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始まる物語

目を覚ますと知らないベッドの上にいた。

病院だろうか。足が何故か動かない

ベッドの横で母さんと父さんの泣いているのがわかる。

何故だろう。「父さん母さんどうしたの?何故病院にいるの?」

父さんと母さんは僕が起きたのがわかったのだろう。

するとばっと母さんが抱きついてきて「いおり生きていて良かったグス」

「母さん痛いよ。父さんなんで病院にいるのか説明して」

「いおり、落ち着いて聞いてね。」

「いおりは学校の窓から転落したんだよ。」

え?なんで?落ちるわけないよね。え?学校でなんで?

僕がフリーズしていると。父さんが説明してくれた。

「いおりは落とされたんだ同級生に」

父さんが涙を流しながら言った

「いおりイジメられてたのいおりは私に行ってくれなかったけど」

イジメ?頭が痛くなった。思いだそうとすると頭痛がする。

「いおりこの名前に覚えがないかい?」

「伊藤奏」そして全部思い出した。イジメのこともなにもかも。

そして、思い出した。

お前がやったのか、、、!!伊藤かなた!!



~窓から落ちた日~

「いおり、お前窓から飛んで見ろよ」

突然奏君に言われた。

ここは5階落ちたら重症だ

「死ぬよ!奏君!」

「お前が奏って言うなって言ったよな?」

「おいお前ら奏を運べ」

取り巻きの子達が僕を引っ張る

「やめてよ!なんで怪我したくないよ」

「お前むかつくんだよ!」

窓に立たされた

もう無理だそして抵抗虚しく

「早く行け!オラァ!」

背中を蹴られた。あ、死ぬ

今までの思い出が蘇ってきた。

父さん母さんいままでありがとう。

足が地面に着いた。そしてその直後頭をガンっと打って

意識が薄れていく

「キャー」「大丈夫か!すぐ救急者呼ぶから!」

「おい目開けろ!やばい急げ!お前らそこどけ!」

サイレンが聞こえる。そういえば学校の近くに消防があったな、、。



そしてそこから記憶がない。

そして涙が出た。溢れ出た。

父さんが抱きしめてくれた。

「伊藤って奴は今警察にいる。

見ていた人がいたから。」

「明日警察の人が来るって」

「いおり母さんと一緒に寝よ。」

僕は頷いて。「父さんわ?」

父さん一回家帰るよ。ちょっと警察行かないとだめだし。

父さんが頭を撫でてくれた。

瞼が重くなって来る。

「いおりお休みなさい」




そして一週間が立った。警察の人が来て落とされた人の

名前を聞かれて手伝った人の名前も奏も全員言った。

結果はなんにもなかった。謹慎だけだった。

父さんは怒ったがなにも変わらなかった。

賠償金は貰ったそうだがそれも少なかったらしい。


一番心に来たのは足が治るのに5年掛かるそうだ。

お金は奏の両親が出すらしい。当たり前だ。

僕は心が壊れた。毎日泣いた。怒った。もうやる気が出ない。


そして一ヶ月経った。

父さんがあって欲しい人がいるといった。

父さんの知り合いらしい。

「君にプレゼントがある。」突然言われた。

鎌田さんという人らしい。父さんの高校の同級生だそうだ。

「君にVRMMOゲームをあげる」「私が作ったゲームだから楽しんで」

突然そんなことを言われびっくりしていると。

「一応リハビリにもなるよう特別な奴だから」

とまたびっくりなことを言われて。

「リハビリがんばれ!いおり君!」

「ちなみに本当はこんなこと言ったらだめだけど」

「優くんの子供だから教えちゃう!」

「伊藤奏もこのゲームやってるよ。」

「なにのうのうとゲームやってるんだろね」

「この親といい、、、」

優しい人だ、、、

「...ありがとうございます。」

震えた声で小さい声だったけど鎌田さんに届いた。

「どういたしまして!いおり君!」

「好きにやっていいよ。伊藤奏」

「だけどPKはできない。」

「いおり君には正攻法で伊藤奏に復讐してほしいな!」

 と、どんどんゲームについて喋ってくれる!

「職業もあるよ!最初に選べるのは5種類」

「剣士、魔術士、格闘家、曲芸士、技師!」

「この5種類!私のオススメは技師」

「私が作った職業だからやってほしいな!」

 とここからゲームのもっと詳しい話を

 鎌田さんがしゃべってくれた。





途中で父さんが病室に来て。

「おい悠聖うちの子供になに吹き込んでる」

「いやー優くんお帰り。なにも言ってないよ!」

 「ゲームの事についてしゃべってたの!」

 「君のお父さんが帰ってきたことだし私は帰るよ!」

 父さんと雑談しながら帰る準備を始めた。


帰る前に悠聖さんはこんなことを言った。

「復讐はなにも産まないっていうけど、私はそう思わないな!」

「理由はないけどね!」最後に頭を撫でながら、

「君は絶対に足治してね!」「大丈夫絶対治せるから!」

と言われ涙がでた。そして笑った。

「悠聖ありがとう。」と父さんは泣いていた。

「いおりがこんなに笑顔なのは久しぶりだ」

「いおりはいおりの好きなようにゲームしなさい。」

「父さんは悠聖とちょっとしゃべって来るから」

「いおり君またね!立っている姿見せてね!」

「そしてこのゲーム「君と紡ぐ物語」を楽しんでね!」

「始まって3日だけど。世界で1億人やってるから」

「絶対君に合う人がいるはず!」

「そこで本当の友達を見つけてくれたらうれしいな!」

「入れるのは後一週間後それまでに機会の設定するからよろしくね!」

とすごい勢いで言われた。一息置いて。

「君が紡ぐ物語期待しているよ!」

そして父さんと悠聖さんは病室を出て行った。

ああ!楽しみだな!

面白いと思って頂けるとありがたいです!コメントお願いいたします。

誤字脱字報告あればお願いします。

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