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4/7

TYCOON

レビュー執筆日:2020/11/26

●面白い曲はあるが、詰め込み過ぎで大味な印象が拭えない。


【収録曲】


1.TYCOON

2.Q.E.D.

3.シリウス

4.SHOUT LOVE

5.IDEAL REALITY

6.LONE WOLF

7.DECIDED (album ver.)

8.PRAYING RUN

9.ALL ALONE (album ver.)

10.一滴の影響 (album ver.)

11.ほんの少し

12.僕の言葉ではない これは僕達の言葉 (album ver.)

13.WE ARE GO (album ver.)

14.Collide

15.奏全域

16.I LOVE THE WORLD

17.エミュー

18.しゅうえん


 約3年ぶりと、彼らにしては久し振りのリリースとなった本作。その間に多くの楽曲を制作したのか、全18曲、約80分(CDの収録時間の限界ギリギリ)とかなりのボリュームとなっています。その中でも、個人的に面白く感じられたのが、『PRAYING RUN』と『I LOVE THE WORLD』の2曲。『PRAYING RUN』は「全部やって確かめりゃいいだろう」というキャッチーなフレーズが何度も出てくるインパクト抜群の曲になっていますし、『I LOVE THE WORLD』はEDMの要素が強く、サビで何度も繰り返される「I LOVE THE WORLD」というフレーズが印象的な、徹底的に「盛り上がり」を重視した曲になっています。


 このように面白い曲もあるのですが、全体的に見ると、「詰め込み過ぎ」な印象が拭えません。「曲中に様々な要素を取り入れる」のは彼らにとって今に始まったことではありませんが、特にアルバム曲において、そういった「雑食性」が「インパクト」に上手くつながっておらず、結果として「ゴチャゴチャした分かり辛い曲」になっているように感じられます。アルバムの後半になるとシングル曲が多めになり、「分かりやすさ」が増してくるのですが、勢い任せで押しの強い曲がほとんどで、そういう曲が約80分も続くと「飽き」が来てしまうところも。


 個人的には、曲数を絞ったりシンプルにまとめたりしてスッキリと仕上げた方が良かったと思えますが……前作から感じられた「大味」な点が悪い意味で強調されてしまったように感じられたアルバムでした。


評価:★★★

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