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ロボットスティール

作者: 宮本 清久

ロボットスティール(パーツは盗むに限る)


 ロボットアニメでは色々なパーツを盗む描写というのがあまりない気がしたので、そういう世界になったらどうなっていくのかという架空の設定を考えてみました。


 そもそもパーツを盗むとは?

① 頭部を盗む 人間とは違うので頭部にCPU等が存在するとは限りませんが、モノアイなどの目でとらえた情報は頭部を調べることで情報が入手しやすくなることが考えられる。戦場や市街地で頭部を晒して威圧的効果を出す場合もあるかもしれない。


② 武器を盗む サーベルやライフル、ビーム兵器、実弾兵器等を盗む球を装填できるとは限らないので使えない場合もあるが、ある程度大きな兵器なら鈍器の代わりとして使うこともできなくはない。

 

③ 盾を盗む 盾を盗むことで相手の防御力を奪う。盾にはラジエイターを仕込んである場合もあるのでその場合は相手に熱暴走を起こさせることも期待できる。


④ 腕を盗む 腕を盗むことで相手の精密射撃を阻害することが期待できる。また、奪った腕をそのまま鈍器のように使うことも考えられる。


⑤ 足を盗む 足を盗むことで相手の行動力と安定性を阻害することが期待できる。足もやはり凶器として使える


 ⓺  ブースターを盗む エネルギーの推進力がないと宇宙空間での移動は困難なので必要に応じてブースターの付け替えなどができると理想的である。


⑦ ハッキングまたは憑依 ハッキングや呪詛的な能力を使って機体自体をコントロールする能力。無傷で期待を入手できる場合の貢献度は高いがやはり簡単にはできそうにない。


⑧ 精神汚染 パイロット自体の精神をのっとる能力。ガンダムシードフリーダムのキラヤマトが精神汚染の影響で一時錯乱状態になっていた。



 


実際どうやって盗むか


① 単騎突貫 1 VS 1 もしくは1 VS 多数でパーツを奪うスタイル。パーツを奪う方法は指を使ったり、掃除機のような機械で吸い取ったり、マグネットのようなもので引き寄せたり、遠隔兵器にこれらを仕込んだりする方法が考えられる。

② 奇襲型 集団戦法を前提としてその中の一部に盗む機能を付けた機体を混ぜる方法。熟練のパイロットであってもこの戦法なら歯が立たない可能性もある。

例 10体の一般機体と2体の盗む機体を混ぜる。10体でかく乱している間に2体の盗む兵器で相手のパーツを奪う。作業が終われば機体を奪ったり、証拠を隠滅したりと好きなようにできる。

③ 潜伏型 地形に隠れたトラップなどを仕掛けてパーツを盗む方法。ステルス機能などを持った機体がこうした機能を持っていたら回避は極めて難しいと思われる。

④ 液状型 酸などをかけて不要なパーツを溶かし、必要なパーツだけ盗む方法も考えられる。


 盗みをテーマにしたゲームはありますか?

 ロボット系ではありませんが、FFタクティクスというシミュレーションゲームで装備を盗むという概念があります。これをロボット仕様に応用できればヒット作につなげる可能性があるかもしれません。


 パイロットを盗賊キャラクターで構成する必要もある。盗賊に向いているタイプはあまり教育を受けずに直感で生きてきたタイプが多いので、ニュータイプやオールドタイプトはまた違った線での人選が求められそうです。


 話の進め方の例

①単騎突貫で 頭部を盗みに行く場合

私の名は いろはす いわゆるロボットを操縦しているが、その機体は状況によってころころ変わる。敵と対峙した際にその相手のパーツを盗んでより強固な機体へと変貌していくためだ。機体の武器は今のところ順調に増えているが、宇宙空間ではどんな影響が武器に影響するかわからないので武器の半数は役に立たないと考えている。最悪の場合には誘爆もあるので武器を持っていればいいというものでもないのだ。

足のパーツが痛み出したのでそろそろ変えたいのだがちょうどよさそうな機体が中々出てこない。果たして次の獲物はいつ現れるのだろうか?




②奇襲型の場合

隊長から指示されたのは、隊長の俺が犠牲になるのは前提でもいいから相手の頭部を奪って来いという指示だった。隊の壊滅よりも相手の頭部の奪還を優先しないと今後の情報戦に勝てないというのが軍の見解になっているためだ。私は破壊工作にはあまり精通していないがパーツを盗むことには一定の成果を上げてきた経歴がある。レアなパーツがあれば目を凝視して見つけることができるが、指示があるパーツがあればそれに切り替えて目視することも可能だ。失敗は許されない果たしてうまく盗むことができるのだろうか?


テーマを決めてコンテストなどを行えるとより理想的なシナリオが作れそうです。


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