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122 ロマニャー&アンシュvs小国連合~アレーハン国へ空爆作戦2~

次回、未定

「レーダーに写っていた機影はどうした?」


「は!機影は遠ざかって行きます。」


「このまま、来ないほうが良いのだがなぁ」


ロマニャー空軍がスクルトリア山脈を越えた瞬間に、レーダーにアレーハン国空軍の機影が写っていたが、引き返したため護衛機は爆撃機からの指示により追尾しなかったのであった。

それから、戦闘機がレーダーから消え失せて、一時間ほど、空を漂っていると、爆撃機のレーダーと戦闘機に内臓してあるレーダーに機影が写った。


アレーハン国空軍の隊長機は両翼を交互に振ると進路を変え、大型機に接近していった。


「ようし、捉えた!」


大型機を発見すると、隊長機は両翼を振り、機銃を押すスイッチのカバーを開け、スイッチを押した。


「敵機!各座自動射撃!」


大型機に上部に装備されている20mm四連装機銃と下部と両胴に装備してある20mm二連装機銃から、迎撃射撃が始まった。


迎撃射撃により、突撃してきた戦闘機は、真正面からエンジンに弾が当たり、コックピットへ被弾、被弾した時にパイロットに当たり、コックピットの周りは血が付き、被弾したため燃料部分に引火、地面に燃えながら落ちていった。

弾は時限近接弾を使い、一定の時間、一定の距離にて爆発するように設定されていたため、爆煙により視界を奪われ、突撃してくる戦闘機を落としていった。


大型機の爆撃機でも接近してくる戦闘機を落としていたが、護衛機も速度を生かし20mm機関銃で通りの際に落としていっていた。


「よし!星一つ!また、撃墜数が上がったぞ!」


アレーハン国空軍部隊の大半が撃墜されたため、機首を変え、撤退した。

撤退しているとき、二機のロマニャー空軍の戦闘機が後方についた。


「発射!」


二機のロマニャー空軍戦闘機は、多数標的ロックの機能を使い、中距離ミサイルを発射した。

中距離ミサイルは、一定の距離に近づくと、エンジン部分が切り離され、ロケットブースターで加速、弾頭が裂けると、多数の小型ミサイルが、撤退していくアレーハン国空軍の戦闘機の左翼をもいで爆発や胴に当たり爆発をしたため、基地に運良く帰還出来た数は二機のみであった。


「そろそろだ。爆槽を開け!」


爆槽の開閉スイッチを上の開の所にあげ、警戒音とともに、爆槽が開きいつでも地上攻撃できる体制に入った。


「よし、対地誘導爆弾用意!投下!」


「投下!」


投下手が投下スイッチを投の所にあげ、爆弾が地上めがけて落ちっていった。


次々と爆弾が落ちていき、地上施設は壊滅的打撃を与えたが、レーダー基地には、別の大型機の爆弾槽から対地ミサイルが発射され、電波を頼りに、目標物へ着弾した。

大型機の爆弾槽からは四発の対地ミサイルが放たれ、目標別に着弾、爆発に巻き込まれて近くの施設も爆発した。

空爆により、空軍基地は滑走路の破壊と基地の機能を破壊して、護衛機は上空にいる残党を狩り、空中給油機の給油を受けて、大型機とともに元の基地へと戻っていった。


別のアレーハン国空爆作戦部隊も基地の機能を破壊して、大型機は先に帰還の途についたが、護衛戦闘機は、アレーハン国空軍残党戦闘機と交戦をまだ続けていた。


『爆撃機の作戦終了、我らも戦域を離脱し、合流する。』


隊長機から僚機へ無線で話、戦域を離脱しようとすると、アレーハン国空軍戦闘機が追尾してきた。


「くそ、うざったいな…」


僚機が、エンジン出力を落とし、操縦悍を右に倒し、瞬時に後ろに操縦悍を倒し、戦闘機の背後を取ると、機関銃の発射スイッチを押した。

20mmバルカンは、戦闘機の翼と胴下に当たり、発火をお越しながら、急降下していった。

別の僚機が縦に空中反転し、そのコックピットに、めがけて20mmバルカンを放った。

20mmの弾丸はコックピットにいる操縦士は、血みどろになって、燃料に引火し回転しながら、降下していった。

パイロットは、コックピットの中から敬礼すると、編隊を組んで爆撃機の護衛についた。


アレーハン国空軍基地では、爆撃により破壊された建物の残骸を処理していた。


「ロマニャー空軍がスクルトリア山脈を越えてくるとわなぁ。戦死者の数と負傷者の数と未帰還機の数を教えてくれ。」


「は、戦死者は約1000人、負傷者は2300人、未帰還機は運良く帰ってこれた二機以外全機です。」


「壊滅か…命令だ。残骸を処理したら、防衛基地を作る。土嚢、空堀などをするから、処理が終わったら読んでくれ。」


「は!」

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