107 終結するも内戦へ~制空権をかけて ロマニャー空軍vs共和国空軍2~
退役した女性パイロットに戦闘機を強奪されたことが、大統領府にすぐ伝わり、空軍長官が憲兵に拘束されてやって来た。
「で…?退役して一般人になった女性パイロットに戦闘機がパクられたと?はっ…殺すぞ?」
「す、すいませんでした!大統領閣下!」
「はぁ…で?誰?行ったところは?」
「は!アピューレスという飛行兵です!行ったところは、共和国空域です。現在、飛行隊の一部が交戦中です。」
「手柄によっては、ある程度許しても構わんが、処罰は受けるように。連れてけ」
「は!さぁ、来い!」
その後、連行された空軍長官は政治犯収容所で戦争が終わるまで収容されたが、その後、恩赦により釈放、すぐ、大統領府に呼び出されてたが、収容所にて諜報に関することを学んでいたため秘密諜報部隊の庁官に任命されたのであった。
その頃、共和国空域ではロマニャー空軍の猛攻を受けていた。
「あぁ~やっと終わった。全機帰投!あとは、任せた!」
最初に戦っていたガルーダ隊は一旦基地に帰投して、別の飛行隊による攻撃が始まったのと同時に、爆撃機による爆撃が始まった。
「こちら、爆撃隊。援護に感謝する。これより、目標に向けて爆撃体制に入る。援軍を頼む。」
『こちら、飛行隊。礼は終わってからだ。援護は任せろ。飛行隊各機に次ぐ、戦闘開始。』
爆撃隊に着いてきていた戦闘機全機が散開、爆撃機を狙う敵機を撃墜していた。
「さすが、F22だな。こっちで作った物よりも、性能は抜群だな。」
「葛城さん、弾には気おつけて下さいねぇー?」
「分かってますよ。」
兵器開発所長葛城とは、ロマニャー国軍事兵器開発及び研究所の一人で、こっちの世界では、F22などの最先端機の設計などを応用して、新しい戦闘機、爆撃機、戦闘ヘリなどを開発していたが、性能は何故か劣化版のような性能になっていたので、今回戦闘視察という名目で、爆撃機に乗り込み観察していた。
「しかし、B-52の設計改良したりしたのに、出来上がりが劣化版になるのは何故だ?長所は上手く引き継いでいるのに…」
兵器開発所長の隣に兵器開発総合管理長の草部が外を見ながら、ポツリと吹いた。
「謎ですね。」
ちなみに、航空機パイロットからの声は、F22やF16などに長年乗っていた米軍パイロットからは、絶讚とまでは行かないが、性能評判は良く。
また、外見が似ていることもあり、空軍上層部からの評判も良かったのであるが、兵器開発部門としては、性能も劣化版になるので、改修したいという気持ちが高かったが、兵器開発部門の焦りは実は飛んでもない勘違いをしていた。
実際のところ、原型モデルになったF-22(ラプター)ではあるが、性能は逆にモデルよりも上がっているのだが、何故か、兵器開発部門は頭を悩ませていた。
性能表をみていた大統領がこんなことを言った。
「こいつら、変態だな。気持ちは痛いほどわかりすぎるけど。」
大統領も関心をしていた事を、兵器開発部門は政府要望性能数値基準よりも、2倍もの性能を持つ兵器を作り上げるのだが、開発費も高くなっていた。。
結論、政府要望性能値(許容値)より兵器開発部門内(基準)での基準値高スギィ!
いうことを大統領に国防省から報告書が上げられたのであった。
「各、部・署・省・庁にはあまり高い基準値を設けることを禁止させろ。ブラックが増えるぞ。目指すはホワイトだ!ってこの大統領府である場所は白い館と書いて、ホワイトハウスだった。草(しょうもねー。)」
場面を戦闘空域に戻しまして、爆撃隊は目標地点が来ると腹部のハッチを開け、一斉に爆弾を投下し始めました。
投下を始めた爆撃機から250kg爆弾が大量に落とされ、別の爆撃機からは小型焼夷弾を中に抱える爆弾も投下され、地上では敵前線基地や近くの村などが炎上したり、爆弾により
土地の変形があり、地上軍は戦車を先頭に行動を開始した。
機関銃を抱える兵士たちが、バイポットを立て機関銃を安定させ、射撃体制をとり射撃を始めた。
共和国軍は、ラジオにて国家の正当性を主張し、国名をコキュ人民共和国に変更することも、ラジオで宣言し総力戦に突入することも宣言した。
先のロマニャーvsコキュ王国での戦争経験をした近代的な戦争を生かし、ロマニャーとの戦争を遂行命令を出した。
「総力戦って、戦争が長引くと経済悪化するやん!どないしょ!ほんまやばいって半端無いって!あうあうあうあー(幼児化)」
「閣下!閣下!戻ってきてください!」
「あうあうあうあーばぶぅばぶぅ!」
「閣下!失礼します!」
報告にやって来ていた国防大臣が、幼児化していた大統領を張り手でしばくと、大統領は現実へと戻されっていった。
「は!国防大臣いつの間に!」
「総力戦になった事の報告をしていると閣下が幼児化してしまいましたので、少しやってしまいました。大変申し訳ありません。」
「あ、いや、悪かった。で、総力戦になったが、どうするつもりかね?ベトナムのような惨劇は辞めてくれよ?湾岸や中東とかもそうか…まぁ、俺は説明聞いてGOサイン書くだけだからな。(なんで大統領に就任したんだろう。戦争ばっかやって。)あと、各省関係者で戦後処理のことも決めておいてくれ。通達は出しておく。」
「は!では、詳細はこちらに置いておきます。それでは、失礼します。」
国防大臣が執務室から退室すると、椅子を外に向け、ずっと外や空を見ながら今後の事を考えていた。
「(戦争ばかりしていて、不安はすごいだろぉな。でも、強国であるロマニャー王国を撃破したんだ当分は無いだろうな。そろそろ、大統領任期も近いし、それまでに戦争終結と経済に力を回さないと。全然帰れてないし、子育て任せきっりだから、セシルとノーブル怒ってるだろうな…あっ、絶対死んだわ…俺氏。)」
このあと、久しぶりに自宅へと帰った影山は、セシルとノーブルに搾られて、次の日影山はげっそりしていたが、女性二人はつやつやしていた。




