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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
81/230

俺の彼女は天使でした。⑤

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 土曜日、午前九時四十分


 来てくれるかな。約束してるし大丈夫だよね。

 忘れ物ないよね?寝癖は大丈夫かな。

 今日の服これで変じゃないかな。ベージュのパンツに白Tと青色のシャツ、色合いも平気だよね?靴も綺麗なの履いてきたし。それに茜がカッコいいって言ってくれたし大丈夫だよね。


 駅の改札口前の壁にもたれさも平然を装いながらも内心不安いっぱいでばっくんばっんの俺。


 早めに着いたはずなのに気がつくと約束の時間五分前、ヤバいもう来るどうしようと心の中では喧しいほど騒いでいた。


「早いねー。お待たせ、待たせちゃった?」

「え・・・」

「え?」

「あっ、いやっごめんっ。全然全然!全然待ってない、俺も今来たとこで・・・」


 見惚れてしまった。


 薄くピンク掛かったスカートに白T、そしてカーテンレースのようなカーディガンを羽織る青木さんについ見惚れてしまっていた。


 その白を基調にしたコーデで羽織った上着はもはや女神の羽衣のよう。いや羽だ、やっぱり天使だった!


 そしてちょっと恥じらい気味のいつもの仕草がより可愛らしさを際立たせる。これは言わなきゃ。


「す、すす、凄く。か、可愛い、ですっ」

「あ、あ、えっと、その。ありがとう」


「「・・・・・」」


 あー俺!なんでこうすっと言えないの!恥ずかしい事が恥ずかし過ぎて青木さんを困らせちゃうし!


 少し間を置いて小さく深呼吸した。

 自分の不甲斐無さにモヤモヤしていた気持ちをリセット。そして気合いを入れ「行こう!」と声を出し、青木さんを先導し改札口を抜けていった。


 俺の人生で初の彼女との初のデート、幼い体に見合って心の成長もままならない少年の一世一代の大切な一日、弓道の大会でもここまででない程の緊張と興奮で動揺し、目が回りそうになりながら必死に意識を保っていた。


 ◇◇◇◇◇


 フワフワしている。若干朦朧とするような変な感覚で食事をしていた。

 おかずに手を付けずにひたすらにお米を口に運んでいるそんな俺を、不思議な顔で見つめる茜が目の前にいた。


「どうしたの?大丈夫?お兄ちゃん」

「え?あ、うん」


 気が付いたら一日が終わっていた。青木さんと一日デートして家近くまで送って夕飯前に帰って来た。目まぐるしくたくさんの感動で過ぎた一日が一瞬のよう、そんな感じだった。


 食事を済ませ風呂に入り、少し茜と戯れてから布団に入る。いつも通り茜は秒で寝ついているけど、俺は未だ若干の興奮を残して寝つけないでいる。


 電車で四つ先のショッピングモールに行った。ここら辺じゃ一番大きい所だ。

 初めはゲームセンターで遊び、混み始める前に昼食をとった。イメージ通りだけどゆる系のキャラが好きなのか二人で頑張って二つぬいぐるみを取った。あと、パスタをすする顔や仕草が可愛い事を知った。


 その後はいろんなお店を周りただただ歩き回るだけ。これもイメージ通りだけど青木さんはフェミニン寄りの清楚系の服が好みらしい。さすが天使!


 最後に雑貨屋でお揃いのシャーペンを買って帰ってきた。


 それが、俺の人生初のデートの顛末。

 幸せ過ぎて今死んでも誰も恨まないや。


 こんな気持ち、家族意外に久しぶりに感じる。

 青木さん、まだ名前呼べないけど俺に幸せを感じさせてくれる可愛い天使。大好きです。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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