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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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彼女は紫ノ宮風華でした。④

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へ先に感謝を言わせて下さい。

ありがとうございます。

 自分の胸を押し付けるように俺の腕にしがみ付き、今さっきまでの余裕の無い表情とは打って変わり以前によく見た笑顔を近づけて来た。

 その勢いに押され気が付くとまた自分の席に座っている。そして座っている俺の膝を跨ぐように乗っかり、首に手を回して何か物欲しそうな顔で見つめてくる紫ノ宮が目の前にいた。


「・・・ねえ」

「ちょ!?紫ノ宮さん!?近いから!近いからっ!」


 ああ、これだ。俺の知ってる紫ノ宮の顔だ。

 見透かすような眼差し、妖艶な表情は柔らかい笑みをしているのに何故か強い圧力を感じる。


 たくさん見てきた紫ノ宮風華の表情、にやっと笑いズリズリと腰を近づけてくる。


「あれ?久しぶりだから緊張してるの?私もね、ちょっと緊張してる、かも。でもすっごく興奮してるの。ドキドキしてる。ほら、確認してみて」


 さっきとは違う意味で息を荒らしながら俺の手を取り自分の胸に押し当てた。むにゅっとした。


 えろいえろいエロいエロい!このすっごいやわらかいものの中に心臓は無いからね!


「いやいやいやっ!紫ノ宮さん!?ちょ、待って!なんで」

「え?だっていつもしてたじゃん。こうするとこーた喜ぶし」

「いや・・・前は、そうかもだけど。でもしないから、今はしないからっ!」


 そんな不思議そうな顔しないでっ!

 ここで流されたら絶対ダメだ。耐えろ俺!がんばれ新しい俺!早く治まれもう一人の俺っ!


「風華、って言ってくれないの?もしかして・・・彼女いる?」

「いや、まあ、いないけど。紫ノ宮さ・・・」

「風華」

「・・・」

「そうだよね、こーたはいても関係なかったよね」

「いやそういう問題じゃなくてっ」

「じゃあ・・・私の事嫌いになった。とか?」

「・・・そうじゃ、ないけど」

「なら」

「いやいやいや!だからっとりあえず降りてよ紫ノ宮さん」

「風華って言って」

「・・・紫ノ宮、さん」

「・・・・・」


 そんな押し問答を繰り返えしたあと「わかった」と呟いたのが聞こえた。

 それと同時に自分の背中に手を回しパチンっと音がすると胸が少し揺れた。そのまま表情一つ変えないままワイシャツのボタンを外し始めた。


 何故かその光景を黙ってみている俺がいた。

 ピンクの花の刺繍が入った可愛いブラが見えた時、思わず体が反応してしまい、それに合わせてビクンっと体を揺らし小さく甘い声を漏らす紫ノ宮風華。そんな彼女の姿を次第に意識が遠くなるような感覚で見惚れていた。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。

あらためて皆様に感謝します。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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