俺の彼女は天使でした。②
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
木曜日意外の放課後、俺は委員会の仕事で図書室にいる。昼休みは皆勤賞で図書館だ、もちろん仕事で。
青木さん達との絡みを惜しみながら今日も急いで図書室に向かっていた。
俺がカウンターで準備をし始めたくらいに紫ノ宮さんが到着、簡単に挨拶の言葉を掛け俺の隣の椅子に腰を降ろすと黙々と事務的な作業を進め始めた。
利用者の為の準備は万端だ。
すると利用者が続々と入って来る。利用者のほとんどは基本的に皆常連さん。その中で雛鳥のようにキャピキャピ騒ぎながら入って来る女子達が流れ作業のように俺に手を振りながら奥の大テーブルの方へ進んで行った。
こういうのはどうしても慣れない。そんなそわそわした反応で小さく手を降り返すと、なんとなく横から変な視線を感じる。これもまたいつもの日常だ。
図書委員の仕事は本を借りる者が来ないとけっこう暇だ。とは言え仕事は仕事、あまり遊ぶ訳にもいかない。やる事が無ければ本を読んでいるか、想いに耽っているか、瞑想でもしているかだ。
そういえば青木さんはテニス部だったよな、部活で毎日頑張る姿も見てみたい。
図書室は下校のアナウンスが流れたタイミングで閉めて帰るだけだけど、運動部は片付けや着替えがあるしな、とりあえず今日は正門辺りで待っていればいいかな。
そんな事を考えていると、青木さんと川崎さんが入って来た。噂をすればなんとやら。
俺を見て恥ずかしそうに手を降る姿が可愛過ぎて、つい見惚れてしまった。
あれ、手を振ってるつもりなのかな?腰辺りで手のひら震わしてるみたいでさ。あっ、走った。
「あの二人って白井君のクラスの人だよね?最近毎日来てるわね、仲いいの?」
「あ、うん。二人は親友かな、いつも一緒だから」
「じゃなくて、白井君と」
「えっ!あ、えーっと。まあ、そうだね」
俺の反応をジッと見ている。紫ノ宮さんはよく無言の圧をかけてくるよな。怖い。
「・・・なるほどね、目的は白井君か」
洞察力が凄い。なんなのこの人。テンパる。
「ん?なに?」
「あー、その。えっと・・・、青木さん、さっき手を降ってた方。俺の、彼女なんです」
「・・・・・」
あー、またこの沈黙。怖いです。
「えーーーー!!はあ!?」
びっくりしたっ!紫ノ宮さんのこんな大きい声初めて聞いた。それにこの人も動揺する事ってあるんだ。
まあ俺にあんな可愛い人、俺だってびっくりです。
そしてこの昼休みはずっと紫ノ宮さんからの拷問のような尋問が続くのでした。はぁ。
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。