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110 終結するも内戦へ~空挺降下と降伏~

Twitterでも言いましたが、後半は更新が出来そうなら更新します。(鋭利制作中)

陸戦隊、陸軍海上機動旅団が上陸作戦を行い、前線へ移動したころ、コキュ人民共和国首都であるアルヘーンでは、人民委員長と人民防衛員長が今後のことを話していた。


「委員長。ロマニャー軍の動きが早かったですね。このまま行けば、いずれここも戦火になるでしょう。逃げませんか?」


「どこに、逃げるのだ?何処からも支援を受けていないぞ?こちらの要請を全部断れたからな。」


「では、ロマニャーの目的は国内統一なので、国外へ逃げましょう!」


「仕方ない。当てのない逃避行だな。」


上層部が首都を脱出しようとしたとき、空中から人が多数ゆっくりと降りてきていた。

ろくでもない会議をしているときには、人員輸送機は首都上空に来ており、空挺降下を行い、数日前に潜入していた先発隊からの手引きもあるので迅速的に制圧目標を制圧していった。


「敵指揮官クラス発見!捕獲!」


空挺降下してきた隊員に人民共和国委員長と幹部達がいる部屋に突入され、護衛の騎士たちは、銃弾で倒れており守ってくれる人がいなかった。


「おのれ!ロマニャー!いや影山め!」


悪態をつくも抵抗ができない上層部は、おとなしく捕獲され、地方で戦っていたロマニャー軍,人民共和国軍による戦闘は終わり、武装解除が行われていたが、一部のごくわずかな人間が小隊分国外逃亡したため、降伏した人民共和国軍兵士たちは厳しい監視の元にいた。


それから数日後、人民共和国国内にて戦闘行動が無くなると、都市警備の為の本国から憲兵の派遣や降伏文書の作成などが行われた。

また、数日後ロマニャー国、コキュ国、人民共和国との国境沿いにて人民共和国の降伏文書の調印式が行われ、第二次コキュ講和条約会議が調印式終了後すぐに行われた。


「我々、ロマニャーとしては先の講和条約に一項を加え、それを飲んでくれればそれでいい。」


降伏文書調印式にて出席していた外務省イングベルト外務大臣が、ロマニャー国からの講和条約の条件を出した。

コキュ国との講和条約は、第二次講和条約会議にて、正式に改正した講和条約を締結することを伝える。

コキュ国からは、了承をえて夜間の会議は終わりを告げた。


次の日の昼から2日目の講和会議が開かれ、元コキュ王国領であり、現コキュ国領である人民共和国に関する話し合いが始まり、コキュ国が統治することが決まり、ロマニャーと旧コキュ王国との講和条約も人民共和国のことで一項を追加して正式に両国の国家元首が調印を行った。


ロマニャー国家元首は影山大統領で、コキュ国の国家元首はアルドー首相と王族代表もしてセンツベリー=コキュ第三王女が調印した。


こうして、ロマニャーを中心に周辺諸国を服従させ統一国家を作ることを講和会議にて発案したため、後日ロマニャー国にて傀儡の各国代表が集まることが決められた。

講和会議は終了した。

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