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149 新たな敵の正体と同盟陣営の設立

未確認生物、未確認飛行物体が居なくなり太陽に照らされている物を回収及び解析を行うと、新たな人種で有ることが判明。


戦闘中に兵士が魔王軍とかなんとか聴こえたらしいが詳細は定かになっていなかった。

ロマニャーでは、ここまでであったが魔王軍らしきものに攻められた別の国でも撃退はしたものの損害大で聖教国は正式に魔物と魔人族と正式に発表を行った。


これにより、聖教国は異界召喚により勇者を呼び出すことを一方的に通告と互いにいがみ合っていた国同士の仲介などを行い魔王軍に対処しようとしていた。

そして、聖教国の使節団はロマニャーに入国を行って面会を求めてきた。


まず使節団は、皇帝陛下に拝謁するために宮殿の門前に大統領と使節団が待機していると、門が開き宮使が声をあげて発言した。


《ロマニャー国大統領ならびに聖教国からの使節団殿、皇帝陛下の命により登朝(とうちょう)拝謁(はいえつ)せよ》


拝謁するために門をくぐり、階段を上がり拝謁した。


「ロマニャー国大統領、皇帝陛下に拝謁します。皇帝陛下万歳」


「面をあげよ。朕は嬉しく思う。さぁ席へ」


「ありがとうございます。」


大統領が自分の席に座ると、皇帝陛下が語りかけてきた。


「大統領よ、あの者達は何者だ?」


「皇帝陛下に申し上げます。聖教国からお越しなされました使節団の代表の方にございます。」


「そうか。聖教国からの使節団殿ちこうよれ。」


使節団の代表が中座辺りまで来ると、拝謁した。


「聖教国使節団代表、皇帝陛下に拝謁致します。」


「うむ。面をあげよ。なにようか?」


「この度、我々聖教国は聖教国及びロマニャー国などを襲った魔物と魔人を魔王軍及び魔神復活を目論むやからと断定いたしました。今回の使節団の目的は、ロマニャー国との同盟及び戦争中ならば仲介役になることでございます。そして、魔王討伐を達成するため、異界から勇者召喚を行いたいと思っております。」


「聖教国との同盟及び仲介は大統領及び閣僚と相談し後日行う。勇者召喚に関しては、我が国としては遺憾を表明しておく。以上だ。」


退朝(たいちょう)退朝(たいちょう)退朝(たいちょう)ぉ》


使節団拝謁から三日後、同盟に関する文書に聖教国トップのサインと皇帝陛下である国家元首と副国家元首である大統領のサインも証明、互いに文書を交わすと、カメラに向かって笑顔で握手した。

この聖教国とロマニャー帝国の同盟は、世界に衝撃が走り、ロマニャー帝国属小国である国はすぐさま、聖教国との同盟をロマニャー帝国立ち会いの元、同盟が成立したのであった。

人類陣営対魔神陣営として世界は分裂、既存の魔族で中立国や人類だが中立立場を表明している所の奪い合いが、始まった。

聖教国では、異界召喚の準備を行い、魔術師を多数配置し、魔方陣に魔力と詠唱を行っていた。


同盟陣営の主要国であるロマニャー帝国が真っ先に、魔神陣営に与している国へ宣戦布告をすると共に国境に張り付けていた陸軍に攻勢命令を下し、陸軍は国境を越境した。


トラックなどの機動力の高い物で、次々に占領地を広げ、一国、一国と降伏したが、宗主国状態の魔王軍は、ロマニャー軍と激突を繰り返し、同盟陣営側の国も魔王軍に占領されたり、ロマニャー帝国は支援軍を派兵、塹壕戦、毒ガス、戦車、機関銃などの戦略、化学兵器、通常兵器を使い、魔王軍を攻撃していた。

魔王軍占領地を開放し、支援軍はそのまま前線へ転進、A集団と合流した。


同盟陣営は名称を連合軍とロマニャー帝国推薦で改名してから三ヶ月戦線は前にも後ろにも動かず膠着していた。

マルチロール機や爆撃機、軽攻撃機などの空軍支援を前線にて、実施するも成果はあまり上がらなかった。


ある日、ロマニャー帝国内のとある空軍基地から四発のレシプロエンジンとジェットエンジンを積んだ大型長距離機が離陸し、大空へ飛んでいった。

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