闇堕ちすりゃできませんでした。③
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
特に友達もいない、教室にていも俺を構ってくれる人もいない。でも出来るだけ笑顔を絶やさないようにしいてる。
なんだこの無駄な努力。
放課後の図書室は今日も利用者はいない、さっき返却に二人ほど来ただけで今は閑古鳥が鳴いている。
仕事をする上で紫ノ宮さんと少し会話をし、その流れで少し話しをした。
誰とも話しもしたく無いと思っていたはずなのに、人と会話をする事でなんだか少し心が和らいだ。
「・・・辛そうね」
あ、やっぱわかります?
「大丈夫?」
そう聞かれると何故か急に脱力し気が弱くなる自分を感じた。
全部を知っていて今の俺を知っていて、それでも変わらず接してくれる彼女に多分俺は甘えてしまっているんだと思う。それを自覚した途端に心の中で自身を支えていた何かがぽっきり折れた気がした。
「はあ、ダメかも。・・・ちょっとしんどい。こんなに辛くなるとは思わなかった」
こんな弱音を吐くつもりもなかったのに勝手に口からどんどん出てくる。
それでもフラれ男子の情けない泣き言を真剣な表情で最後まで聞いてくれる紫ノ宮さん。どうしよ、優し過ぎて泣きそうだ。いや、もしかしらた最後にズバッとトドメを刺す気なのかも。まあそれならそれでもいっそ構わないよな。
「じゃあさ・・・」
少しの沈黙の後、俺の方に向き直り顔を寄せてきて囁いた。
「慰めてあげよっか」
もう十分慰めて貰っていると思いながら言葉を出そうとすると、更に体を近づけ俺の太ももの上に手を置いた。紫ノ宮さんは少し顔を赤くしながら笑顔では無い不思議な笑みを見せていた。
どこかで見たことのあるような表情、言葉の意味は解らないのになんとなくどういう事か理解した。
さっきまでとは違う動揺であたふたしていると、俺の手を引いて席を立った。
「こっち、来て」
手を引かれたまま図書室を出ると手際よく『オープン』の看板をひっくり返し、隣の司書室の廊下を挟んで反対側にある図書準備室に放り込まれた。
いくつかの本棚とダンボール箱が雑に積まれたその狭い空間で状況の理解が追いつかず部屋の中央に立ち尽くしていた。
入口に立つ紫ノ宮さんが背中越しに戸を閉めるとカチャンと鍵が閉まる音がした。
そして上着脱ぎながらゆっくりと距離を詰め、そのまま俺に抱きついてきた。
未だ困惑する俺は何も出来ずされるがまま。
自分の心臓が破裂するんじゃないかと思うくらいの高鳴りを感じながら、それを抑えるように全身を恐怖という感覚が覆っていた。
「私が、慰めてあげるから」
「えっ!?ちょ、あの・・・」
「だからさ、もう忘れよ」
力無い抵抗とはこういう感覚なのか、いくら声を出しても体を引き剥がそうと手を動かしても、状況を変える事ができない。
「大丈夫」
甘いねっとりとした囁きが、耳から頭の中に流れ込んできた。
突然全身の力が抜けそのまま押し倒されるような形で倒れ込んだ。
仰向けに横たわる俺の上で馬乗りになって見下ろす紫ノ宮さんは笑っていた。肩で呼吸するように興奮を混ぜながら高揚していて、その表情は頬を赤く染めニヤつくような笑みだった。
息を荒げながら口角を上げ見下ろす紫ノ宮さん、彼女はもう俺の知っている紫ノ宮さんとは似ても似つかない程の別人だった。
俺から目を晒す事無くスルスルと服を脱いでいく。たまに俺の反応に喜びながら自分と俺の服を剥いでいく。
「大丈夫、だからね?はあ、はあ、私に任せて」
いやらしさいっぱいの酷い笑みだった。
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。