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とどけ

作者: 夢想

とどけ。とどけ。とどけ。とどけ。


言葉にはしねぇ。言葉にはできねぇ。

みてくれ。みてくれよ。



落語家みたいに大袈裟に現実誇張してアピってるやつらとはちげぇだろ。

気づいてくれよ。



想いを言葉にするだなんて、

そんな愚かなことはねぇ。

そんな情けねぇことはねぇ。


いわねぇよ。



俺はダサくなりたくねぇ。


僕、こんなに頑張ってるんです。

君のためにこんなに。

誰かのためにこんなに。


こんなに頑張ってるんです。




ちっぽけなで無力な人間でしかないけど、

こんなに頑張ってるんです。



だから認めて。褒めてよ。辛いよ。支えて。






そんなことを伝えてしまう言葉。

腐ってもいいたくねぇ。







いいたくねぇけどわかってほしい。

強欲。わがまま。だけどそれが真理だろ?



かっこつけて生きたいんだよ俺は。






ダサくてもカッケェ。


営業先に心底頭下げれるような、

ダサくてもカッケェ。


家に帰って偉ぶるでもなく、

仕事の鬱憤隔離して、

家族にディスられても笑ってられる

そんな、カッケェ人間でいたいんだ俺は。





でもそりゃ辛い。一人じゃつらい。

言葉にしなくてもいい。わかって。


1人でいい。それでも贅沢。

俺にはいない。







誰かにとっておれはそういう存在になりたいし。

誰かそういう存在がいてほしい。


持ちつ持たれつ?最幸だよ。





なに食わぬ顔して小指一本絡めて歩けるような、そんな人と、そんな幸せが欲しくなっちゃうね。






だからとどけ。俺の思い。俺の生き様。


とどけどこかのだれかの生き様。思い。




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