表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
chain  作者: 神崎美柚
壊れた歯車と過去の因縁
78/143

第七十八話 元凶へ

「さあ、パトリ──いえ、ティクロノス白状しなさい」

「……パトリという少年は既に亡くなっている。リィデとの結婚後少ししてな。リィデもそうだ。リィデの中に私の妻が入る前は人格をもたない抜け殻だった」

「それじゃあ、シルディは……」

「生き残りだ。一人、逃げ出した。まあ、私よりも楽園の管理者の方が詳しいだろう」

「誰なの、それは」

「さあな。知っていたとしても白状はしない。そもそも、楽園の管理者は謎だ」


 楽園の管理者──彼(もしくは彼女)を捕まえなければいけないらしい。


「ソフィアさん、あとは任せました」

「はい」


 彼はそのまま運ばれていった。理彩さんがいつの間にか消えていた。


「リサテア、幻を使ったの? なぜ、そんなことを」

「ねえ、そこの人間。またやり直したい? 」


 ミーナさんは私に笑顔で話す。よく分からない。どういうことなのだろう。やり直す? いったい、どこから。


「さっきこれをくすねてきたんだ☆」

「ミーナ、あなた、それは」

「楽園の管理者への挑戦状。狂った世界の中、現れるか──ってね」

「試すの!? 私達悪魔にはかなりの負荷がかかるし、消滅する悪魔や人もいるのよ……? それでも……」

「いいの。これで、シルディが──悪魔達が救われるのなら」

「……」


 ミーナさんは本を開く。そして、破り始めた。


────


 どこまで遡ろうか。


 どこからやり直せばいいのか。


 世間知らずのわたしには分からない。


 ひとまず、元凶に行こう。


 いいでしょう? 人間、ユーリさん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ