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油断

俺はチャーリー=オリバー、英国政府の秘密情報部スパイイギリス人28歳だ。

今日は敵国ギャングとの麻薬密売組織との取引を阻止する為に現場に潜入している。

俺は組織の1人に変装し、麻薬の確保に成功した。


そしてその帰り・・・。


「ああ、私だ。任務に成功した。今から帰還する。」

車に乗り、家に向かう最中英国政府に任務成功の連絡を入れる。


すると突然、

「ワンワン!ワン!!」

犬の鳴き声と共に突如、運転している車の前に犬が飛び出した。


「しまっ・・・。」

た。と言い切る前に車のハンドルを左に切り、運悪く薄暗い道路にある電柱にぶつかった。

薄れゆく意識の中で、目の前が赤く染まっていくのが理解できた。

するとやがて辺りが暗くなり唐突に目を覚ます。


「はっ!ここは一体・・・?」

まぶたを開けると辺りは身に覚えのない森の中と光り輝く太陽。

傍らには車の運転座席の近くに置いていたアタッシュケースが置かれていた。


「(車が何かにぶつかった衝撃で)飛ばされたのか・・・?」

何故か電柱にぶつかった傷は治っており、意識は昏倒としている。


状況を確認しながら、おぼつかない身体を動かし、歩み始める。

すると茂みの奥から何やら男の声が聞こえる。


「・・・っ!」

追ってか!?と思い。耳を傾ける


「ビックボアが出たぞー!!」

ザクザク、ガサガサと激しい物音と共に足音が近づいてくる。


男の叫び声と共に森の奥の方で謎の影がチラっと見えた。

「何だ!?イノシシか?」

アタッシュケースに忍ばせておいたライフルを組み立て、ライフルを構える。


ライフルを組み立てている間に叫んでいた男が走っているのが見えた。

と同時に男と目が合い。

その刹那、銃口を男に向けようとしたが、男は口を開いた。

「おーい、そこのアンタ、あぶねーぞ!」


「何っ!?」

森の奥の方から小さく見えていた影が近づいて来たのが理解できた。


俺は目を凝らし直線的に近づいてきた影に対し、ライフルの銃口を向ける。

イノシシ!?にしては大きい。遠くからイノシシの瞳が俺に向けられた事を確認する。


すると突然イノシシが加速し、100m程あったチャーリーとの距離がまるで瞬間移動したかのように目の前に現れる。

「危ない!」

と男の声が辺りに響き渡り、それと同時に俺は大きくジャンプし樹の幹に飛び移りイノシシ?のようなもの大きさに驚く。

(デカい!いやデカ過ぎる。ゆうに、5m近くはある!?)

だが、驚いた時は一瞬で冷静に相手の急所を見極め、樹の幹から構えたライフルの弾を顔の眉間に撃つ。


俺はそのまま地面に着地し、イノシシ?のようなものの動きが止まる。

するとイノシシ?のようなものはズドーン!と大きな音を立て、倒れる。


こ、こいつは一体・・・。

チャーリーの見知らぬ地での旅が始まったのだった。

次回は未定。(没)

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