不能と」


「な...なんだと!なぜだ!どこから攻撃を受けた!」


「それも不知火から来ております。攻撃目標から謎の光を不知火の船員全員が見ております。確実とは言えませんがそれが攻撃の正体だと」


それは敵方が放った決死の魔法攻撃である。だが戦果は駆逐艦1隻機関浸水で、?中破と言う微々たる物であった。


「あの敵根拠地を更地にしろ」


「閣下!それはいけません!民間人が捕らわれているとの報告もあるのです!しかも陸戦隊が今から上陸寸前です!なので反対です。」


「くっ分かったよ陸戦隊が占領の印を送ってきたら艦を岸までよせろ。あと攻撃止め!」


「全艦攻撃止め!」


攻撃止めの光信号は各艦に伝えられていった。


上陸開始!


バシャァバシャァ


「上陸開始!いけ!突撃ラッパ吹け!」


「はい!」


突撃ラッパが鳴り響く


「敵が突っ込んで来ます!」


「各個撃破しろ!」


海岸では海賊の屍が増え続けていた


「ウオアアアアアア!!!ぉぉ」


「撃って撃ちまくれ!」


「敵根拠地発見!」


「突入!」


その後海賊根拠地に突入し格闘、銃撃、鍔迫り合い、降伏する者があり根拠地をくまなく探していると


『こちら捜索第一班。小隊長!檻に捕らわれている民間人を発見!』


「よし!保護せよ!」


『は!』


捕らわれていた民間人は男女合わせて計8名その中には猫耳を付けた子や犬耳を付けた子もいた。そこに小隊長が合流してきた


「君たち大丈夫かい?」


「本部こちら第一小隊小隊長民間人を保護。大人3、子5です。これから海岸に向かいます。」


『こちら本部報告を確認。途中で野戦病院があるから途中で寄るように連絡はしておく』


バシュ


「は!」


小隊長が本部に無線連絡をし民間人の保護を報告し途中で野戦病院に行くように言われた。


「では皆さん私たちに付いてきて来てください。」


小隊長を先頭に民間人8人を後ろ左右に部隊兵を配備後ろに1人


「皆さんそろそろ中間に着きますよ。」


「小隊長見えてきました。」


「はい次の方...おやどうしたんですか?」


「軍医この子たちを見てくれないか?」


「はい。よしんじゃ1人ずつきてくれ最初は子供からだ」


そして子供一人が最初に入ってきた。


「いまから質問と診察をするから質問はちゃんと答えてね答えられないことは別にいいから。では最初の質問名前は?」


その後最初の子は名前、年齢、父親、母親の名前、何処の子などを聞いた。検査は脱水、飢餓に近い状態と診断された。その後も子供達は最初の一人目の子のように質問、診察を受けた。大きな病を持った子と大人はいなかった。


「ふっ終わった。そうだ小隊長さんこの子たちを陸に帰ったら病院にとりあえず連れって行って上げてくれ。診断書とかは陸に帰ったら一式渡すから。」


「は!」


そしてまた小隊長を先頭に海岸へ向かっていった。数分後海岸付近に到着した部隊は中隊と合流し民間人に食事、水を配り占領の海軍旗を大きく振った


「艦長!陸から占領の旗が上がりました。」


「よし小型艦艇を降ろし上陸部隊、民間人を回収。揚陸艦は捕虜を回収しだい大型揚陸艦にもどるように伝えろ」


「は!」


その後艦に戻ってきた将兵達は各自休息を与えられた。


「司令!!」


「うむ!進路津へ向けておもかじ!速度20ノット!通信兵は本部に通信これより帰投する。」


「おもぉぉかぁじいっぱっい」


その後軽巡川内を旗艦とした艦隊は途中捕虜を収容していた駆逐艦雷、電と合流しそのまま元漁村を改築した軍港津へ向かって航行した。


「艦長見えてきました。!」


「速度微速!」


「速度微速」


「そろそろ近づいて来たか...損傷を受けている艦を先に行かせドックに入れろ。その他は負傷者を集め陸にあげるようにそれ以外は錨をしばらく落としておくように」


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