表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ

初投稿です。文章がメチャメチャかもしれませんが温かい目で見守ってやってください。続きを投稿するのは少し遅れるかもしれません。感想やアドバイス心よりお待ちしております。

 またくだらない一日が始まるのか。いつものように俺はをこの人ごみの中、目の前にある国立戦士大学校の大きな門を見上げていつものようにそう思った。

 俺の名は海道道明18歳、俺は今俺の目の前にある国立戦士大学校、通称「国戦」の2000人近くいる生徒の中の一人だ。今あふれかえっている奴らみんなそうだ。午前7:50頃になると決まって国戦の門には人があふれかえる。午前8:00までに自分のクラスに入らないと自分の成績が下がるからだ。本当は成績なんてどうでもいいんだが親の目があるから俺はしょうがなく7:50にここに来ているわけだ。というか俺はこんな学校入学したくなかった。

 この学校は超簡単に言えばこの国に出没する化け物達を殺せる強い人物、つまり勇者を育成する所だ。そしてこの学校には学年があって5年生まである。さらに部門別に分かれていて「武装」「魔法」「魔法武装」というのがある。名前がそのまんまでダサい。

 まず「武装」は剣などの武器や鎧などを着て戦う接近戦タイプの人たちのことを言う、まあ弓なんかを使う人は遠距離戦タイプだけど。

 次に「魔法」これはそのまんまで魔法を使う遠距離戦タイプの人の事。

 最後に「魔法武装」これは「武装」「魔法」を両方使えて、状況に応じて変えていく人の事。接近戦も遠距離戦も出来る中距離戦って事だな。

 俺ははじめ「魔法」の部門がいいと思ったんだけどセンスがないと無理って友達に聞いてやめた、「魔法武装」はホントに選ばれた者しかできないらしい、それに比べ「武装」は努力で何とかなる要素があるらしいから俺は「武装」にした。けど授業は当然だけど体力的にずば抜けてきつい。

 ちなみに俺のクラスは1年4組、学年に5クラスずつあって部門ごとに分かれてるから国戦には全部で75クラスあるという事になる、そして俺は入学して3年経つがまだ1年生のまんまだ、どうすれば進級できるかというと、先生が試験を受けても大丈夫だろうと思った生徒は先生から声をかけられ試験内容を説明された後に受けるか受けないか生徒に聞く、大体の生徒は受けると言う。そしてその試験を合格すると晴れて進級というわけだ。

 俺も1度だけ先生に声をかけられてすんげーテンション上がってその試験受けたんだけど「バルフ」とかいう狼みたいな化け物をモノノケ山に行って殺してくるという試験だったんだが、バルフに会う前にいろんな化け物と出くわして死にかけで国戦に戻ってきたという思い出がある。今思うと試験で命を落とす生徒も少なくないのに授業中何度もきつくてゲロ吐いてた俺に試験の話を持ちかけてきた先生の気が知れない。 

 こんな地獄みたいなとこに俺を入学させるなんて俺の親は何を考えてるのか分からない、親父は「勇者は生活に困る事もないし老後も安心なんだぞ」っていってた。確かに国戦を卒業したあとフリーの勇者になれば気が向いたときに酒場とかにある掲示板から化け物退治かなんかの依頼の紙を見つけて遂行すれば依頼者から数年遊んで暮らせる位の報酬もらって、そしてまた数年後金がなくなってきたらまた酒場かなんかの所行って・・・てな感じらしい。それに引退したあとの年金だって信じられないくらい貰えるらしい。命が掛かってる仕事だから当たり前なのかもしんないけど・・・。けど勇者になろうとする人のほとんどはフリーの勇者になる前に死ぬかやめるらしい、それを分かってて俺の両親は俺を勇者にさせようとしてる。本当に俺が大事ならそんな事はさせないはずだ。親にとって俺は大博打みたいなもんなんだろう。まあ・・・、どうでもいいけどな。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ