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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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こんなんでも初恋でした。②

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと、貴重な評価とブックマーク、ありがとうございます(泣)

「そうかなぁ、とは思ってたんだー。彩加可愛いもんねっ」

「え、あ、うん」


 休み時間、とにかくとことんグイグイ来る。


「どうしたの?」


 何も知らない無垢な天使がやって来た。


「あっ、あー、ええーっと。白井くんのね、えーと、どんな子がタイプなの?って聞いててー」


 慌てぶりがアニメっす、青木さん。


「そうなの?へえー。で?どんな子がタイプなの?」

「えっ!?あ、えっと・・・」


 近い近い近いっ!

 俺の好きな子が近い!


「や、やや、優しい人かなぁ」

「ふーん、優しい人。だってさ結羽ちゃん」

「え!?ふうーん、そーなんだー、へー」

「それで?結羽ちゃんは?聞いたんだから答えなきゃだよね?」


 真っ赤になってる青木さんは、ちょっとごめんだけど本当に可愛いのでもう少し見てたいっす。

 あと、それわかっててイジる川崎さんも楽しそうに笑ってて。ああ、なんか癒されます。


 その日から、好きな人ネタで青木さんにはちょくちょくイジられるようになった。

 悔しいのでこっちからもちょっと反撃、そんなイジり合うような変な遊びがレパートリーに加わりより一層青木さんとの仲を深めていった。


「そろそろ教えてよ、青木さんの好きな人。こないだの小テスト俺勝ったじゃん。もう『いない』は通用しないからね」

「・・・・・」

「ねえ、誰?ヒントだけでも。お願いっ」

「・・・・・」


 また無言で赤くなってしまった。

 何これ、好きな人の事考えるだけでそうなるの?ちょっと可愛い過ぎやしませんか?


「・・・そ、そんなに知りたいの?」

「まあ、俺だけ知られてるのはちょっとズルい。応援するから、なんなら協力するよ?」


 うーんうーん言いながら更に茹で上がってるご様子。本当、反応が可愛いっすね。


「じゃあ、さ。彩加に告ってよ。そしたらちゃんと教えるから」


 え?


「いやっ!?むりむりむり!できないよ!まだ死にたくないっ」

「死なない死なない大丈夫!絶対いけるって!」

「いやいやいやっ、何を根拠にっ」

「だって仲いいしさ、彩加も白井くんの事ちょっといいなって言ってたよ?だから告っちゃおう!うんっそうしよう!」


 急に形勢逆転して気が付くとこっちが攻められていた。勢いの付いた青木さんは目をキラッキラさせながら俺の背中を押しまくる。


 俺は崖っぷちな心境なんすけど。

 背中押されたら落っこちると思うんすけど。


 この日は一日中『告れ』一択のネタで攻め続けられ、それは次の日まで続いた。


「ねえねえ、いつ言ういつ言うー?もう今日言っちゃおーよー」


 昨日から授業中ずっと隣がうるさい。

 なんかすっごい楽しそうっすね。


 自分の恋愛なんて考えた事なかった。

 仲が良くてたまに超密着する事もあるし、ドキッとした事も、夜ちょっとエッチな想像した事もある。

 けどそれだけの事。

 どこか自分はそういう事からはかけ離れた所に居るんだと思っていた。

 自分も他人も、正直どーでもよかった。


「わ、わかったよ。言うよ」


 無音でテンションがスーパーハイな青木さん。


 応援ってさ、強引に引っ張って背中ゴリ押しする事で本当に合ってます?本当に俺大丈夫っすか?

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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