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なにがなんだか???


「で。誰が行く?」

「そりゃあ俺さ。」

って叫んでズィルバーがジャンプ・・・素早くヴァイスがりゅうになり,ズィルバーをすくい上げる。凄い。そのまま黒い山に向かってく。

イシュは?フラメが側に寄ったかと思ったらフラメがすかさず龍になって拾い上げてるね。あたしもすでにドラヘの上だよ。上に乗るのは初めてだから変な感じだよね。


 そのままあたし達は黒い山に向かった。

 山がなにやら吹きかけてきた。うわ~~ぬめら~~~って感じの・・・粘液?うわ。やだ。

 あたしはすぐブリザードで凍らせようとする。イシュは炎だね。凍らせて火を与えれば粉々になるんじゃないの?すぐイシュも分かったみたい。ズィルバーは爆裂風だ合って叫んで直接山を攻撃してる。爆発したカケラが四方に飛び散る。大丈夫?

 鎧とシュウは山の手足?に斬りかかってる。切る度,黒い石が散ってる。


「ミャアコ!!!ぼやぼやしてるな!!!」

ズィルバーの怒鳴り声が聞こえた。この子,ちゃんと目を配ってるんだ。


黒い山はだんだん小さくなって・・。

「おい。やるぞ。」

「おう。」

ヴァイスがブリザードを吹きかけてる。あたしもドラヘも一緒だ。すごい。黒がたちまち真っ白になり,動きが鈍くなってく・・・そこにイシュとズィルバーとフラメが一斉に攻撃を仕掛けた・・・


 凄い爆発音と一緒に破片が無数に飛び散る・・・

「ミャアコちゃん!!!消して!!!あれが散らばったら大変なことになる!!!」

 ロートの怒鳴り声がここまで響く。あ。そんなとこまで考えてなかったわ。慌てるけど,

 たちまち炎をあげにながらしゅって姿を消してく・・・・なに?


「シュバルツじゃな。浄化の魔法を使っとるようじゃ。なかなかの童じゃのう。」

 フラメが歌うように行った。気のせいかな?嬉しそうだよね。

 黒い石を拾い集めるという鎧とシュウを残し,あたし達はロート達の所に戻った。



「シュバルツとミャアコ。始末ありがとな。」

 ズィルバーがヴァイスから降りるになり言ってる。

 黒い山のあった辺りを見たら,穴が開いていた・・・また穴かあ・・・


「さて。あそこが入り口らしいが。」

フラメが言う。

「そのようですね。これからどうしますか?全員で行きますか?それとも?」

「全員で行った方が良さそうじゃぞ。」

ドラヘが答えてる。ロートは,しばらく考えて,なんだろう?鏡?を取り出したよ。おもむろに鏡に向かって話し始めるじゃないの。そうしたの?


「みやこばあさん。見えてるんでしょう?どうお考えですか。」

でも鏡は何も答えない。

「おそらく,そのみやこという婆さんは,おぬしらに,自分で考えて行動しろと言っておるのじゃ。」

フラメがロートに言い聞かせるように言ってる。なるほど。鏡は通信機なんだね。


・・・


「そうですね。」

「どうするんだ?」

「いや。皆で行きましょう。」

「一蓮托生か?」

「そうですね。」



というわけで・・・地下の道をみんなで行くことになった。何も出て来ないのが不気味だよね。

道の奥に扉があるね。

「何でこんな所に扉?」

あたしのつぶやきがやけに響くんだけど。

あたし達が前に立ったら扉が勝手に開いたんだけど・・・中は赤々と火が燃えてた。奥に青い服を着た人?


「ようこそ。」

・・・・

は?

「おや。口がきけないのかね?」


その人はゆらりと立ち上がってあたし達の方へ来ようとして・・・とどまったみたいに見えたんだけど。

「さて。決着を付けに来たのだろう?ここは狭い故,外にでるか?」


って言ったと思ったら,もう外だったよ。せっかく入ったのに,なんで?


「さて。闘う前に聞いておこう。何故ここに来た?」

「何を言ってるんだ?おまえがあの変なモノをあちらこちらに送っているんだろう?あの変なモノを俺たちの世界に送らないようにしろ!!!」

ズィルバーって威勢が良いよねえ。可愛いかも。

「ふむ。あれが行くと言うことは,おまえ達の世界が腐り始めていると言うことだ。」

え?なんて言った?

「どういうことですか?」


読んでくださってありがとうございます。後1話で元の世界に帰ります。もう一つのお話しと交錯して話は進んでいます。分離させる方法を考えていたらこうなりました。もう一つのお話も,読んで楽しんでいただけたら幸いです。

次回は4日です。

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