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僕の可能性

普通の人間の日常には、変化はない。それは僕がこの15年間生きてきて学習したこと。たぶんこれからも、もしかしたら死ぬまで変化はなく、ただ年をとっていくだけかもしれない。そんなことを昨日まで考えていた。

だが今日。彼女に出会って、僕の日常は変わった。


僕の学校は都心から少し離れた、小高い山の上にある。なんの特徴もない公立高校。しいて上げれば、坂道を上がって通学しないといけないくらいだ。僕はいつも都心電車でもよりの駅まで行き、そこからは徒歩で通学する。

「ふぅ・・・」

朝は通勤ラッシュのせいか、電車が満員。駅から降りると溜息は当たり前のように出た。電車内にはちらほらと同じ学校、水城高校の制服を着た生徒もいる。ブレザーにネクタイとこれもまたよく見る制服。僕はこの普通の学校が好きだった。なにより自分とよく似ていたし、とても馴染みやすい。

ただ僕には悩みがある。それは友達と呼べる友達がいないのだ。

僕は自分で言うのもなんだが、普通の容姿だ。確かに学校ではクラスメイト達と多少は話すが、休日まで遊んだことはない。

「はぁ・・・」

また溜息をつく。結局自分には普通が似合ってるのだと、自覚したからだ。

ありがとうございます

引き続きお楽しみください

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