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第百十六話 人物関係の整理①
「悪魔たちの関係について改めて、凛子に説明するべきよ」
「……分かった」
私は机の上に紙を置き、人物をそれなりに書く。
「まずは、ハナ。彼女は今休んではいるが、一応長だ。取り決めにより決まった種族の長だ」
「そして、その従姉妹が私、リサテア。ハナの母親はイリス。イリスは私達の敵だから」
「どうして? 」
「彼女は善良軍団のボスみたいなものね。シルディの両親を操り、何かしているみたい。──昔は仲良しだったのに」
「何があったのか分からん。貴族というのはややこしいからな」
「ふむふむ」
私は次々と追加をしていく。
「私の妹がスフィアだ」
「あ、美術部の顧問辞めた先生? 」
「……ああ」
大方こんな感じだろう。凛子もうなずいている。
「質問はないか? 」
「今のところは特に」
「それでは私達は行くとしよう」




