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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
32/230

とは言え皆可愛いと思いました。⑦

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。

 青木結羽

 俺の初恋の天使


 ちょっと言い方キモいけど、俺にとっては本当にその通りに思っている。こうやって近くで見るのは久しぶりだ。


 やっぱり凄い可愛いな、声までヤバい。癒される。

 高校になって少しキレイになった。


 目が合い驚かれた事でずっと見つめてしまっていたキモい自分に気付きちょっと反省した。


「こうやってちゃんと話すの久しぶりだね。今更、なんだけどさ。・・・やっと話せた」


 恥じらい混じりの笑顔。

 まじ天使。


「う、うん。青木さん少し雰囲気変わったね。ま、前よりもっと美人になっててびっくりした」

「え!?そ、そんなこと。・・・ありがとう、嬉しい。白井君もちょっと大人っぽくなったかも。やっぱかっこいいな、優しいとことか変わらないし」


 互いに褒めちぎり合い、互いに照れて固まる二人。黒坂がいたら『青春かよ!』なんて突っ込まれそうだ。


 それを言うなら青木さんだって全然変わらないよ、照れる時に耳元から垂れる髪をイジる癖とか昔から好きだった。ほんとどんだけ可愛いだよ。


「か、彼女できたんだね、おめでと。可愛い子だったけど後輩?今日はよかったの?」

「あ、うん。一年だって、知らなかったんだけどいいかなって思って。今日はいってらっしゃいって」

「そうなんだ・・・そっか、もっと早く話してればよかった。・・・失敗したなぁ・・・」

「え?」


 最後の方が聞き取れなかった。聞き直したけど早く戻ろうと背中を押されて聞けずに部屋に戻った。


 部屋の中では曲を流しながらまた山本と吉野がケンカなのかイチャイチャなのか相変わらず騒いでいた。


 山本って櫛川さん狙いじゃないの?どーでもいいけど。

 ラブコメしてんなぁ。これが王道だよな。

 そんでもってこっちはもはやコメディではない、ミステリー、いやサスペンスだ。


 席に座ると刺さる様な視線があった。

 紫ノ宮がガン見している。青木さんと一緒に戻って来たからだろう、さっきまでより酷いキツい。


 殺人光線を浴び続けながらも、耐えて耐えて耐え抜いた俺に、はい拍手。


 時計を見ると四時を回っていた。予定よりは少し早いけどここで退散することにした。と言うか正直もう限界、俺のHPは点滅している。

 そして残るみんなにごめんなさいと伝えると皆笑顔で手を振ってくれた。その片隅で小さく手を振ってくれる青木結羽、まじ天使。


 「また行こうな」とか次を期待しちゃうじゃんか。


 これまでにはなかった『普通』が目の前にある。

 若干一名の異質物には触れない様にして、なるべく視界に入れない様にそーっとドアを閉めた。


 時間はまだ余裕あるし、のんびり行こ。

 とりあえず会計、一人分いくらだっけな。


「待って」


 部屋を出て廊下を少し進んだ所で声をかけられた。同時に冷や汗が流れた。背後にいる者が声だけでもわかった。

 普段よりは少し大きい声だが、女子の声なのにもの凄く太く低く、点滅していた残りのHPを丸ごと持っていかれたような恐怖を感じた。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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