表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

くだらない私の日常 新人なろう作家の日常妄想系エッセイ

今日は想像ハグの日

今のうちから慣れておきましょうね。


 こんにちは〜! 聖属性エッセイスト、ひだまりのねこですにゃん。


 え? キャラ変わった? 大丈夫、ただ言ってみたかっただけですよ。ふふふ。



 さて、皆さまご存知の方が多いと思いますが、先日主役同士がリアルで結婚することになった大人気ドラマ。


 私はテレビはほとんど見ないのですが、あのドラマは偶然見てしまい、しかも2話からという中途半端!! 面白かったので最後まで観ることに。


 それで、その中に出てくるんですよ、奴が!

そう、ハグです。身ぐるみを剥ぐじゃありません。抱きしめる方です。


 私は恐怖に震えました。ついに欧米化がここまで来たかと。このドラマのせいでハグが普通になったらどうしてくれるのかと!


 はい、無理です。私は古風なのです。もちろん欧米の文学作品は沢山読んでいるので、理解は出来ますが、無理です。


 なんか背骨をサバ折されそうで怖いです。そもそもハグって、羽交い締めにされて、歯でガブッっと噛み締められそうじゃないですか? 音感的に?


 とはいえ、私も自分のファンタジー作品のなかで元日本人の主人公がヒロインたちを抱きしめまくっている手前、否定することも出来ません。


 そうなのです。創作や脳内ならアリなのです。想像ハグなら出来そうです。


 しかし困りました。私は家族ともハグをしたことがありません。抱きつくときは背中でした。正面からは精神的ハードルが高い上に対決感が強くて癒やされないのです。


 いやまて、ヌイグルミならいけるな!


 子どもの頃、必ずジャガーのヌイグルミを抱きしめて寝ていたことを思い出しました。


 ふふふ、想像ヌイグルミハグ作戦で行きましょう。


 まずは職場から。


 メガネの同僚……メガネざるのヌイグルミ。


 ガタイの良い同僚……ゴリラのヌイグルミ。


 経理のおばさま……オランウータンのヌイグルミ。



 駄目だ、猿ばっかりじゃないですかっ!?


 猿は可愛くないのです。しかも猿は握力半端ないから、絶対に背骨サバ折されます。危険です。


 はぁはぁ……私にはリアルはまだ早かったようです。


 となれば、やはりなろうですよ。


 えっちらおっちらよちよち歩きでお知らせを運んでくるヌイグルミ運営さま。


 可愛いです。お疲れさまですと抱きしめます。


 レビューを書いたよ〜とお手紙をくれるヌイグルミユーザーさま。


 あんな指も無いモコモコなお手てでペンが握れるのかと不安になりながらも、一生懸命書いたであろうレビューを読み涙します。


 文句なしに可愛いです。ありがとうございますと抱きしめます。



 私の作品や活動報告に感想を書いてくださる猫さん、狼さんのヌイグルミ。モフモフがいっぱいです。ふふふ。癒やされます。




 私の愛するこの国にも、いずれハグ化の波が押し寄せるかもしれません。


 その時のためにも、さあ今すぐ始めましょう。ヌイグルミでも、好きな俳優、女優さんでもアニメキャラでも何でもありです。


 今日は想像ハグの日ですよ?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i566029
(作/秋の桜子さま)
― 新着の感想 ―
[一言] ランキングで見かけたので読ませていただきました。 テンポよくて終始笑いっぱなし。まるで落語みたいなエッセイでした。 ぬいぐるみで想像ハグ……面白い発想ですよね。 ユーザーをぬいぐるみにす…
[良い点] 我が国にハグの文化が流れて来る前に、本国の方でハラスメントで無くなってしまう可能性もあるかなと考えて、まあ、それも仕方ないかもしれないとか考えて、我が国でフリーハグとかやったら、ガチでハラ…
[良い点] ハグには実は色々な効果があると言われています。 精神的効果として「幸せホルモンでストレス削減の効果」 身体的効果として「病気予防効果」「ダイエットなどの美容効果」 医学的効果として「オキシ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ