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Proof of my existence.  作者: インジュン
憧憬と推敲の憂鬱
6/29

繋がれる記憶(Linked Memory)

「We may have hope,we believe tomorrow! 」


未来なんて

だ~れにも

読めねぇし

見えねぇから

そ~んなに

落ち込んでも

仕方ないじゃん!


"明日"っていう

"白紙"に何かを

刻んでくのが

"生きる"って事だろ?


つまりさぁ

明日に何が起こるか

なーんて事は

だ~れにも判んない!

でっかい隕石が

ぶつかってみーんな

死んじゃうかも

しんないんだしさ


それでもさぁ

俺らは生きてんだ

不確定な"今"に

自分自身を刻んで

生きてんだろ

直ぐに消えちゃうかも

しんない世界で

歩き続けてきたんだろ

わっけわかんねぇ

困難にぶつかっても

歩いてきたんだろ

だからこそ

今があるんだろ


だったらさぁ!

そ~んなに

くよくよしてさぁ

下向いて歩くなよ!

明日に何があるなんて事

誰にも判んないんだから


だからさぁ!

前向いて生きようぜ!

折角、命をもって

生まれてきたんだからさ

明日に向かって

希望を持とうぜ!

今までどんなに

辛いことがあっても

生きてきたんだろ?

死なずに歩んでるんだろ?

じゃあさ

希望を持とうぜ!

前向こうぜ!

どんなに困難が

あったとして

その先にきっと

きっと光があるって

信じて歩こうぜ!


愚かって言われようが

馬鹿って言われようが

甘ったれたガキの

論理だって構わねぇ


歩き続けりゃいいんだ

歩き続けりゃきっと

きっと報われるさ


報われる、ハズなんだ……



「伝記」


例えば僕の

一生全てが

一冊の本に

成るとすれば

どれ程嬉しい

事だろうか


"今"この一瞬に

僕が存在した


なんて証明は

"今"僕を知る

人々と僕自身

だけであって


それらは全て

ほんの一瞬で

消えてしまって

誰の記憶にさえ

残らないだろう


けれど一生が

本に成るならば

それは即ち

僕自身の

存在証明を

世界に永劫に

刻むことでは

無いのだろうか


永劫の存在証明


それは誰か

もしくは自分で

自分自身を

記すという事では

無いのだろうか

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