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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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高校二年になりました。③

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へ先に感謝を言わせて下さい。

ありがとうございます。

「ああ、帰りたいなぁ。もう帰りたい。帰りたい」


 端の席なら空でも見てればいいけど、ここ目のやり場に困るしうるさいし。最悪。

 目的もなく雑にスマホをいじりながら、もっとゆっくり来ればよかったと後悔した。


 あー、ちなみにさ、右の女子達それと後ろの女子達、さっきから俺の事あれこれ聞こえてますよ。あ、それ悪口っすねー。

 知ってっから、自分でもわかってっから。何もしらないヤツに暗いだのキモいだの言われるの慣れてはいるけどイラっとはするからね。ほらっ、さっき俺を可愛いって言っていた人、早くフォローして、早く。そろそろ泣くよ?まじで。


 何も聞こえていないフリをしながらふと前を見ると一番前の席の女子と目があった。すぐに目を逸らしたが、ギアを上げた俺の心臓は止まらない。冷や汗とともに。


 あれ?あれー?んんー?なんか、、、いや違うね、絶対違う。てかさ、めっちゃガン見して来るんですけどー。は?何何何?なんかちょっと笑ってるしめっちゃ怖い。怖い怖い怖い、怖いです。これ多分目が合ったら死ぬやつ。


 手元のスマホに集中し何も気が付かなかった事にした。


 それでもまだ彼を見続けているその女子は、机に肘を立てた手のひらに真っ白で小さい頬を乗せながら後ろを眺めている。

 切れ長の目を更に細くし柔らかく微笑んでいるが、優しさよりはいやらしさの方が似合う笑みで自分の肩越しに見続けている。


 居心地の悪い空気に満たされた空間はすぐにチャイムが掻き消してくれた。

 取り囲む様に周りの席は何故か皆女子、あとは男女が点々と上手くバラけて座っている。


 さすがに偶然だよね?悪意ないよね?


 一番前のアイツまだ見てる。本当に怖い、なんなのマジで。こっからだと顔半分くらいしか見えないし髪で隠れてよくわからない。

 もしかして知ってるヤツ?ははっかもな。なるほどそう簡単にリトライはさせてくれないってわけね。

 神様とかもしいるならぜひ一発お見舞いしてやりたい。


 チャイムが鳴り止むと担任と思われる女性が入って来た。


「今日から私桜井がこのクラスの担任となりました」


 ニコニコと優しそうな女性。二十代だろうか若く見える、ゆっくりというかおっとりというか、そんな喋り方で簡単に自己紹介し今日明日の大まかなスケジュールとこの後の始業式の連絡事項などを説明した。


 よし!おーけー計画通り。さっすぐに始業式行こう!さっ行こう!行って終わってすぐ帰ろう!


 じゃあ、と担任は言い出す。満面の笑みで。


 一瞬身震いした。俺のステルスアンテナは繊細な空気の変化も逃さない。


 シグナル、レッドを捕捉。


「いつもの事だけどさ、恒例だよね?クラス替えしたし一応あらためて、ね。それにこれをやらなきゃ始まらない人、実はいるんだよねー」


 どうしてそんなに俺を見てるんですか?

 何故こっち見てニコッとしてるんですか?

 先生、知っていますか?優しさって掛け方間違えるとイジメになるんですよ?まじで。


 そして、自己紹介リレーが始まった。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。

あらためて皆様に感謝します。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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