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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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高校ニ年になりました。⑤

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へ先に感謝を言わせて下さい。

ありがとうございます。

 担任が仕掛けた羞恥プレイが終わった。

 ぞろぞろと皆体育館へ向かい流れるように教室を出る。


 ちらちら見られるなんとも言えないこの感じ、不快感に近いなんとも言えないこの感じ。変な胸のゾワ付きがある。

 どの波に乗ろうかとタイミングを見計らっていると、後ろから袖を引っ張られて振り返る。


 ぎゅっと俺の制服の袖口を掴んでいる女子がいた。少し俯きながら俺の腕に額を付けるように擦り寄ってくる。

 その女子がゆっくりと顔を上げた。

 長めの前髪の奥からは驚くほど白く艶やかな肌が現れ、童顔な雰囲気なのに整った顔立ちで奇跡的なバランスが取れている。そんな美女が目の前にいた。


「ちょっと運命かも」


 俺を引き止めそう言ったのは、ずっと俺をガン見していた例の女子だった。無表情で少し怖いイメージを与えるようなオーラを持つ彼女だが、俺の前でだけ少し微笑む。


 ずっと怪しげな笑みで俺を見てくる女子。

 紫ノ宮風華(しのみやふうか)だった。


 さっき自己紹介の時に思い出した。やっと気付いた、随分とビジュアルが変わっていて気付かなかった。いや気付きたくなかったのかも知れない。

 そうだな、確かに運命かもしれない。なるほど、どうしても俺は逃げられないってわけね。


 グッバイ、俺のニューハッピーライフ。


 紫ノ宮は擦り寄りそう言うと、胸を当てるように腕に抱きつき、上目遣いで更に顔を寄せてきた。そしてにこっとほほ笑むと、あの頃と同じ表情をしていた。

 息が当たるような距離でにやっと笑みを変えた後『あとでね』と耳元で囁き教室を出て行った。


 言葉を失う時、時間が止まった気がする。そして両手を広げて叫びたい。なんて日だ!

 もうこれ全然クールじゃない。なんかもう、いろいろダメだ。心臓はもうずっとトップギア、なにこれどんな状況俺?


 新しい環境に何かを期待してたキモい俺。

 想定外の展開にきょどってるキモい俺。

 結局どうしたいのかわからんキモい俺、俺!


 高校二年の初日、クールを決意もその日に崩壊。そして鬱に浸るキモい俺。


 すーーっ、はぁぁー。


 大きくため息を吐き教室を出た。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。

あらためて皆様に感謝します。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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