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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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そしてとことん落ちていきました。①

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 夏休みが明けてすぐの校外学習を境いに青木さんとの関係が悪くなった。

 九月も中旬を過ぎた頃、この学校では一つのイベントがある。その説明の為、教卓にドンッと手を付き熱を入れて語り始める担任の日下部は実に生き生きしていた。


「じゃあ、二年になったお前らはもうわかってると思うが、今年も生徒会長選挙が来月頭に行われる。今のところ一名だけ他のクラスから立候補があるがこれじゃ無投票当選になってしまう。面白く無い。ウチのクラスも一人は立候補を出したいんだ、誰かいないかー?」


 そんなのがあるんだ。向こうの学校にもあったっけ?まあ、そんなピカピカしたイベントは俺には縁遠い話だな。

 そんな事より青木さん、どうしよう本当にどうしらいいのか。はあマジ泣きそう。


 すると元気よく何度も声を発しながら手をビンビン上げる生徒がいた。


「はいはーい、白井君が良いと思いまーす」


 は?


「白井君優しいしー、結構人気もあるみたいだしー、良いと思いまーす。是非推薦しまーす」


 俺に何度も絡んで突っかかってきた佐藤君、さっきとは大違いに良い笑顔で何言ってるの?


 男子達中心に彼に呼応するように騒ぎ始める。女子達もそれに乗っかるように次第にクラス全員で盛り上がっていた。


「おー!いいじゃないか先生も応援するぞ!じゃあやるか白井!頑張れよ!」


 担任に承認され拍手喝采の中、出馬が決定した。


 ありえない。俺の気持ちは?本人の意思は?これ、大丈夫ですか?


 翌日、放課後に生徒会室に集まり顧問の先生から選挙までのスケジュールやその進め方の説明を受けた。


「ねえ、何なのそれ。美術部にでも入ったの?」

「あー、えっと選挙用のポスター」

「は?説明が足りないわよ」


 そう言われ昨日今日の出来事を一通り話すと、大きく肩でため息を吐かれた。


「人がいいのは長所じゃないわよ?それって結局いじめじゃない!なんで反論しないのよ?」

「なんて言うか、味方が一人も居ないってゆうか先生も一緒になってゴリ押しってゆうか・・・」

「どうしてよ?青木さん・・・はそっか、今は」


 と言うわけでしょうがなく、なんです。

 どうしようもないこの受け身体質の自分がホント嫌いです。


 二日掛けて完成したポスターはその日の内に校内の至る所に貼られていた。


 そして次の日から朝と帰りは校門でポスター片手にひたすら自己アピール。

 こんなにも何度も何度も自分のフルネームを口に出したのは初めてだ。何だこれ。


 そして昼休みは各クラスに出向き選挙運動、まあ自己紹介程度の挨拶だけだけど、それを一週間掛け全クラスを回る計画となっている。


 通学中、大きい交差点の角や駅前店でたまに見る政治家さんの街頭演説、まったく興味が無くて無視していたことを思いだす。


 まさかこの年で選挙運動する事になるとは思わなかったな。マジで。


 無視される事自体慣れてるけど、こんだけアピールした上で無視されるのはまた違って喰らうものがある。頑張れ俺。ついでに世の中の政治家さん達も頑張れ、今まで無視してごめんなさい。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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