144 経済への投資と軍の構造改革と海軍増艦
皆さん、お久しぶりです。
ある程度出来たので、投稿します。
「戦争も終わったことだ。経済は順調か?」
「それが、戦争特需が消えてしまったので先月から下回っております。金融も貸し付けを渋っております。」
「補償か?そんな財源ないぞ…」
「大統領閣下、国営銀行で紙幣を大量印刷を行ってはどうでしょうか?計画的増産です。」
「どういうことかね?」
「はい。まず、一年間で印刷する量を公開します。インフレ率と睨み合いをしないといけないのが難点です。」
「紙幣を増産しろ。価値を落とさない程度に、あとは国営銀行が低金利制度を使用し、国の債権や企業の債権を買い取りを行う。軍の予算も軽く縮小する。以上」
大統領と財務関係らの会合で紙幣の増産、低金利制度の実施、軍の予算効率化編成による削減を行い、最低賃金の上昇、非正規雇用の減少、製造業への補助金制度の確定などを行い、低迷していた国営銀行の株価は一万五千辺りを推移していた。
また、新規起業者への保護を目的とした新たな制度も確立し、補助金、低金利の貸し付け、正規雇用の推進などを行い、田舎のインフラ整備やレジャー施設、空港などを作り、遠隔地からも都心や首都に来れるようにしたりした。
しかし、数年後この田舎の開発により遠隔地等では人手不足や土地の下落や貧困が都心や首都は逆に土地の上昇や人口が過密しており事件が耐えないのであった。
そして、この現象はゆっくりと進んでいくのであった。
それから数ヶ月後、経済指数はゆっくりと伸びているが、目に見える効果が無いため大統領の支持率は低下気味になっていた。
「経済指数は伸びているが…」
「目に見える効果が無いと国民は理解してくれません。経済調査によると大企業は内部保留や派遣切りの期限ギリギリで派遣切りを行ったり、外国企業や外国投資家達による株の買い占めにより、企業利益は配当金として株主が締めております。」
経済大臣が資料を出すと、配当金の還付率が上がっているに対して、労働者の賃金は横ばいに伸びておりまた、賃金格差などの広がりも見せていた。
「共産主義者どもが騒ぎ出すぞ。」
その時慌てた様子で大統領府の職員が入ってきた。
「そんなに慌ててどうした!」
「大統領閣下!大変です!陸軍の歩兵が門の前で銃を構えております!」
大統領は慌てて窓から外をみるとそこには、陸軍歩兵が横列に並んで小銃をこちらに向けていた。
「どいうことだ?なぜ陸軍歩兵が?警備兵はどうした!」
「別の市内警備師団の歩兵連隊がこちらに向かっています。」
警備師団の歩兵連隊が近づいてくると、こちらに銃を向けていた陸軍歩兵は銃を頭上に上げ、肩に戻すと駆け足で撤退した。
「どいうことだ!今すぐ陸軍司令部の総司令官を呼べ!」
数時間後、陸軍の総司令官であるマッケン陸軍総司令官元帥が大統領室に入ってきた。
「マッケン元帥さっそくだが、どいうことかね?」
「は、この度はこのような不祥事をお越し大変申し訳ありません。騒動を起こした者達は軍法会議の判決に従い処罰いたしました。」
「わかった。今回はその報告で我慢しよう。だがマッケン元帥、私はあんたが指示したと思っている。何故か教えてやろうか?理由は陸海空軍の総司令部を統合するという目的の反対の筆頭はあんたなんだ。分かるだろう?」
その後、マッケン陸軍元帥は予備役に編入され、反対筆頭のマッケン元帥の予備役入りに、恐慌した高級士官達は軍の構造改革に賛成し、陸海空軍総司令部は解体され軍総司令部と命名され、初代軍司令官は海軍出身のハイゼー海軍中将であった。
海軍出身者が就いたため、海軍の艦船改造費用とメンテナンス費用は予算議会を通り本会議でも承認され、イージス艦の増艦と駆逐艦の増艦が決定された。
イージス艦は増艦された艦船を含めると千隻、駆逐艦は千五百隻となった。
空母は軽空母の増艦だけで五十五隻となった。
海軍は増艦した駆逐艦を海賊退治に、イージス艦と軽空母は海洋魔物と戦争とで使い分けた。
陸軍は従来の予算のみで特別手当てなどは一切出ず、海軍との溝を深めることになったのであった。




