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依頼達成?

またまた短いです。

ごめんなさい


 色々とご指摘をいただきありがとうございます。

 本当に少しづつですが直していきますのでこれからもよろしくお願いいたします。



  飛行の説明を追加しました。

 ドラゴンの討伐をうけた翌日にトワは朝から森に向かっていた。

 アイリとリーネには今回の件が片付くまで街から出ないで二人で訓練をしておくように言った。

 悲しそうなアイリに、役にたたないわけではなく今回の相手がどれだけ強いのか分からないからた。

 それにアイリが傷つくのが見たくない。

 と言い聞かせて一人で森に向かっている。

 理由は勿論ドラゴンと戦うため少しでもステータスを上げておこうと思ったからだ。


 オークを狩った森に近付くと魔獣が草原に出てきていた。

 全滅にしたばかりのオークも大量にいる。

 他にもゴブリンやグリーンウルフ等もいるが魔獣同士で争わずに一定の距離で牽制しあっていた。


(お~!探さなくても大漁だ!)


 トワは訓練用に買った木剣を右手に持って魔獣の間を走り抜ける。

 抜ける瞬間に一体につき一撃をいれ気絶させる。


(魔獣も気絶するんだな!これなら殺さずに倒せる。)


 と考え足元に倒れているゴブリンを見ると首が折れて死んでいた。


(ためだ!もう少し手加減しないと!)


 それからしばらくトワは草原を走り回って魔獣を気絶させていく。

 起き上がっている魔獣がいなくなりステータスを奪いながら止めをさしてアイテムボックスに仕舞っていく。

 ステータスを奪っていて途中から何匹でも触れていれば纏めて奪うことが出来るとわかった。

 それからは効率が上がり朝6時の鐘の前に出掛けて太陽が真上に来る頃に全てを終わらした。

 一息ついてステータスを確認する。


小鷹コダカ 永久トワ人間15歳 Lv40(20Up)

ギルドランクA スキルポイント40

HP:3335/3335(+10)(1860Up)

MP:2148/2148(+10)(1445Up)

STR:2529(+30)(1700Up)

DEF:2478(+10)(1670Up)

INT:1959(+10)(1210Up)

DEX:2183(+10)(1415Up)

AGI:2212(+10)(1480Up)

LUC:44(20Up)

剣術Lv4

槍術Lv1

短剣術Lv1

格闘術Lv4(2Up)

棍棒術Lv3

牙術Lv4(1Up)

爪術Lv4(1Up)

肉体強化Lv2

筋肉強化Lv2

気配察知Lv4(2Up)

隠密Lv3(1Up)

火魔法Lv4(1Up)

水魔法Lv4(1Up)

風魔法Lv4(1Up)

土魔法Lv4

回復魔法Lv4(1Up)


特殊スキル:

アイテムボックス×2


ユニークスキル:

鑑定眼

ステータスドレイン

ステータス操作

ステータス譲渡


(スキルはポイントを使わなくてもレベルが上がる様だ。)


 などと思っていた。

 ステータスの上がり具合を見て大量にいた魔獣から奪えたのは少なかった事を悩んでいた。

 魔獣の大半は一撃で死んだり放置している間に踏んだり上から別の魔獣の下敷きになり死んでいた。

 だが、どうしょうもないけど勿体無いなと思いながらステータスを見て考えていた。


(流石にドラゴンでも冒険者12人でどうにか出来るならこれだけあれば大丈夫だろう。)


 少し休みながら魔獣が大量に草原に出ていたのかを考えていると、森の奥から気配察知に何かデカイ反応が近づいてくるのを感じた。

 剣を構え森の奥を睨み臨戦態勢をとる。

 しかし気配は近いのに姿が見えない。

 構えたまま一つ息を吐く、すると太陽が遮られ大きな影が出来る。

 上を見上げるとそこには全身を赤い鱗を纏ったドラゴンが飛んでいた。

 ドラゴンは西洋風の姿で二本の脚で立ち、背中にある翼で空を飛ぶ大きさはだいたい10メートル前後だ。

 トワは咄嗟に鑑定をした。



レットドラゴン(魔竜)ランクA

HP:4000/4000

MP:2000/2000

STR:1500

DEF:1600

INT:1000

DEX:980

AGI:1500

LUC:10

スキル:

牙術Lv4

爪術Lv4

炎耐性Lv5


特殊スキル:

飛行

咆哮

獄炎の息

威圧の波動



(強!が、今の俺なら勝てるが他の冒険者じゃ無理じゃね?てか、知らないスキルがある。)


 更にスキルを鑑定をした。


《飛行=MPを消費しないで空を飛べる。飛行時間はDEXに依存する。DEXが2000以上あれば丸一日飛べる。》


《咆哮=自分のSTRの50%より低い相手を声の届く範囲で少しのあいだ畏縮させて動きを止める。対象を指定することができない。》


《獄炎の息=炎を焼く炎の息を吹くMPは減らない。連続使用は出来ない。再使用時間10分》


《威圧の波動=MPを使用して使用したMPよりMPの最大値が低い相手を発動中ずっと畏縮させる。使用したMPが相手のMPの最大値より五倍より多い場合は相手を気絶させる。気絶は発動をやめても暫くは起きない。使用する対象を指定できる。しかし側にも余波がもれる。》

(色々やばそうだけど、俺に関係あるのはブレスぐらいだな。さて、どうやって地面に落とすかな?)


 考え事をしているトワにドラゴンが空から口を開けた。


「ヤバイ、ブレスだ!」


 咄嗟に土魔法で壁を造り更に水魔法でワゴン車位の水の球を作り迎撃するがブレスの勢いは強くて水の球を破壊して更に迫ってきたその大きさは軽自動車位だ。

 咄嗟に火魔法を壁に当てて爆風で後ろにふき飛ぶ。

 飛んだ勢いで後ろに転がったおかげで間一髪かわして、ブレスが着弾した地点を見ると大地が熔けてマグマになっていた。

 ブレスをまた吐かれる前に倒そうと決めたが、ステータスでは上回っていても空にいる相手に剣で攻撃が出来ない。

 そこで、風魔法で竜巻をおこしたがドラゴンは体をひねりかわして、そのまま口を開けて噛みつきに来た。

 その攻撃にトワは口元がニヤける。

 空ではどうしょうもなくても、地面に来れば倒すのは簡単だ。

 トワが攻撃をかわすとドラゴンはそのまま地面に足を着けた。

 また飛ばれると厄介なので剣に魔力を込めて、かわされた勢いで着地して後ろを向いているドラゴンの両翼を斬りつける。

 ドラゴンは直ぐに反応して裏拳の様に腕を振り爪で攻撃する。

 トワは後ろに下がる。

 ドラゴンの背中から血が垂れる。

 迎撃されたがなんとか片翼を斬った。

 ドラゴンが吼えるが関係無く爪を構えなおす前に懐に入り込んで右足を斬る。

足が硬くて斬り落とす事はできなかったがしかし片足を斬られたドラゴンは倒れる。

 勝ったと思いドラゴンのステータスを奪う為に近づくと、ドラゴンは体を回転させ尻尾で攻撃してきた。

 それをジャンプしてかわすがその回避はドラゴンに予期されていた。

 ジャンプしたところにドラゴンが口を開けてブレスを吐いた。

 かわせないのでブレスをどうにかするしかないトワは、風魔法で竜巻を2つ創り気流をかえてずらしたブレスがトワの横を通った。

 ギリギリ助かってそのままドラゴンの背中に着地して剣を突き刺しす。

 そのままドラゴンからステータスを奪い首を斬って止めをさした。

 奪った飛行を使ってみると翼が無くても飛べた。


(・・・・・あれ?何でドラゴン翼を斬ったら飛ばなかったんだ?)


 ドラゴンの場合は大きいため翼が無いと空で体のバランスをとれないために戦闘中だと魔法で狙い撃ちされるために飛ばなかった。

 そんなことを知らないトワはまあいいかと考える事を諦めてドラゴンを仕舞って地面に座り休みながらステータスを確認する。



小鷹コダカ 永久トワ人間15歳Lv50(10Up)

ギルドランクA       スキルポイント60(20Up)

HP:6587/7355(+10)(4020Up)

MP:3011/4168(+10)(2020Up)

STR:4049(+30)(1520Up)

DEF:4098(+10)(1620Up)

INT:2979(+10)(1020Up)

DEX:3183(+10)(1000Up)

AGI:3732(+10)(1520Up)

LUC:55(10Up)

スキル:

剣術Lv4

槍術Lv1

短剣術Lv1

格闘術Lv4

棍棒術Lv3

牙術Lv5(1Up)

爪術Lv5(1Up)

肉体強化Lv2

筋肉強化Lv2

炎耐性Lv5

気配察知Lv4

隠密Lv3

火魔法Lv4

水魔法Lv4

風魔法Lv4

土魔法Lv4

回復魔法Lv4


特殊スキル:

アイテムボックス×2

飛行

咆哮

獄炎の息

威圧の波動


ユニークスキル:

鑑定眼

ステータスドレイン

ステータス操作

ステータス譲渡




(何が来ても負ける気がしない。これで依頼は達成かな?)


 しばらく休み街に戻る。

 街に着くと皆が慌ただしくしていたので門の兵士に話を聞くと冒険者ギルドからドラゴンの出現と退避の話があったらしい。

 兵士にドラゴンを倒した話をしようとするが忙しそうで聞いてもらえず兵士に話があるなら冒険者ギルドに行けと言われた。

 言われた通りにギルドに行くとサリーさんが駆け寄ってきた。


「どこ行ってたんですか!ギルドマスターが呼んでますので直ぐに行ってください。」


 凄い剣幕のサリーさんを見て何かあったのかと急いで奥のギルドマスターの部屋に向かう。

 ノックして部屋に入ると暗い顔のギルドマスターが書類を箱に纏めていた。


「何かあったのですか?」


「ギルドの調査でドラゴンが確認された」


「ドラゴンなら倒して来ましたよ」


 ギルドマスターの顔が驚いているが少し明るくなっていた。


「本当か!」


「はい、襲われのでレットドラゴンとか言う赤い奴を倒しました。」


 その言葉でまた暗くなる。


「レット?まあいいそれよりドラゴンを一人でか凄いな、だが実はドラゴンは2匹確認された。1匹はトワの倒したドラゴンだろう。しかしもう1匹が問題だ。調査に行った奴等の話だと全身が黒かったそうだ」


「黒ですか」


「そうだ、報告からすればダークドラゴンに間違いなだろう。ドラゴンの討伐は無しだお前も直ぐに準備をして街を出ろ。この街は放棄する」


 ダークドラゴンとはさっきまで戦っていたドラゴンとは格が違いすぎで人間には倒せないと言われている、そのためランクもSSと高い。

 国はドラゴンが消えるまで街を放棄する決断をした。


「わかりましたとりあえず帰ります」


「急いだほうが良いぞ、報告だとドラゴンはゆっくりと歩いてこの街に近づいているようだ」


 ギルドマスターの部屋を出てギルドの扉を開いた瞬間に街の外から、


「グギャァァァ~!」


 と聞こえたら人々が全員耳を抑え震えながらしゃがみこんでいた。


「これは咆哮か、どうやら戦うしかないらしいな」


 そう言って咆哮の聞こえた門の方に走り出した。





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