表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
116/159

117 ロマニャー&アンシュvs小国連合~都市空爆~

次の更新日、水曜日


11:00アンシュ国国内にある飛行場にて、多数の爆撃機が飛行場に集まっていた。


「スコントリーノ!久しぶりだな!」


「おぉ!ジョフレ!訓練学校いらいだな!お前も、同じ任務か?」


「そうだよ?最近、戦争ばっかしてるよな?」


訓練生どうしで会話をしていると、チャイムが鳴って、整列号令がかかり部隊ごとに整列し、高級士官が台にたち、任務の発表がされた。


「諸君、今回集まってもらったのは都市爆撃を行うためだ。作戦地区はA.B.Cと地区を区切っている。そして、各飛行隊に割り振っているので、各飛行隊隊長は、配布される資料に書いている飛行部隊の部隊長と話すように。以上。」


「敬礼!…解散!」


地区切りしているため、各部隊長はAやBなど声を出して、配布された資料を元に隊長を中心に集まってきた。

各部隊長から、説明があり終わった所から明日の出撃にあわせて終わった所もあった


次の日の明け方、0200に滑走路にて発進体制に入っていた爆撃機があった。


「A地区爆撃隊出撃する!」


管制塔にそう告げると、速度を上げ離陸した。

それに、続き僚機も離陸を行い空中には、空を埋める程度の出来る数が、A地区に向かっていった。

それから二時間後の0400にB地区爆撃隊が離陸、0600にC地区爆撃隊が離陸。

各地区の爆撃機が離陸したあと、護衛機も飛び立ち、各地区爆撃機の護衛にあたった。

爆撃隊はA地区の空域に入ると、部隊長が乗る部隊長機から、各機に無線連絡を入れ、機内放送で、投下手に爆弾槽を開くことも伝えた。



「『各機、そろそろ予定地区だ。訓練通りにやれば当たる!やるぞ!』投下手!爆弾槽を開くぞ!」


コックピットから爆弾槽を開けるスイッチを開に切り替え、ゆっくりと爆弾槽が開き、吊らされてある250kg爆弾や無誘導弾や対地ミサイルなどがあった。

爆撃機が目標地点に来ると、投下手が爆弾投下スイッチを下ろすと、多数の250kg爆弾が塊で落ちていき、地上では穴だらけになっており、あらゆるところが燃えていたり、崩壊していたりした。


地上では、空から聞き慣れない音を聞き顔を上にあげると、女性の横に塊で落ちた250kg爆弾のバラけた物の一つが建物に着弾、その後、建物は爆散した。

破片が、空をみていた女性の頬を掠めた。


「きゃぁぁぁ!」


女性が悲鳴をあげている中、爆弾は音を立て、建物や軍事施設を破壊していく。

爆撃により都市の行政機構は麻痺、軍事機構は壊滅し、爆発に巻き込まれた市民の死骸や肉片が、あちこちに散らばっていた。


爆撃作戦開始前日に飛行場から大量の紙を載せた輸送機が空を飛び立っていった。

飛び立った輸送機は、目標地点の真上から大量の紙をばらまき、警告したものの鼻で笑われたり、信用されていなかったので大半の市民は逃げていなかった。


~爆撃B地区~


A地区での惨状もB地区で同様な事が起こったが、首都、副都などの大きな都市は被害が見られなかった。


「無線士!指令部に報告!『我、爆撃スルモ敵首都ニ被害ミレズ』以上!」


投下手から、パイロットに被害報告をするとパイロットから無線士に指令部に報告するように命令と文を言うと、無線士はすぐさま暗号に変換し、指令部に報告した。

この、報告により指令部では、動揺するも魔法か何かと思ったが、スパイから報告が入り、首都、副都には魔法師はあまりいないのでこんなことは出来ないと返信が帰ってきたので、ますます混乱したのであった。


C地区では、爆撃するところは少なく畑などに被害が出たぐらいであった


その日の内に爆撃任務から戻ってきた飛行隊から部隊長、投下手が召集され報告に上がってきた事に対する事実確認が行われていた。


「やはり、被害は出なかったのか。」


事実確認する士官の手には、副パイロットが証拠写真として、撮った写真が握られていた。

この、事実は報告書と写真をすぐさま本国にある作戦司令部に送付し、作戦司令部についたとたんに解析に回された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ