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105 終結するも内戦へ~共和国宣戦布告~

誤字受付可能に変更しました。作中角度は後日修正します。

時刻はコキュ共和国が宣戦を布告する数時間前、ロマニャー国会議室では共和国の不穏な動きに対しての対策を練っていた。


「大統領、旧コキュ王国に対する政策が出来ました。当分はこれで行けます。共和国には、注意を払っておきます。」


そのとき、国防省から緊急電話の番号で電話が、かかってきた。


「はい。用件を言え」


『は。先ほど、コキュ共和国から旧コキュ王国側へ宣戦を布告しました!』


「な、なに!わかった!駐屯軍には交戦命令を出しておけ。あとは、急ぎ準備しろ。君、緊急会見の準備。」


『は!』


共和国からの宣戦布告をTV、新聞社に伝え。

2時間後、緊急記者会見を開いた。


「え~本日、午前10時。コキュ共和国が旧コキュ王国に宣戦を布告しました。我が国は、旧コキュ王国との講和条約の通り、旧コキュ王国防衛の為、駐屯軍を出動させました。他、国内からは陸海空軍に出動命令を出しました。そして、国民の皆さんには、今なお強い負担を強いていますが、あと少し、あと少しの辛抱です。」


こうして、記者会見で演説を行い大統領は記者会見場から退出した。

退出した大統領に変わり、大統領官房長官が、記者会見の後任を負い、記者の質問に、答えって言った。


「長官。戦争はいつまで続くのですか?国内にも目を向けてください。」


などの記者からの強い質問を答えたりして大統領官房長官は、心身ともに疲れはてていた。


そのころ、旧コキュ王国駐屯軍は、防衛線を構築するため、部隊の移動を行い。

塹壕を構築したり陸上要塞を作り、共和国に対する防衛を築いていた。

駐屯軍は、数が少ないので積極的に攻勢をせず、本国からの援軍が来るのをじっと耐えていた。

共和国は、防衛に徹しているロマニャー軍に向けて攻勢を開始。

戦車を前方に砲兵による支援攻撃により、塹壕にも少なからず被害は出ていたが、ロマニャー軍は戦車に対する武器である対戦車ロケット弾を使ったり、バイポットを立てた機関銃で応戦するも、やはり、数には勝てないので、遅滞戦術を使って時間を稼いでいた。


「まだ、空軍からの支援はこんのか!」


司令テントの上空をジェットエンジン特有のキーンとならしながら上空をD-202支援機が到着。

敵上空に着くと、70度から急速に降下し両翼にぶら下げている50kg爆弾を4発、胴体にぶら下げている250kg爆弾全て投下し、そのまま機首を上げ、機首を125度に向け、装備している20mmバルカンを地上に向け、射撃を始めた。

地面に20mm弾が突き刺さりったり歩兵の腹を貫いたりしていた。

また、上空に戻り70度から急速降下を行い、腹部にある兵器格納庫から50kg爆弾を一束3発に纏められている50kg爆弾を12発全て急速降下中に投下。

別の爆撃機からは50kg爆弾の束を投下。

投下中に束になっている爆弾はバラけて、地上に着弾。D-202支援機とJ-3爆撃機は役目を終えて作戦空域を離脱した。


地上では、D-202が去っていったのと同時に、戦車による砲撃、歩兵による射撃により、共和国軍は一時撤退した。

それから、地上では戦線は膠着するも海空戦では有利に動けていた。


「地上は動き無いけど、海と空では休みは無いみたいだねぇ。」


「貴様!何をやっている!」


「は!すぐに持ち場に戻ります!失礼します!」


悪態をついていた兵士は、上官にしかられる前に勢いで、その場から逃げていたが、後日呼び出されこっぴどく絞られた。

などの地上では緩みがあったが、海空ではいつも戦闘ばかりしていたため、心に余裕を持つことなど出来ていなかった。


「地上では、膠着しとるはいえ緩み過ぎだろ。はぁ…。」

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